4月21日(月) 晴れときどき曇り
あおもり桜マラソンの完走記をぼちぼち書いていきますが、前日の様子はすでにさらっと書いているので重複することもあるかもしれません。その点、ご容赦。
まずは例によって「そのゼロ」から書きます。
***完走記-そのゼロ***
札幌の実家に1週間ほど滞在して枯れ枝、枯れ草の処理などをしていましたが、天気がパッとせずあまり走れなかったのがやや誤算だった。でも本番数日前にジタバタしてどうにかなるわけでもないのでさほど気にせず。
アクセスは、札幌から東京都区内までの乗車券と、北斗10号、はやぶさ34号の指定券で新青森まで行き、翌日マラソンを走ってから、はやぶさ60号で首都圏まで戻るというもの。ジパング倶楽部割引で20000円強。
札幌の実家から帰るついでにマラソンを走るのだから、交通費としてラン資金を出す必要はないという某党の政治資金のような言い訳である。
さて、土曜日の朝に実家を出発、苗穂駅まで行き、各停と快速エアポートを乗り継いで南千歳駅へ。札幌駅から特急北斗10号に乗らないのは、南千歳駅で駅弁を買いたいのと特急料金を少しでも安くするためである。
南千歳に到着して売店を除くと、お目当てのホッキめしがない。おばさんに聞いたところ現在製造休止とのことでガックシきてしまった。代わりにカニめしを買って、北斗10号に乗ってから食べた。
苫小牧、室蘭、噴火湾沿い、八雲、森を通ってから新函館北斗駅に到着。ここで乗換えまで20分ほどあったのでまた売店で駅弁を物色するが、あてにしていた鰊みがき弁当もなく他にも大したものはなかった。仕方なく根ぼっけバッテラ鮨にし、おにぎりとザンギサンドなるものも追加した。万一新青森駅前で何も買えなかった場合の対策だ。
はやぶさ34号で新青森駅に到着。意外に駅構内は賑やかで、コンビニ、お土産店、喫茶店などに人が集まっていた。駅の外に出ると、ボケの花がチラホラ咲いているだけで桜の花は全く見られず。
ホテルは駅から徒歩3分の新青森駅前の東横インである。16時過ぎにチェックインして荷解きをした後、地図で近隣をチェックするとラーメン屋を発見。あまり空腹ではなく夕食用のバッテラ鮨を用意済みだが、ちょっと興味があったので行ってみることにした。
10分ほど歩いてラーメン店・大地に到着。その道すがら丸亀製麺、ケーズデンキ、半田屋など有名チェーン店も見つかり、意外に都会(失礼)なのだなと感心した。
さて、その大地に入った。結構種類があって迷ったが、リーズナブルに思えたあおもりブラックを注文した。この店の売りは、麺類を注文すると+50円でライス食べ放題になること。米高騰の折り、何ともうれしい話ではあるが、バッテラ鮨が頭に浮かんで注文せず。
そしてもう一つ痛恨のミスは、ホテルにスマホを置いてきてしまって写真を撮れなかったことだ。ブロガー失格です…
そのあおもりブラック、なかなか美味しかった。800円(だったか)と今や安めながらスープも叉焼も美味しくて来年も青森に来るならライスを付けて大カーボパーティでもやりたいと切に思うのだった。
さて、ホテルに戻ってから明日の準備としてゼッケンを付け、ウェア類やシューズをチェックした。忘れ物なし。
そして天気予報をチェック。数日前までは午前中は雨との予報が多かったが、雨雲がやや南に逸れそうで、10時頃には止むと確信した。実はこうなると予想して、レインポンチョは持参しなかったのだ。
夜はヤクルト-巨人戦を見ながらバッテラ鮨を食べ、ノートPCで宿題をやっていた。我がスワローズ、3-0で勝っていたのに結局負けるんだな… シャワーを浴びて22時過ぎに就寝。
マラソン当日は5時半に目が覚めてしまった。雨音が聞こえ、窓から外を見ると結構な本降りであった。本当に10時には止むのだろうなとテレビなどでチェックしたが、ちょっと微妙な感じ。とりあえず折り畳み傘は持っているので会場までは何とか濡れずに行けるとは思った。
ザンギサンド、おにぎりの朝食。そしてキレートレモンゼリーを摂ってから出発準備。7時過ぎに出れば全然セーフなので気楽であった。チェックアウトしてからホテルを出たがまだ本降り。傘を差して駅前のロータリーに待機しているバスに向かい、無事乗車できた。15分ほどでバス降車場所に到着。
そこから公園まで10分ほど歩いた。傘を差してはいたが道は水たまりだらけで歩くのに苦労した。野木和公園到着。満開の桜を想定していたが、全く咲いておらずつぼみのままだった。かなりガックシ。


雨は続いていたが、屋根のある場所が少なくて仕方なく比較的大きな樹の根元で着替えた。レインポンチョを持ってこなかったことを後悔したが、会場で同じようなものを配っていたのでそれをゲット、助かった。手荷物を事前に送られたビニール袋に入れるのに手こずった。少し荷物が大きすぎたかな。
トイレに並び5分ほど待って小問題解決。これであとはスタートラインに立てばよい。A、Bブロックのスタートは8時50分、その約20分前に並んだ。Bブロックの真ん中あたりだった。
開会式が始まった頃から空が明るくなってきた。挨拶した福士加代子のパワーかもしれない。スタート10分前に雨が止んだのを確認して、もらったポンチョを横にいたスタッフに渡した。30分しか使わなかったが非常に助かった。スタートの5分ほど前になって、普通ならばMCが何だかんだしゃべって場を盛り上げるのだが、なぜか沈黙状態が続いた。珍しいパターンである。
ようやく30秒前のアナウンスがあり、それが10秒前になり、8時50分の号砲でスタート。少人数の大会なのでロスタイム23秒と少な目であった。
スタート時点の天候は曇り、気温と湿度は高め、風はあまり感じなかった。そして私のいで立ちは、シューズはハイペリオンテンポ、ウェアは、上が黄色のハーフジップシャツ、下はひざ上タイツ、その他太ももとふくらはぎにサポーター、加えて初音ミク色のランキャップである。
さぁてズンズン走って行こうではないか。
***その1に続く***
さすがにマラソン及び旅疲れによって今日は完全ランオフでした。宿題の締切りが明日なので、それから手を離せなかったというのもありますが。
明日は無事宿題を提出して解放されたいと思います。
ラン資金 -147661円(あとで精算します)
月間走行距離 151km
年間走行距離 1071km