人生は邂逅なり

新たな出会いを求めて

★3月の「日本野鳥の会」今津干潟探鳥会

2018年03月04日 | 野鳥

先月2月25日のブログで越冬中のツマグロヒョウモンの幼虫がはいだしてきたことをお知らせしましたが、その幼虫が本日の朝9時ごろさなぎになりました。日にちがたつと黒い体に銀色の棘があるヘビメタ風の特徴が現れますが、さなぎになったばかりは体も棘も茶色っぽいようです。また、さなぎの個体は少し小さく、羽化した時も夏場に現れる蝶よりも小さいそうです。


前回2月の「日本野鳥の会」福岡支部の今津干潟の探鳥会は、福岡管区気象台も「大雪に関する緊急発表」を公表し、この冬一番の強い寒気が流れ込み烈しい風雪のため欠席したのですが、びっくりすることにちゃんと開催したとのことです。さすが鳥好きの皆さんです。
本日は3月の探鳥会に参加してきました。天気に恵まれ、参加の会員もざっと40数名の参加です。早速全国に渡来するが数は少なく珍鳥のハチジョウツグミを観察しています。


自己紹介と鳥の情報を話して探鳥会が始まります。わたしも自己紹介のとき2月17日に出会った、キクイタダキの話をさせていただきました。また、前回の探鳥会で私の名前を呼んでくださった方は森さんとしいう方で、名刺をお渡ししてご挨拶ができました。


今津干潟での探鳥会に幾度となく参加されているベテランの方たちは、場所・時期などから、どこにどの鳥がいるかは大体把握できるとか・・・・


参加の皆さんは、コーワやニコンという立派な望遠鏡を担ぎ、首から双眼鏡というスタイルです。大きな望遠カメラを持っている方もいます。


皆さんの話し声を必死で聞かないと、どんな珍しい鳥がどこにいるのか、自分ではまだまだ見つけられません。




上空には、白っぽいミサゴが盛んにボラを狙って2匹で旋回しています。「チョウゲンボウとハヤブサ‼」との声がしましたが、結局は見られずじまいです。しかし、猛禽類の鳥はかっこいい・・・・


福岡県の古い呼称である筑紫の名がついた鴨のツクシガモは、今津では普通に観察できる鳥ですが、他の地域では絶滅危惧種にも指定されている珍鳥だそうです。1羽での写真は「日本野鳥の会」フォトギャラリーより




たくさんの可愛いシギやチドリの仲間がお昼寝中です。4月頃になると北の方へ帰っていきます。


午前9時からお昼時まで3時間の探鳥会もそろそろ終わりです。


最後は「鳥合わせ」というものを行います。観察(鳥の鳴き声も含みます)した鳥の種類と数を皆さんで合わせていきます。


今日は「鳥合わせ」の結果61種類というたくさんの鳥たちが観察できたそうです。今回もいろいろ鳥の居場所を教えてもらったにもかかわらず、半数程度しか確認できませんでした。声や姿を観察して、図鑑と照らし合わることを何回も経験しないと・・・・