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スペースファンタジー小説「EP列伝」の著者が、日常のとりとめもない話題を書くブログです。

たった1m、それでいて永遠に届かない・・・

2006-07-17 22:11:01 | Weblog
道端で2cm程の黒い甲虫が踏まれて絶命していた。
あと1m先には安全な緑地があったが、その甲虫は二度と動くことはない。

これを見て虫のはかなさを改めて思った。
彼らに心はあるのだろうか?痛みは感じるのだろうか?
一寸の虫にも五分の魂と言うが、永遠の謎である。

よく昆虫は地球で最も繁栄していると言われている。
世代交代が早く環境の変化にも耐え、進化も早い。
また、アリやハチなどは集団生活をしており独自の会話もしている。
さらに、ホタルの蛍光物質や微小モーターなど人間の研究にも役立っている。

1匹1匹は弱いが、圧倒的な数で生き延びる戦略を選んだ虫はある意味
したたかなのかもしれない。
ただ、大規模開発など人間の活動は、虫たちへ適応範囲外の影響を及ぼす。
同じ地球に生きるものとして、共存共栄を図る必要がある。

「一言」
久しぶりにお腹を壊した。苦しかった。