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EP-mode

スペースファンタジー小説「EP列伝」の著者が、日常のとりとめもない話題を書くブログです。

太陽系の惑星

2006-08-23 22:52:25 | 宇宙
国際天文学連合が提出した定義に批判が集中して、
逆に冥王星が惑星から外される可能性が出てきた。

もともと冥王星は惑星かどうかの議論があったが、
アメリカの強い要望もあり惑星として認められてきた。

惑星の数が増えるという話から一転して減る話になったが、
今後のアメリカの対応が注目される。


・・・何だかなー。
まあ、色々な思惑が渦巻いているのは分かるけど、
昔から人類は保守的で天動説を唱えていた頃と変わっていない気がする。
その一方で、太陽系はもっと惑星があると興味深い意見も多く存在する。

個人的には最初の定義に賛成で、次々と増えていけば良いと思っていたが、
それは夢と消えそうだ。

まあ、今回の話題で人々の目が宇宙に向いたのは良いことである。
一緒に公開されたイラストで地球の大きさを見て、
争いの無意味さを一人でも感じることができれば意義あることであった。

アストロアーツ~ニュース特集・太陽系再編

「一言」
トップのイラストで、地球はどれか分かりますよね?!

不思議な夢

2006-08-14 22:22:08 | 宇宙
この前、また不思議な夢を見た。
その夢は、巨大な建物で種族が異なる異星人と銃撃戦をしていた・・・。
最初は別の夢を見ていたはずだが、いつの間にか異星人に代わっていた。

この夢を見てふと思った。
「ひとつの惑星で、見た目は全然異なるが同じくらいの知能を持つ別種族は
共存できるのだろうか」

答として、単純に考えて3つのパターンが思い浮かぶ。
一つめは、共存など出来ず、どちらかが滅亡するまで覇権を争う。
二つめは、激しく長い戦いの後和睦し、不可侵の境界線を引き共存する。
三つめは、姿形に囚われずお互いを友好的に受け入れ、棲み分けなどせず共存する。

これは簡単な例で、実際には住んでいる環境や食料、技術などが複雑に絡むが、
基本的な考えとしてあげてみた。

はたして、これが地球だったらどうだろうか。
世界の紛争を見れば、一つめではとまず思い浮かぶが、
これも対象となる種族により異なる。

例えば、恐竜が進化したヒューマノイドや映画のエイリアンだったら戦いを選ぶし、
イルカやイヌみたいなのが知能を持っていたら、支配下におこうとするだろう。
また、人類にない技術を持っていたら、
懐柔策をとり隙あらば盗み取ろうとするだろう。

今人類は地球を支配しているが、研究によると、
数百万年後には人類とは違う生物が地球の支配者になっているとのこと。
人類とは何か考えた夏の日であった。


「一言」
今日の熊工の試合はシビれた。3回戦もファイト!

宇宙の話題

2006-07-28 23:25:08 | 宇宙
土星探査機カッシーニが撮影した、
土星の衛星タイタンの最新画像が公開された。
写真を見るとまるで地球のような地形だ。
恐らくメタンが水の代わりをしているといわれ、
メタンの泉が見られるかもしれないという。
また、弱い霧雨が降っていることを、
研究グループが突き止めたそう。
暫くはタイタンから目が離せない。

アストロアーツ内天文ニュース


           太陽系外の惑星発見数が200個の大台に達したそうで、
           ますます生命への期待が高まる。
           これまで発見された惑星は、
           とても生命が生きていけないような過酷なものが
           多かったが、別の観測法でも成果を上げつつあり、
           これからの観測に期待が持てる。

           アストロアーツ内天文ニュース


「一言」
今月号の「ムー(学研)」総力特集は、その真偽はともかくとても面白かった。
            
 

宇宙の拡がり(2)

2006-03-06 22:25:55 | 宇宙
今日は啓蟄。
虫が暖かさを感じ穴から出てくる日である。

ところで、超巨星に惑星形成の途上と見られる「ちりの円盤」を見つけたと
米の研究チームが発表したそうである。

詳しくはリンク記事を見ていただきたいが、これまで寿命が短く惑星は出来ないと
言われていた超巨星で惑星形成の兆候が観察された意義は大きい。

それにしても恒星デカすぎ!ぜひイラストをじっくり見て下さい(^^;)

アストロアーツ内ニュース


「一言」
先月の更新はおよそ縦3本だったので、今月は斜めにしようかと思ったが、
早々と断念した(汗)。

宇宙の拡がり(1)

2006-02-15 23:23:51 | 宇宙
ご存じのように、地球の直径は約1万2千kmで赤道付近の円周は約4万kmであり、
多くの方が地球を何周もしている計算になるはずだ。
また、月までの距離は約38万kmで、海外に行かれる方やよく車に乗られる方は
簡単に到達しているに違いない。
(ちなみに、時速200km/hの新幹線で約80日かかる)

