浄心庵・長尾弘先生「作善止悪」

「作善止悪」
三世の諸仏、過去の仏も未来の仏も現在の仏も
悉くこの法門を説き給う
良き事を行い悪しき事を止めよ

作善止悪

2021-10-31 00:34:55 | 日記
 
~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
               第十二話

106、地上で生長しつつある人々をわたしとともに見ている〔霊〕人達は、
        父の御意志が成就されるようにという熱望でみたされる。
       
107、いろいろの体験によってあなたたは種々の困難を克服し、
        世におけるあなたたちの様々の信仰、嫌悪、無智のためにどれだけ多くの
        力が堰き止められているかが分かるようになる。
        われわれは神の御意志が人間の中に成就し、愛の驚くべき力が表現されるのが
        見られるようになるのを切に望んでいる。

108、終わりは初めの中にあり、始めは終わりの中にある。
        あらゆる分離の終わりは神の中にある、〔すなわち〕神の本性を悟り、
        その無限の聖愛を表現することによって(あらゆる分離は終焉する)。


作善止悪

2021-10-30 00:38:49 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
               第十二話

103.  わたしの父はあなたたちに対して何も含むものはない。
    又、あなたたちも自分の兄弟姉妹に対して含むことはなくなるであろう。
    故に心を案ずるがよい、「今」が久遠だからである。

104. 神人は神の中において完全である。
    彼は、生長のあらゆる段階を通過し、遂に彼の意識はその本源を悟るに至る。

105.  その時始めてこの神人は神という実在の中における自分が全能であることを悟る。



作善止悪

2021-10-29 02:37:38 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

    
              第十二話

100、いわゆる死の体験によって生命が中断されることはないが、
        み霊の展開による、肉の障害からの解放がある。

101、自分の兄弟姉妹たちを嫌悪しながら地上界より〔霊界へ〕
        やってきた人々もいる。
        その嫌悪も理解と悟りによって融け、無の中へと消え去る。
        み霊は益々神の生命となり、種々の低い現象界は、
        生命現象化の場である意識の低い界層に過ぎなかったことが、
        直ちに認識される。
        そこで、〔地上界にいる〕あなたたちの使命は地上に天国をもたらすことである。

102、あなたたちは〔神性の〕生長と開顕とを妨げるものに気付き、
        よくそれを見分けなければならない。
        あらゆるものの中に存在する「唯一無二」の意識を意識して始めて
        自由は来るのである。
        これを知るようになるまでは低きものより高きものへと移ることは
        できないのである。



作善止悪

2021-10-28 00:15:30 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

  
             第十二話

97、故にわたしは、何時もそうしてきたように、
      本性という最奥の面に顕現する。
      わたしの根は神の久遠なる心の中にある。

98、言葉が太初にあった――言葉は神と偕にあった。
      その言葉こそは神であった。
      その言葉が肉となった。
      それは肉の中より勝利のうちに生長し肉を克服し世に勝った。
      この神我は神の肖像として生長し、花開く、神我は世に勝たんがために
      世に植えられた神の種子だからである。

99、此の故にわたしは本性という最奥の面に顕現する。
      其処には何ら死の如きものの存在しえないことをわたしは知っていた、
      それは人間の制約された心の中にしか存在しないからである。
      この驚くべき久遠生命の真理をあなたたちが把握しえた時、
      この生命自身はいわゆる死に影響されることはない。


作善止悪

2021-10-27 00:19:48 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
                第十二話

94、あなたたちを取り囲み、あなたたちに低抗するように見える闇は、
      あなたたちの中でわたしが生長する手段なのである。
      恐れるな、わたしは征服者だからである。

95、悲しみや困難に遭っても、喜んでそれに挨拶するがよい。
      それらを通じ、それらを克服することによって、
      あなたたちはわたしの中で生長するからである。

96、神のみ言葉は神のお考えである。
      わたしはそのみ言葉。肉の中に生まれ、肉のなかで咲き、
      肉の中より生長して父と共に永遠に生きる。
      これが全人類の行く道である。


