P・G・ウッドハウス著「よしきた、ジーヴス」を読みました。
これはジーヴスという頭のいい執事が機知を働かせてまわりの人々の役に立つ、というユーモア作品のはずです。
「比類なきジーブス」という短編集を読んで気に入ったため、この「よしきた、ジーヴス」を読んだのですが、この作品は長編でした。しかも面白くない。
まったく面白くない。なによりも、最後の最後までジーヴスの活躍がない。どうでもいい男女間のいざこざばかりでページを取られ、しかも面白くない。昭和9年に書かれた作品であるので仕方がないのですが、ガッカリ作品でした。