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一年中読書週間

自分の読んだ本の紹介と感想

直木賞候補作品「ミカエルの鼓動」を読み終えた。

2021-12-29 20:14:44 | Weblog

直木賞候補作品「ミカエルの鼓動」を読み終えた。

「ミカエル」とは手術支援ロボットの名称だ。その第一人者である医師を中心に描かれている。医師と患者とはどういう関係なのか? 大病院の使命とはなんなのか? 人の命を預かる医師の責任は重い。でも、全ての患者を助けることは出来ない。医師は意思が強くないとやって行けないだろう。失敗は許されない立場である。

それでも医師だって人間だから、いろいろと問題は持っている。欲だってある。現実がどうなのか知らないが、この作品に出ている医師たちはみんな真摯に医療に取り組んでいる。そこがちょっと嘘臭い気もする。主人公の行動には同意出来ない点がいくつかある。ストーリーの内容にも違和感がある。なので、受賞は出来ないと思えるが、興味深い作品ではある。


「自由研究には向かない殺人」を読み終えた。

2021-12-15 16:49:27 | Weblog

「自由研究には向かない殺人」を読み終えた。

女子校生が知人男性の冤罪を晴らすために活躍する話だ。その課程を高校の夏休みの自由研究の課題にしている。

「対象年齢は完全に中高生向け。文学的なものは皆無。淡々と地味なインタビューやらくだらない日常が続く。こんなのが大ベストセラー?」とレヴューを投稿している人がいたが、わたしも半分くらい同感だ。年間ミステリーのベスト10上位に入る作品ではないような気がする。読みや易くて分かり易くもあり面白いことは面白いのだが、大いなる感激や驚きはない。

だが、わたしは好きな作品だ。次作が出たら買うだろう。


「兇人邸の殺人」を読み終えた。

2021-12-08 12:43:04 | Weblog

 今年のミステリー・ベスト10が各社から発表された。その国内編で上位にランクされた「兇人邸の殺人」を読み終えた。まあ複雑な内容で、ミステリーが大好きなわたしだが、ここまで複雑だと読んでいても面白さを感じないし、疲れるだけだ。もっとシンプルでいいから「おおっ!」という驚きをもたらしてくれるミステリーが読みたいね。


「マスクしろよ」と注意したところ

2021-12-07 21:48:39 | Weblog

マスクをするように注意してきた男性にヘッドロックをかけるなどの暴行を加え、頸椎損傷の大けがをさせたとして、25歳の男が逮捕されました。

男性は、兵庫区福原町の駐車場で、マスクをしていなかった容疑者に、「マスクしろよ」と注意したところ、容疑者が激高して65歳の男性にヘッドロックをかけて転倒させるなどの暴行を加え、頸椎損傷の大けがをさせた。男性は現在、下半身不随になっている。

「マスクしろよ」なんて言われたらわたしだって頭にくるかもね。注意の仕方は考えないとね。もともと若者を注意などしたことが間違いなのだ。注意するなら命懸けでする覚悟がいる時代なのだ。

いまはちょっとしたことは見ても見ない振りをした方が無難なのだ。