最相葉月著「あのころの未来」を読みました。副題が「星新一の予言」です。ショートショートの泰斗、星新一の作品から見た、未来を考えるエッセイです。
星新一の作品はみなさんも一度は読んだことがあると思いますが、大変に短い話なのに起承転結があり、ユーモアもあり、警告や教訓もあったりします。
1000編以上の作品を書いています。わたしはそのほとんどを読みました。後半は段々飽きてしましたが、まぁ、面白い作品が多いのは事実です。
この「あのころの未来」ですが、星の作品から実際にある科学的な話題を取り上げて、解説しています。べら棒に面白い内容ではありませんが、為になる話題が多数あります。でも、正直なところ、このエッセイを読むよりも、星新一の作品を読んだほうが面白いです。