益鳥の思いつき放題放談之記

他愛のない話題で綴る無責任放談・・・

民主党の欺瞞性

2007-11-14 22:48:33 | Weblog

益鳥の身辺余話

ねじれ国会、ねじれ国会・・・内閣がうろたえ、野党第一党がうろたえて大連立話騒動があった。空転の国会経過を気にするあまりとその尤もらしい理由が付いて回る。

 

笑わせちゃぁいけないよ。何でも彼でも与党多数賛成で成立・・・って感じが当たり前で、恰もそれでなくっちゃぁ国会ではないもののような感覚って、そもそれはおかしい話じゃないかい。

気にすることじゃない。見方を変えれば実に今国会ほど有意義、且つこれほど充実した国会運営経過は見られなかった・・・ことだと絶賛に値するほどの話であり、状況なのだと言えるのではないか。

小沢代表は根本的に考え方が違う・・・のだと自民党との違いを説明するが、基本的な違いがないからこそ、連立話に食指が動いたのではないか。テロ特措法にしても所詮行き着くところ自衛隊恒久法制定であって渡りに舟もいいとこだ。

与党と野党第一党が行き着くところ「憲法改悪」へその照準を定めているところは、小沢氏の言う「違い」が何処に存在すると言えるのか。登山口の違いほどの違いを以って、これが「違い」と言うこと勿れ・・・だ。行き着くところが「憲法改悪」の頂であるなら何をか況や。

違う違うと言いながら、「国民を欺き、国際貢献という名のマジック用語で、内閣与党の憲法改悪への地ならしをお手伝いする」民主党の二大政党論などお笑いに等しい主張だ。今、国民は初めて「国民の方を向いた政治」がどんなものであるかを知り、体験しつつあるのだ。

国民は国民の為に取り組まれるが故に生じる国会経過運営ならば、何等不満を感じることはないのだ。ねじれ国会にあたふたすることなく、民主党は徹底的に目指すところの「違い」を示すと共に、その違いこそは実質絶対的な対極軸に立脚した「違い」であってその他の些末な欺瞞相違点であってはならないであろう。

それを明確に示すことが出来るか否か、またはそれを明確に示す必要性に真剣に取り組めるか否かが国民の、国民有権者の支持を得られるか否かの、衆議院における勝利の、またはねじれ除去の、ターニングポイントとなることは間違いない。


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