作善止悪

2021-10-26 00:20:46 | 日記
 
 ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

    
              第十二話

91、過去の記憶はすべて融け去りつつある。
       しかしこれらの経験を通して、人々は神の愛を知るようになった。
       胸(ハート)が善美なる父の愛の中において歓喜するが如くに、
       魂もまたその全栄光を花咲かす。

92、人の裡なる神のみ霊がご自身の愛と至福の聖なる久遠不滅の
       生命に目覚め、その御本性たる愛を歓喜しながら表現し給いつつある。

93、本性に関する真理が人の心の中に展開されるにつれて、人は
       制約されたさまざまの宗教形式におけるさまざまの隔壁を、捨て去る
       ようになるであろう。
       その時そこにはただ一つの真理、ただ一つの神の民、ただ一つの群れと
       羊飼いとがいるのみとなり、すべてのものがわたしの声に傾聴する
       ようになるであろう。


作善止悪

2021-10-25 00:42:31 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

  
             第十二話

88、父の家には多くの邸(やかた)がある。
      邸とは意識の程度である。
      聖なるものを表現する最大の障害は自己内在の神我に対する
      無智である。

89、一体罪人のうち最悪なる者は誰なのか。
      あなたたちは人を咎めていながら自分は咎めずにいることができるのか。
      よく考えるがよい!

90、自分の力を誤解し、無智のまま地上に生きてきた人々は、
      神の無限の愛を理解しなかったために、その力を誤用してきた。
      しかし今や彼らは悟りと愛によって生長し、かつ〔神我を〕展開して
      自由を得つつある。


作善止悪

2021-10-24 01:13:56 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

    
              第十二話

85、わたしは人類と一体である―――人類という
      花園における最初の花々のひとつである。
      わたしは世の終わり迄もさえ、
      常にあなたたちと偕にいる。

86、われわれの間には分離はない。
      あなたたちが地上の住居〔肉体〕を出て意識の内界(複数)〔の界層〕に
      入ってきても、わたしは依然としてあなたたちと偕であり、あなたたちは
      〔地上のおけるものよりも〕更に大いなる理解と悟り〔の存在〕に気付き、
      更に大いなる愛、あらゆる敵意が融解する愛〔の存在〕に気づくであろ。

87、わたしの父の家には聖なる愛があり、悔い改めて父に向かう者は
      その愛を受け、父は彼らをその恵みで圧倒し給うであろう。


作善止悪

2021-10-23 00:39:04 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
               第十二話

82、わたしは天にましますわたしの父が移植し給うた父の種子である。
      この種子はあなたたちみんなの中で同じ実を結ぶのである。

83、人間すべて同胞であるという真理が、地上の闇を超えて、
      生長してゆくのが見え出してきている。
      それは人の心を貫きつつある。
      まこと、今日に至るもなお神の目的を実現するのが
      神我の目的なのである。

84、この故に、わたしが遣わされた責務は果たされるであろう。
      神の目的はすべての者に内在する神の分霊によって遂げられるのである。
      わたしがあなたたちに説いていることをどうかよく記憶して貰いたい。


作善止悪

2021-10-22 00:18:36 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
             第十二話

79、わたしは太初に神と偕にあった言葉である。
       あらゆるものはわたしの手によって存在するようになったのであり、
       ただの一つといえどもわたし無しに存在するようになったものはない
       のである。

80、わたしを通して創造し給うたのは父であった。
       その父が今わたしを通して語ってい給う。

81、何人も未だ曾て神を見たことはない。
       しかしわたしは神なるわたしの父の胸の中にいる。
       父はわたしのことを宣言し給い、
       あなたたちは〔わたしを通して〕神の語り給うのを聞いている。


作善止悪

2021-10-21 00:14:28 | 日記

 ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
              第十二話

76、本当の祈りは真剣である。
      そのような祈りには大いなる引力がある。
      祈りの際真剣であることの重大性を、わたしはあなたたちの心に
      刻みつけておきたい、その祈りは外の神に対するものではなく、
      裡なる神の分霊を通しての父との霊交によるものである。

