lunas rotas

いつまでも、完成しないことばを紡いでいこう

外国人看護介護従事者によるスピーチ

2012-03-12 13:57:32 | Weblog
  先週末、AOTS等が主催する「看護・介護にかかわる外国人のためのにほん語スピーチコンテスト」に行ってきた。10名のスピーチ者にプラスして、気仙沼に住み介護関係に従事する外国人3名の話を聞いた。EPAで来日する人や日本人配偶者として定住する人など、それぞれの立場で抱える問題意識は少し異なる。気仙沼に住む方々は震災後をどう生きるか、家族や生活や命の問題がそこに立ちはだかっている。協働とか共生とか言う前に、身近な人達と自分の命をなんとか守っている生活がそこにある。命からがらの生活であり、当然、周りの人との協力と知恵の出し合いがそこにはある。聞いていて震えるような気持ちになった。問題意識の持ち方は異なっても、根底には通じるものがあるのも確かで、そういったことに自分ができることは何かと考える。
  また、安里和晃さんのお話も関心の高いものだった。予期しなかった懐かしい人との再会もあり、心に残ることの多いイベントだった。

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