これが太陽になるとそうはいかない。太陽までの距離は約1億5千万kmもあり、
新幹線だと時速200km/hで85年以上かかる。
(ちなみに、新幹線500系の300km/hだと57年くらい)

この太陽から地球までの距離を1天文単位(AU)としているが、
太陽から冥王星までの平均距離は39.5AU(約59億km)である・・・。
(NASAが先月探査機を打ち上げ、2015年夏に到着予定)

太陽系はさらに、短周期彗星の巣といわれる
エッジワース=カイパー・ベルト天体(30~50AUくらいまで)、
長周期彗星の巣といわれるオールトの雲(1万~10万AU)まで拡がっており、
その規模にただ圧倒される。
(最近、カイパーベルト天体で第十惑星発見かと話題になっている)

「一言」
数値は宇宙の大きさを知るために使っただけで、大まかな数値です。 

火星年(どし)のススメ

2005-10-31 22:38:27 | 宇宙
(HP連動企画:冗談編)

「今お幾つですか?」と聞かれ、答えるのに抵抗を感じる方も多いと思う。
特に女性は、聞かれたくないし言いたくもないのではなかろうか。
そこで、年齢を太陽系の惑星歴で答えてみてはどうかという提案である。


以前、HPの「EP的お話」に書いたが、火星の公転周期は地球の約2倍なので、
例えば30歳の人が年齢を聞かれ答えたくないときは、
「火星歴で15歳です」などと答える。

こう答えると、相手は大抵
「はい?なにそれ」と聞いてくるので、
「あ、いえ火星の一年は地球の倍ですので火星歴で答えるようにしています」
などと言ってみて、相手に計算させつつ年齢の話はタブーですよと暗に釘を刺す。

逆に、高齢の方は内惑星を言えば年を自慢できるので、例えば百歳の方は、
「今年、金星歴で160歳になります」と答え驚かれるのも一興だ。

また、応用編として、火星歴が広まり、わざと冷やかしで聞いてくる人がいたとしよう。
そういった人たちには、より遠い外惑星歴で答えてみるといい。
「火星歴で年齢言うんだって?いま何歳?」
「木星歴で2.5歳よ」とか、
「海王星歴で0.18歳よ」
などと答え、
「私に年齢を聞くなら惑星の公転周期ぐらい覚えておきなさい」
と言ってやる。

発想を変えこれまでの常識を壊すのは、新たな発見と気分転換になる。
冗談を真面目に考えてみるひとつの例として書いてみた。


HP連動企画ということで、HPの方に惑星年算出(エクセル)をUPしておいた。
興味がある方は一度試されてはどうでしょう?

HP内-趣味のページ~惑星年算出

「一言」
いま火星が大接近中!夜空を眺めてみてはいかが?

打ち上げ成功!

2005-07-27 23:37:11 | 宇宙
昨日、スペースシャトル「ディスカバリー」は打ち上げに成功した。

久しぶりにリフトオフの映像を見たが、あれだけの重量を
宇宙まで運ぶパワーの凄さを改めて感じた。

シャトルは高度約230キロで地球周回軌道に入り、
数日後には地上約400kmの国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングする。

400km?ここで大気について調べてみた。
対流圏・・・0~9/17km
成層圏・・・9/17~50km
中間圏・・・50~80km
熱 圏・・・80~800km

久しぶりに懐かしい単語にであった(^^)。
なるほど、シャトルやISSは熱圏に浮いているのか。
(実際は遠心力と地球の重力の関係で釣り合っている状態。
 →地球に落下し続けている状態→無重量状態)

でも熱圏は大気圏では?
そこで宇宙について調べてみる。
「高度80km以上を宇宙と呼ぶ」と書いてある。
?大気圏であり宇宙である?
よく解らないが、そう定義付けしてあるものなんだと解釈する。

それにしても、地球は大きいなと思う。
高度2~300kmといえば、日本地図で九州を垂直に立てた高さである。
その高さはもう宇宙で、逆にそれだけ大気の層は薄いといえる。

ちなみにオゾン層は成層圏に含まれる。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)~宇宙の環境

「一言」
無事に帰還するのを祈ります。

惑星発見!

2005-07-16 23:31:06 | 宇宙
太陽系外惑星が少しずつ発見されてきているが、そのたびに常識外の内容で驚かされる。
今回もYahoo!ニュースに、3個の太陽がある惑星が発見されたとあった。

今回発見された惑星は木星型惑星で、中心となる恒星の周りを3.35日で公転!しているという。
それにしても、仮想衛星からの想像イラストを見ていると夢が膨らみ楽しい。

リンクが貼ってあったNASAのページに、アニメーションと大サイズのイラストがあるが、
星の位置関係が分かり興味深い。

主星の周りを回る二つの恒星。その主星のすぐ近くを高速で回る惑星。
更にその惑星の周りを回る仮想衛星。
映像が好奇心をくすぐり、そこから見たイメージが脳裏に浮かぶ・・・。 

Yahoo!ニュース
NASA
(リンク切れの前にお早めに♪)

「一言」
常識は壊れるためにある。