書記のことば

深い沈黙が支配し、講堂は大いなる光に満たされた。

77、これがわたしの謂う「祈りにおいて真剣になること」の意味するものである。
      その答えはすなわち創造力と創造の場とは裡にある。
      其処にわたしは宿っている。
      故にあなたたちはわたしをあらゆるものの中に生きているものとして
      考えることである。

78、あなたたちがわたしを愛している時は、わたしの父をも愛しているのである。
      父は父を愛する人々のために大いなるものを用意しておられる。


作善止悪

2021-10-20 00:14:56 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

  
               第十二話

73、あなたたちが世に出たら、あなたたちはわたしの弟子となり、
       久遠の生命に関する真理を拡め、愛のみが統べ治める力であり、
       この力のみが平和と幸福とを世にもたらしうることを説いて貰いたい。

74、人はわたしを見上げなければならない。
       そうして初めて彼は自分自身を高めることができるのである。
       荒野において蛇がモーゼによって挙げられたように、
       人の子もまた挙げられる。

75、では神我をあなたたちの胸(ハート)の裡に永住せしめるがよい。
       そうすればあなたたちは常に神我の鮮やかな展開を自覚するであろう。
       あなたたちは、自分の中に神我として人格化した神のみ霊の創造力を見、
       聞き、かつ直接知るであろう。


作善止悪

2021-10-19 02:42:03 | 日記

        ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

    
              第十二話

70、わたしが今あなたたちにしているこの話はあなたたちの心を
       あらゆる生命の本源に一層近づけつつあるのである。

71、この話への来聴を許されなかったとういので同胞〔原著者〕に
       苦情を訴えた人のいることをわたしは知っている。
       連続講話は特別の条件の下にのみ為し得るもので、そのためにわたしが
       あなたたちを撰んだのであって、あなたたちがわたしを撰んだのではない
       のである。

72、他の人々をこれらの大いなる真理(複数)より閉めだそうと望んでいる
       からではない。
       その事はよく覚えておいて貰いたい。
       あなたたちが撰ばれている、ということがその理由なのである。
       今日まで呼ばれた者は多いが撰ばれた者は少ない。
       曾(かつ)てわたしは弟子達が神の力とその賢明なる活用法をよく会得しうる
       秘密裡にそれを教えた。
       そういう風にして又わたしはああなたたちに教えているのである。
       それはあなたたちがこの力を賢明に活用して一層すぐれた悟りを世にもたらす
       ことができるようにするためである。


作善止悪

2021-10-18 00:07:16 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

 
                    第十二話

67、故に、力の源は愛であり、愛は裡なる神我を通して来ることを
       認知するがよい。
       では業(わざ)自体ではなく、業をなしとげた愛をこそ最(い)と大いなるものと
       なすがよい。
       すべてのものは過ぎ行く、しかし愛は永遠に続く。

68、心は魂の鏡である。
       苦悩の中にあっても、自分が常に父の臨在の中にあることを知れば、
       次第に成長してより強くなって行くのである。

69、胸(ハート)と想像とは密接につながっている。
       想像は胸(ハート)にある通りのものを再生する。


作善止悪

2021-10-17 00:22:24 | 日記

  ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
              第十二話

64、故に、わたしを知り、
      わたしの父は又あなたたちの父でもあることを知って神の愛のために
      ものごとをなすならば、倦(う)み疲れることはないのである。

65、〔どのような事を、どのような人がしたにせよ〕
      為された業を〔見て〕最(い)と大いなるものと思ってはならない。
      その業をなしとげた〔原動力である〕愛こそが最(い)と大いなるものである。

66、大多数の人々は自分のやったことを見てうぬぼれて云う、
      「わたしがこれを建てた、あれを建てた。わたしがこれを創造したのだ」と、
      どんな人であっても神から離れて何かを創造し得るものではないのである。
      なぜならばあなたたちにそうする力を与えられたのは神だからである。
      神の外には何もないのである、神はその御本性において無限だからである。