Life be kind

人生が優しいものになるように暮らす私の好きなこと
おいしいものの食べ歩きかららフラや音楽などのあれこれです

お坊さんを体験

2014-05-01 | 心・禅・生き方
私も一緒に行った友人も禅が好きな無宗教なので 今回参加したこのワークショップで 仏教の中の宗派の特色を初めて知りました

増上寺の会場内はこんな感じで
 
このあと満席で70名ほどで受講

宗派を越え 30代~40代の若い僧侶達が 新しいことに次々取り組まれている様子で

始まるまでも和やかに談話されてたりと なかなかの美坊主様

お三方によるそれぞれの宗派のお坊さん体験では

空海さんの真言宗では阿字観・・・・・
心を整えるためには体も整えるということで 全員で呼吸からストレッチ そして瞑想と まるでヨガのような印象で からだスッキリ

最澄さんの天台宗では止観・・・・・
座禅をして 頭の中で生きる偽の自分を手放して 本当の自分になる練習 自分を閉じるのではなく開いて周りのものと繋がっていくというワークで 心スッキリ

法然さんの浄土宗では念仏・・・・・
自分が日々ほったらかしにしていることや やましい部分を謝罪しつつ 負の感情を捨てるというのを木魚を叩きながら体感 いろいろスッキリ

人生で こんなに木魚をぽくぽくと叩き続けたことはなく 愉快な経験でした


心に残ったお話の一つが忘己利他(もうこりた)
人間は自分中心に物事を考えてしまうものだけど 我欲から幸せは生まれないというような言葉だそうで
調べたら 同じく天台宗の瀬戸内寂聴さんもお好きな言葉として使われているようです
大きな震災のあとから 日本人の幸福観が エゴから無我にシフトしつつあると僧侶は言われていました

難しい話はなく 終始笑いが絶えない楽しい2時間のワークでした

お坊さんの袈裟は 本来ぼろ布を継ぎ接ぎして作ってたなど それぞれの着物なども気さくに教えてくださったり

座禅の集中の仕方もわかったので たまにはやってみようと思います

帰りに汐留で入ったお店で

まあるい明石焼きを見ながら 木魚を思い出していました


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