今回はいわゆる酷道として名高い「石榑峠」区間を走る国道421号をまとめます。とはいいつつ、酷道区間であった「石榑峠」には数年前に長大トンネルが完成し、今は逆に峠区間が最も走りやすくなりました。
その国道421号を三重県側から進みます。
南山名古屋…高針(名古屋高速2→R→5)名古屋西JCT(東名阪道)桑名
421号の起点部は桑名市市街地に近い国道1号との交点ですが、今回は桑名市郊外の桑名インターから進みます。
国道421号下り星川付近。この付近はまだ市街地に近く沿道型商業施設が多い。
すぐに片側1車線になり、流れは悪くなる。直進が「関ヶ原」なのは、しばらくR421が右左折するため。
弁天橋西交差点で右折し、東員町内の市街地をバイパスで抜けます。
この付近までくると、関ヶ原方面の山々が近くに見えてきます。
石榑トンネルまでの三重県側区間は、田舎でありながら、沿道に店舗も多く、だらだら進む感じです。
しばらく画像を中心にまとめます。
直進方向にいまだに「近江八幡」の文字はなく。しかも先ほどまでは「関ヶ原」の文字があったのに。完全なローカル国道です。
ようやく「近江八幡」の文字が。この辺はあまり統一されてないが、それよりも元々滋賀県との流動は少ないのだろう。
いなべ市大泉新田交差点で本線は右折します。
いなべ市役所付近。また「近江八幡」の文字が。
再度左折し員弁川を渡ります。
ここでようやく365号と交差します。
この国道365号もまた意外と距離の長い路線で、石川県と四日市を結んでいる。特に関ヶ原~四日市間は、三重県中部から
北陸側への最短ルートとなっていることから、抜け道として利用する方も多い。但し北陸側は未改良区間も長く、実際に使えるのは
上記区間くらいだろう。
高速道路網が発達しても、こういう意外な需要は多いのに、改良が進んでいない場所は全国に多い。確かに東海環状西回りが開通
すれば、三重県中部と北陸間の所要時間は大きく短縮するだろうが、どうしても環状道路ゆえの特性で迂回ルートになってしまう。
石榑下交差点。いよいよ「石榑」の文字が。
県境の山々が近くなってきた。
石榑北交差点で国道306号と交差する。306号の県境は冬期閉鎖。
国道306号は津と彦根を結ぶ路線で、三重県側は内陸沿いに進み、鞍掛峠が県境となる。鞍掛峠は改良が行われていない。
いよいよ石榑峠への峠道となります。今のところ積雪はありません。
まだまだ近江八幡までは距離があります。
改良工事により登坂車線も設置されかなり走りやすくなっています。
石榑トンネル。このトンネルが三重・滋賀の県境です。
石榑という地名は三重県側に多くありましたが、石榑という名前の山はなく、その由来は少し気になります。
ただ、調べていると元々東海道新幹線は米原ではなく、石榑峠を超えて京都へ向かう計画があったとのこと。
確かに地図を眺めていると、名古屋からほぼ西へ直進するとこの付近で鈴鹿山脈を超えるルートになり、工期に余裕があれば、
名古屋~京都間のルートは大きく変わっていたのかもしれません。
なお、三重県と滋賀県を結ぶ通年利用ができる一般道はこの石榑峠と国道1号鈴鹿峠だけで、特に三重県中部と、滋賀県湖東地方との
利便性は大きく向上したと思われます。
トンネルを抜けるとそこは「雪国」だった。滋賀県東近江市に突入します。
雪国というには大げさですが、三重県側にはまったく積雪がなかったのに、滋賀県側では積雪がありました。やはり滋賀県は
日本海側の気象状況を強く受ける地域なのだと改めて感じました。
新幹線で京都から名古屋へ向かっていると、少しすると降雪地域となり、濃尾平野に出ると快晴ということが冬期には多くありますし。
滋賀県側も改良が進んでいるように見えますが・・・・。
しばらくすると未改良区間になります。交通量が少ないので問題はないですが。
永源寺に近い区間は現在拡幅工事が行われていて、今後三重県側と同じように走行しやすくなると思われます。
八日市の市街地に近づくと、少しずつ交通量は増えて行きます。
彦根へはここで右折する方が早いです。
名神八日市インター手前。名神は八日市を境にネクスコ中と西の境界となります。
この先八日市の中心部となり、流れは非常に悪くなります。
