薫山とユッキーのブログ

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戦後最大の経済危機!?

2008-10-07 22:17:38 | 薫山雑記ノート
ますます大変な事態になってきました世界経済。
バフェット氏かソロス氏のどちらか忘れましたが
今回一連のサブプライム問題を「戦後最大の経済危機」と
昨年あたりに言っていました。

何を大げさなことを^^;;;

と思ってましたが、、、

ニューヨークダウの超長期間チャートで見ると、なるほど納得でした。
経済の動向を株価だけでは判断できませんが、ご参考までに。

1997年アジア通貨危機と1998年LTCM危機の当時の株価と
2001年米同時テロによる株価下落の下限が約7000ドル近辺で
ダブルボトムのようなチャートになってます。

NYダウの14000ドル超から現状9955ドルの減少でまだ下げどまらない様相です。
今回はユーロ圏にも波及しているので、このままなにもないと
7000ドルまで下がってしまうかもしれませんw

そんなに下がるわけないでしょー と思う方も多いと思いますが
私は米国の経済構造から米国の不動産価格が回復しないと
経済危機は回復しないと思います。
現状各国の経済対策は資金注入だけで、後手後手。。。
不動産価格というものは、良い政策を実行したからといって、すぐには
回復しません。
半年から1年はタイムラグがあると思います。
日本の不動産市況の回復が何年かかったか^^;;
米国が日本の経済政策の失策のような真似はしないと思いますが
現状は米国民の世論が金融機関救済に反対しているので
長期化しそうですね。

不動産価格は買い手が増えないと価格は上昇しません。
買い手の資金支援を行うのは金融機関なので、金融機関の業績が回復しないことには、市場に資金が循環しないと考えています。

その金融機関がインターバンク間の資金供給も円滑に行かない事態となっているのが現在の米国です。

早く誰か目が覚めるような素晴らしい対策を講じて欲しいものです。

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薫山