移民政策学会の学会誌最新号。どれも興味深い論文。その中の「リベラルな移民国家における難民保護の質的変容―ドイツの事例から」は、ドイツの移民受け入れの体制や概念の変化がつづられている。「われわれは移民国会ではありません。われわれは多文化・多民族社会を得ようと努めるわけではありません」との論理は、これをヨーロッパの中の一国と考えて読むと、さらにいろいろな示唆を感じる。しかし現在、社会統合という意味ではドイツは他国より一歩進んでいると私は理解している。
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