薫山とユッキーのブログ

本・映画と徒然なる日記です。
キティちゃんのコレクションも始めました。

騙し絵展 渋谷 Bunkamura ザ ミュージアム

2009-07-09 21:42:03 | 旅、エンターティメント
変わったテーマの絵画展なので見に行きました。
まず、出展目録を見ると
コーディネーターの方の熱意が伝わります。

たいてい、絵画展はどこかの美術館展となり
絵画は保管している美術館より拝借します。

ところが今回のような騙し絵というテーマになると
世界各地より、交渉してレンタルの交渉をしないといけません。
中には、個人所蔵の作品も数点ありました^^

絵のほうですが、子供の時から興味があって
この手のテーマの絵は数多く見ていたので
あまり期待していなかったのですが
なかなかどうして、予想以上に楽しい作品が多かったです。

作者不詳の作品も多いですが、写実的な技法と工夫により
驚く作品も多いです。

たとえば、絵の上に薄い紙を置いて、その上にさらに絵を置いて
さらに紙を載せている絵があるのですが、
全部絵なのですが、質感が素晴らしくて、ほんとに紙が置いてあるように
見えるので、ほんとに絵なの!?と びっくりします。

エッシャー様の原画も拝見できたので
ファンとしては感激ですw

エッシャー様の素晴らしさを語るミニムービーがあったので
視聴しましたが、今までファンであったのに
見落としていた緻密な一面が発見できました。

作品の中に、空間を埋め尽くす数種類の同系物(鳥、魚、トカゲなどなど)の
絵画が多いのですが、多角形の違う数種類の形状の絵画で上下左右の空間を
隙なく埋め尽くすのは、相当な緻密な計算でデザインを考案しないといけません。

今頃気がつくなんて、ファン失格です^^;;

このことに気がついて、再度作品を注視すると
時間がたつのも忘れてしまうぐらいに見入ってしまいました。

後半の作品は現代アートの錯視を利用した絵なのですが
作家パトリックヒューズ氏の「水の都」という絵はすごいです。

町並みの間を手前から奥に向けて直線の道路が三本あります。
この道路の部分を中心に頂点が平坦になったピラミッド上の
立体構造の絵なのですが
本来、奥に進むべき道が、逆に手前に突き出た構造になっています。

少し離れて、視点をあいまいにすると。。。

錯視現象発動!!!

立体に見えていた部分の道が突如境界線が消失し
奥行きを感じるようになります。

さらにすごいのは
この状態で、体ごと視点を左右に動かすと
視線にあわせて、絵が動いて、町並みの側面がのぞけます!!!

この絵の仕組みは、逆遠近感法という技法を使用しているとのことで
この絵は実際に見ていただくほか、お伝えできない衝撃があります。

他にも、錯視を使った絵があり白と黒のマトリックスと
ねじれた格子線が織り成す幾何学模様が
錯視により脈動しているように見えてしまう絵もありました。

エプソン・アクアスタジアム

2009-07-09 21:12:19 | 旅、エンターティメント
 エプソン・アクアスタジアムに行きました。
5年位前、行こうと思って行ったら、間違えて
品川水族館に行ってしまったということがあり、
今日、平日を利用して行ってみました。

12時OPENだったのでちょっと並んで待っていましたが
休日のような大混雑にはなりませんでした。


アシカショーやイルカショーを座って観ることができたし、
エイやサメもゆっくり鑑賞することができました。

イルカショーではイルカがジャンプすると
水しぶきがかかってしまう座席があらかじめ
用意されているのですが、若いカップルが
カッパを着て準備していたのを見て
すごいな、気合入ってるな!と思いました。

ユッキー