「方舟」(夕木春央著)を読んだ。
これは今年読んだミステリーで一番衝撃的だった。実に関心した。面白い!
「大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。
翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。そんな矢先に殺人が起こった。
だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。犯人以外の全員が、そう思った。」
誰か一人が犠牲になれば、他の全員が生き残れる。なので殺人犯人を確定してその役をさせたい。そして最後に犯人が判明する。だが・・・・。
いやぁ、どんでん返しだわ!