予定では少し時間があったので、湖岸まで出てのんびり琵琶湖沿いをドライブしようと思っていたのですが、
この付近から降雪がかなり強くなり、また、八日市の渋滞にうんざりして、8号を彦根方面へ進みました。
滋賀県は京都寄りを中心に近年人口が増加している全国でも珍しい地域ですが、道路インフラが人口増加に追いついておらず、
全国でも渋滞の最もひどい地域の一つと私は思っています。新名神が開通しても、滋賀県内の交通量はまだまだ多く、特に草津以西
の区間は名神だけでも9万台程度の交通量があるのは、一般道の整備が遅れていることも起因していると思います。
景色の良さから滋賀県内を南北に走る際は湖岸を使うことも多いですが、琵琶湖大橋付近を中心に渋滞も多く、早く移動したい場合は
名神を使う頻度が高いのもその影響だと思います。
この石榑峠改良は三重県中部~滋賀県湖東地方間というピンポイントの利用には有効だと思いますが、例えば名古屋から琵琶湖への
最有効ルートということでもなく(特に桑名インターからのアクセスの悪さや、八日市市街の混雑から)、時間があって、高速代を
少しでも浮かしたい場合の選択肢の一つにはなるかな?程度のルートだと思います。
それでも一般道で三重県~滋賀県を結ぶ新しいルートが完成したのは、とても喜ばしいものだと思います。特に今後永源寺付近のバイパス
事業が進めば、その効果は更に広がるものだと思います。
国道421号終点の近江八幡市友定町交差点。国道8号との交点です。
前述のように、最初は少し湖岸を走る予定でしたが、降雪がひどかったので、ここで右折して彦根まで8号を走りました。
予想はしていましたが、8号はいつものように裏切らないような渋滞で、ここから彦根インターまで1時間かかりました。
さすが、滋賀県の大動脈、渋滞は基本のようです笑。
以上、今回はここまでです。
その国道421号を三重県側から進みます。
南山名古屋…高針(名古屋高速2→R→5)名古屋西JCT(東名阪道)桑名
421号の起点部は桑名市市街地に近い国道1号との交点ですが、今回は桑名市郊外の桑名インターから進みます。
国道421号下り星川付近。この付近はまだ市街地に近く沿道型商業施設が多い。
すぐに片側1車線になり、流れは悪くなる。直進が「関ヶ原」なのは、しばらくR421が右左折するため。
弁天橋西交差点で右折し、東員町内の市街地をバイパスで抜けます。
この付近までくると、関ヶ原方面の山々が近くに見えてきます。
石榑トンネルまでの三重県側区間は、田舎でありながら、沿道に店舗も多く、だらだら進む感じです。
しばらく画像を中心にまとめます。
直進方向にいまだに「近江八幡」の文字はなく。しかも先ほどまでは「関ヶ原」の文字があったのに。完全なローカル国道です。
ようやく「近江八幡」の文字が。この辺はあまり統一されてないが、それよりも元々滋賀県との流動は少ないのだろう。
いなべ市大泉新田交差点で本線は右折します。
いなべ市役所付近。また「近江八幡」の文字が。
再度左折し員弁川を渡ります。
ここでようやく365号と交差します。
この国道365号もまた意外と距離の長い路線で、石川県と四日市を結んでいる。特に関ヶ原~四日市間は、三重県中部から
北陸側への最短ルートとなっていることから、抜け道として利用する方も多い。但し北陸側は未改良区間も長く、実際に使えるのは
上記区間くらいだろう。
高速道路網が発達しても、こういう意外な需要は多いのに、改良が進んでいない場所は全国に多い。確かに東海環状西回りが開通
すれば、三重県中部と北陸間の所要時間は大きく短縮するだろうが、どうしても環状道路ゆえの特性で迂回ルートになってしまう。
石榑下交差点。いよいよ「石榑」の文字が。
県境の山々が近くなってきた。
石榑北交差点で国道306号と交差する。306号の県境は冬期閉鎖。
国道306号は津と彦根を結ぶ路線で、三重県側は内陸沿いに進み、鞍掛峠が県境となる。鞍掛峠は改良が行われていない。
いよいよ石榑峠への峠道となります。今のところ積雪はありません。
まだまだ近江八幡までは距離があります。
改良工事により登坂車線も設置されかなり走りやすくなっています。
