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一年中読書週間

自分の読んだ本の紹介と感想

「石を積む人」を読みました。

2007-11-18 09:38:59 | Weblog

「石を積む人」(エドワード・ムーニー・Jr./著)を読みました。

いわゆる感動ものの話なんですが、どうもわたしはこの手のものにはほとんど感動はしないですね。
ひと組の仲睦まじい老夫婦がいて、この妻のほうが先に逝ってしまうのですね。妻のアンは言いましたやりかけたままの石の塀を完成させてちょうだい」と。

で、夫ジョーゼフはティムとアイザイアという悪ガキに手伝わせて、この石の塀を完成させるというストーリーなんです。

石塀を作ることでアンが伝えたかったことは、若い人たちに優しい手を差し伸べてほしいという、愛情溢れる切なる願いだったのですね。アンは、部屋のあちこちに夫に宛てた手紙を残します。それは、伝えそびれたジョーゼフへの感謝の言葉や思いやりの言葉といった、愛のメッセージなんです。ひとり残され孤独感を募らせていたジョーゼフは、妻の手紙に救われ、アンへの愛を再認識するんです。

でも、このアイザイアが本当にクソガキでね、最後にとんでもないことをやっちまいます。感動する人はするんだろうね。わたしはしなかったけど。


「子どもの王様」殊能将之著:を読みました。

2007-11-16 23:25:07 | Weblog

「子どもの王様」殊能将之著:を読みました。これは講談社から出ている「ミステリーランド」という、子ども向けの小説ではあるのですが、大人も楽しめる本なんです。全ての漢字にルビが振ってあります。
著者の殊能将之は「ハサミ男」「美濃牛」「黒い仏」の著者で、「ハサミ男」メフィスト賞を受賞しています。
「子どもの王様」は、主人公のショウタの友達で、学校を休みがちなトモヤが語る変な人物のことです。「子どもの王様」の正体も結末もかなり現実的で暗いものなので、読後感はあまり良くないですね。つまらなくはないのですが、なにしろ主人公のショウタは「子どもの王様」殺してしまうのですから、子ども向きの話とは思えないところもあるのです。


「Kの日々」を読みました

2007-11-10 00:57:45 | Weblog
大沢在昌著「Kの日々」を読みました。暴力団の組長を誘拐して得た身代金8000万円を持って逃げた男が殺されて、東京湾に浮かんだ。では8000万円を手に入れたのは誰なのか? 「K」とは、その殺された男の彼女の名前で、8000万円を隠し持っているのではないかと思われている。その8000万円を巡って、暴力団と悪徳刑事と怪しげな職業の男たちが錯綜する話です。大沢在昌の小説には暴力団が頻繁に登場しますが、やはり暴力団の取材もするのでしょうね。この小説には、死体を処理することを仕事にする闇の組織も出てきますが、そんな闇の組織も実在するのでしょうか?
「警察と暴力団は友達なんだ」みたいなことが書かれていますが、そうなんですか?

「ウォッチメイカー」を読みました。

2007-11-08 23:02:50 | Weblog
「ウォッチメイカー」を読みました。リンカーン・ライム・シリーズですドンデン返しに次ぐドンデン返しの作品です。かなり工夫を凝らした内容になっています。これまでに読んだことのない犯罪小説です。これで2200円なら安いと思います。このシリーズでは一番面白いのではないでしょうか。9.11の影響がある作品らしく、ネタばれになってしまいますが、死人が出ません!
ジェフリー・ディーヴァー著。文芸春秋。税込価格2200円。

「黒死館殺人事件」はギブアップ!

2007-11-02 11:49:04 | Weblog

「黒死館殺人事件」は日本の「推理小説の3大奇書」と呼ばれているものの一冊です。やっと読む気になって読みましたが、半分を越えたあたりでギブアップします!

これはなんだかサッパリわかりません! なにしろ馴染みの無い漢字が多くて、しかも文章はやたらとごてごてしていて、なにを言いたいのか理解出来ません! チンプンカンプンです!

かなり長く読書をしていますが、こんなに要領を得ない本は初めてです! 確かに間違いなく「奇書」です!