益鳥の思いつき放題放談之記

他愛のない話題で綴る無責任放談・・・

狸に化かされたよりも悪い・・・

2007-11-18 20:10:45 | Weblog
益鳥の身辺余話

足元を見られた扱い・・・これは福田首相の所為ではない。これまでの歴代首相が、日米同盟の重要性を大義名分に、「事なかれ主義」を貫いてきた結果だ。同盟の揺るぎない関係保持が、何でもOK!諾々と首を縦に振り続ける御尤も会談であり、さも我々はこういう風に上手く行ってます我々は・・・てな具合に済ませ、蓋をして来たことが、同盟関係の良きあり方であろう筈はなかろう。

NO!と言い、自国の立場をはっきりと主張することも、なんら変らない「良き関係」保持のあり方であることを忘れてはなるまいに・・・。しかし積年それを実践した首相は皆無で、日本は「ちょっと冷たい素振りを見せるだけで、揺さぶり効果を抜群に得られること」を見抜かれてしまっているのだ。揺さぶりを逆に掛ける位の、せめて同等会談が何故出来ないのか。

同盟が重要であることは異論のないところであるが、だから我国だけが主張すべきところも、都合がわるいところも、国民への理解が得られないことであろうところも、寡黙に徹して、情報は国民の目に触れさせない、触れさすとしても「虚偽で固めた」情報開示で国民の手前などはその時々を欺きゃぁそれで良い・・・とした、そんな首脳会談の態度が、積年のツケとなり、いつまで経っても「甘く見られ、足元を見られる」あまりの腰ひけ会談外交になってしまうのだ。

日米同盟の強化が、両国相互における対アジア政策上の利益となることを確認し合った・・・しかし、「そう言っただけ」で、だから貴国の「拉致」問題を別問題とは思わない・・・必ず同時進行で、或いはセットで取り計らいましょう・・・と続かねば、何が、何を確認しあったのか・・・分からない。

実のない文言だけでは狸に化かされたよりも悪い。給油問題も、国会を延長し「実現」にエネルギーを割き、莫大な費用を泥棒に追い銭の如く確約せねばならないことか!国民の生活が窮乏を極めている時に「米国旦那」の御機嫌取り、笑顔を見たいが為だけに汲々とする自公民内閣を決して許せない思いだ。

民主党も国民が何を求め、どんな政党であってほしいと願っているのかを学ぶ縁にすべきではないか。自公民と何等変らないことで国民を誑かすだけでは、もう存在価値のない事を知るべきである。


&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&