lunas rotas

いつまでも、完成しないことばを紡いでいこう

「新しい『日本語能力試験』ガイドブック」

2011-02-18 10:11:46 | Weblog
 5~6日前から、12月に日本語能力試験を受験した人たちから合格不合格の連絡が来ている。「あと2点足りなかった」と言うのは恐らくあと1問正解していれば合格だったのだろう(素点ではなく得点等化されているからはっきりとは分からない)。残念。
 日本語能力試験は今年度(2010年度)から新しい試験に移行している。問題は公表されないから、かつてのように過去問を分析することはできない。しかし交流基金とJEESが公表している問題例をみると、以前の「日本語能力試験 出題基準」に沿ってレベルと出題範囲が概ね設定されていることが分かる。それほど大きい変化はなく、今までどおりの範囲を学習すれば合格ラインになると言っていいだろう。あとは問題パターンに慣れておけばいいということになる。
 改定のポイントは幾つか挙げられているが、私から見ての大きい変化はレベルが一つ増えて「N3」ができたことと「can-do リスト」が提供されるということ。その2つだ。「can-do リスト」はいつ公開されるのだろうと思っていたら、既にネット上で見ることができるようになっていた。

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