1年間に20%利益を出すためのシュミレーション
2011年のデータを使って100万円で20万円を生み出せるのか
シュミレーションを行ってみました
まず、条件を設定します
対象銘柄を東証一部銘柄とし
投資資金を100万円として、更に3つのユニットに分ける
発生日の寄り付き(=始値)で仕込み
手仕舞の判断は5日移動平均線のオンザラインの翌日の寄付値
投資銘柄が多くある場合は、A・B・C・Fの順番に決定する
ランクが同じ場合は、従前より継続して発生している銘柄とする
以上の考え方でシュミレーションを行った結果は以下のとおりとなりました
売買した銘柄数は、延べ39銘柄
手仕舞までに要した平均日数は12.1日(土日を含む)
平均上昇率は2.7%
総利ざやは244円となり、利益額は244,000円となりました
このことから、100万円の投資金額に対しての運用は24.4%の利益となります
よって、20%の利益が得られたことが証明できました
但し、シュミレーションを行うことによって判ったことは
39の売買銘柄の内
23の銘柄が利益を出し
2の銘柄がプラスマイナスゼロの引き分け
14の銘柄が損失を出しました
特に、損失を生み出した時期です
陰に転じた8月以降は、12回の損切りとなっており
陽転の時期の2回に対して大きな差があることが実証されました
また、1~6月までの累計利益が264,000円ですから
陰転以降は、利益はマイナスとなっていることにも注目が必要です
このことから
陽転の時期に確実に利益を出し
陰転の時期は、無理をせず「休む」というやり方が良いのではと考えられるところです