
「悪魔はすぐそこに」D.M.ディヴァイン著
ミステリー・ベスト10にランクインしていたので読んでみました。犯人をバラしますので、これから読む方はこの先は読まないでくださいね。
「ハードゲート大学の数学講師ピーターは、横領容疑で免職の危機にある亡父の友人ハクストンに助力を乞われた。だが審問の場でハクストンは、教授たちに脅迫めいた言葉を吐いたのち変死する。次いで図書館で殺人が起き、名誉学長暗殺を仄めかす手紙が舞い込む。相次ぐ事件は、ピーターの父を死に追いやった8年前の醜聞が原因なのか。」
というあらすじが本のウラには書かれています。この数学講師ピーターも犯人を捜して恋人と一緒にあちこちを歩き回るのですが、実は犯人はこのピーターなんです。要するに、探偵役の人物が犯人なんです。最悪でしょ! なんでこんな作品がベスト10に入るの? おかしいよ!
内容もこれといって大したものではないし、案外簡単にピーターは反撃されてケガをして入院しちゃうしね。この作品を読んで「面白い」と感じた方は、悪いけど、レベル低いよ!
レベルが低いのはあなたです。
すまん