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一年中読書週間

自分の読んだ本の紹介と感想

「バイバイ・ブラックバード」を読みました。

2010-09-29 13:31:22 | Weblog

伊坂幸太郎著「バイバイ・ブラックバード」を読みました。

「あのバス」にの乗せられて地獄のようなところに連れて行かれてしまう運命の男と、それを執行する巨漢の変わった女の話しです。
なんでそんな目に遭うのかは想像するほかなく、説明はされていません。
「あのバス」に乗るまでに、この男が付き合っている女5人にお別れをするのが許され、それぞれ個性的な女に会いに行きます。
それに同行する巨漢の女には、「常識」「気遣い」「マナー」「悩み」「色気」など微塵もない、とんでもない女で、いちいち、いつも持ち歩いている辞書から不要な言葉を黒く塗りつぶします。伊坂幸太郎らしい面白い作品です。不条理で不思議な世界を書いた本です。

次は、ジョン・J・ナンス著「軌道離脱」を読みます。


「宇宙神の不思議」を読みました。

2010-09-25 12:28:20 | Weblog

二階堂黎人著「宇宙神の不思議」を読みました。

幼い頃に、「宇宙人に誘拐され、宇宙船に連れ込まれた」という経験を持つ少女・宜子。彼女のこの不思議な記憶の謎に、水乃サトルが挑戦する!長編本格ミステリ。

まあ、ご多分にもれず、わたしもUFOとか宇宙人には目がなく、こんな感じのタイトルには弱いのです。でも、この話には宇宙人は出てきませんし、UFOも飛びません。早い話が単なる殺人事件の犯人探しの話です。ちょっと軽いノリの探偵役連中だらけで、抵抗はあったのですが、一応最後まで読みました。
読んで良かったかそうでもなかったかで本の価値を判断するとすれば、まあまあ読んで良かったかなぁといったギリギリの雰囲気ですね。

各章の頭に、真面目なUFO関連の解説があるので救われています。
次は、伊坂幸太郎著「バイバイ・ブラックバード」を読みます。


「トンネル(上・下)」を読みました。

2010-09-18 20:03:16 | Weblog

「トンネル(上・下)」を読みました。
はっきり言って、なにがなんだか分からない作品でした。主人公ウィルの父親が掘っていたトンネルは、なんのトンネルだったのか?
ウィルは本当は地底人の子供だったようだが、それがどうして地上人の子供として育てられていたのか?
ウィルの妹のレベッカの任務はなんだったのか?
地上人と地底人との因果関係がさっぱり分からない!  ウィルの本当の母親は生きているのか?  バローズ博士はどうなったのか?
ウィルと弟のカルは、この先、なにをしてどうなるのか?
もしかして、この話はまだ続くのか?
このようなファンタジーには慣れていないので、面白いのかどうなのかも判然としない。ハリー・ポッターの方が断然面白いだろ~!
次は、二階堂黎人著「宇宙神の不思議」を読みます。


「夏の名残りの薔薇」を読みました。

2010-09-10 20:41:45 | Weblog

恩田陸著「夏の名残りの薔薇」を読みました。
恩田陸の作品は他に「ねじの回転」しか読んだことがなく、まだ作風が分からないのですが、この「夏の名残りの薔薇」は、なにが書きたいのか理解出来ない作品であり、際立って面白いところや、感動的なところもなく、誠に馴染めない作品でした。わたしには合いません。作中、所々に別の話が進行するのですが、その話も一体なんのことやらさっぱり分かりませんでした。面白くもないし。
この「夏の名残りの薔薇」という本は、わたしには難し過ぎました。
次は、「トンネル」を読みます。


「恐怖の存在」を読みました

2010-09-09 13:17:37 | Weblog

マイクル・クライトン著「恐怖の存在」を読みました。マイクル・クライトンと言えば「ジュラシック・パーク」で一躍有名になりましたが、他にも「スフィアー球体ー」「タイムライン」「ネクスト」があります。同じジャンルの作品は書かない方針だそうで、この「恐怖の存在」は地球温暖化を扱った、情報操作を主体とした話です。非常に期待して、満を持して読んだ作品なのですが、期待は見事に裏切られ、ただ長いだけの詰まらない作品でした。登場人物の立場がよく分からない人が数人いて、曖昧のうちに読み終わってしまいました。一介の科学者や弁護士がこんな冒険に巻き込まれることがあるとは思えず、小説とはいえ、ちょっと引きました。
次は恩田陸著「夏の名残りの薔薇」を読みます


「Nのために」を読みました。

2010-09-01 13:09:17 | Weblog

湊かなえ著「Nのために」を読みました。

時代が10年間前後したりして、ちょっと混乱したり、登場人物も本質がよく分からない人ばかりで、物語に入り込むことが出来ませんでした。わたしとしては、あまり好きな作品ではありません。面白くありませんでした。

次は、マイクル・クライトン著「恐怖の存在」を読みます。