石榑トンネル。このトンネルが三重・滋賀の県境です。
石榑という地名は三重県側に多くありましたが、石榑という名前の山はなく、その由来は少し気になります。
ただ、調べていると元々東海道新幹線は米原ではなく、石榑峠を超えて京都へ向かう計画があったとのこと。
確かに地図を眺めていると、名古屋からほぼ西へ直進するとこの付近で鈴鹿山脈を超えるルートになり、工期に余裕があれば、
名古屋~京都間のルートは大きく変わっていたのかもしれません。
なお、三重県と滋賀県を結ぶ通年利用ができる一般道はこの石榑峠と国道1号鈴鹿峠だけで、特に三重県中部と、滋賀県湖東地方との
利便性は大きく向上したと思われます。
トンネルを抜けるとそこは「雪国」だった。滋賀県東近江市に突入します。
雪国というには大げさですが、三重県側にはまったく積雪がなかったのに、滋賀県側では積雪がありました。やはり滋賀県は
日本海側の気象状況を強く受ける地域なのだと改めて感じました。
新幹線で京都から名古屋へ向かっていると、少しすると降雪地域となり、濃尾平野に出ると快晴ということが冬期には多くありますし。
滋賀県側も改良が進んでいるように見えますが・・・・。
しばらくすると未改良区間になります。交通量が少ないので問題はないですが。
永源寺に近い区間は現在拡幅工事が行われていて、今後三重県側と同じように走行しやすくなると思われます。
八日市の市街地に近づくと、少しずつ交通量は増えて行きます。
彦根へはここで右折する方が早いです。
名神八日市インター手前。名神は八日市を境にネクスコ中と西の境界となります。
この先八日市の中心部となり、流れは非常に悪くなります。
予定では少し時間があったので、湖岸まで出てのんびり琵琶湖沿いをドライブしようと思っていたのですが、
この付近から降雪がかなり強くなり、また、八日市の渋滞にうんざりして、8号を彦根方面へ進みました。
滋賀県は京都寄りを中心に近年人口が増加している全国でも珍しい地域ですが、道路インフラが人口増加に追いついておらず、
全国でも渋滞の最もひどい地域の一つと私は思っています。新名神が開通しても、滋賀県内の交通量はまだまだ多く、特に草津以西
の区間は名神だけでも9万台程度の交通量があるのは、一般道の整備が遅れていることも起因していると思います。
景色の良さから滋賀県内を南北に走る際は湖岸を使うことも多いですが、琵琶湖大橋付近を中心に渋滞も多く、早く移動したい場合は
名神を使う頻度が高いのもその影響だと思います。
この石榑峠改良は三重県中部~滋賀県湖東地方間というピンポイントの利用には有効だと思いますが、例えば名古屋から琵琶湖への
最有効ルートということでもなく(特に桑名インターからのアクセスの悪さや、八日市市街の混雑から)、時間があって、高速代を
少しでも浮かしたい場合の選択肢の一つにはなるかな?程度のルートだと思います。
それでも一般道で三重県~滋賀県を結ぶ新しいルートが完成したのは、とても喜ばしいものだと思います。特に今後永源寺付近のバイパス
事業が進めば、その効果は更に広がるものだと思います。
国道421号終点の近江八幡市友定町交差点。国道8号との交点です。
前述のように、最初は少し湖岸を走る予定でしたが、降雪がひどかったので、ここで右折して彦根まで8号を走りました。
予想はしていましたが、8号はいつものように裏切らないような渋滞で、ここから彦根インターまで1時間かかりました。
さすが、滋賀県の大動脈、渋滞は基本のようです笑。
以上、今回はここまでです。
国道421号を最近よく利用するようになりました。西尾張地区と大津市内を往復しています。
421号を使うことで、
1)クラブハリエ・たねやの 近江八幡の本店や、新しくできた新店にも立ち寄ることが出来るようになりました。
2)同じ 近江八幡に、木下養鶏所(有)ってのを見つけました。鶏卵を直売しています。これが、めっぽう色がよく、そして味が純。MSサイズ 300円で、13ヶ程を赤い網に入れてくれます。午前中に行かないと売り切れてしまいます。
クラブハリエもこれ使ってるのかも・・・と思う程、気に入っております。
ご機嫌よろしゅう