作善止悪

　
～　恩師の御講演「心身の神癒」より　～
　　
　　　　　　　　　　　　　第十一話

４９、あなたたちはこの聖所で立派な業をしてはおりながら、　
　　　　　　　そのことには殆ど気付いていない。
　　　　　　　あなたたちの中には此処にはただの偶然で来たのだと思っているのもいるが、
　　　　　　　この事に関しては偶然というようなものはないのである。
　　　　　　　わたしは前にあなたたちがわたしを撰んだのではない、と云った。
　　　　　　　あなたたちを撰んだのはわたしなのである。

５０、深い理解を伴った信仰に乏しい者は、
　　　　　　　あなたたちの理解を首尾一貫さして働かせることによって、
　　　　　　　援助してやるがよい。

５１、わたしの云う深い理解を伴った信仰とは〔次のようなものである。〕
　　　　　　　深い理解を伴わない信仰もあるが、それはちょうど砂の上に建てられた
　　　　　　　家のようなもので、雨風がやってきて叩けば押し流されしまう。



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作善止悪

　　
～　恩師の御講演「心身の神癒」より　～
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　第十一話

４６、この河の流れるところは、何処であろうとそこには永遠の癒しがある。
　　　　　　　故にそれに向かってあなたたち自身〔の心魂〕を開くがよい、
　　　　　　　そうすればその河があなたたちの通じてあらゆる生き物に流れ、
　　　　　　　豊かなる繁栄も現出するであろう。

４７、何処へあれ、この河の流れるところ、
　　　　　　　それはすべての生き物を生かし、
　　　　　　　更にまた豊かなる繁栄を現出させる。

４８、この水は神の聖所より流れ出で、
　　　　　　　すべての魂にとっての糧であり、水である。

作善止悪

　　～　恩師の御講演「心身の神癒」より　～
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　第十一話

４３、各天体がそれぞれ一柱の神霊によって統制されている。
　　　　　　　キリストがこの世界を統御しておられるように、
　　　　　　　大いなる精妙体のみ霊をわれわれは知っており、理解し、
　　　　　　　かつその方法と交わっている。
　　　　　　　それは空間も、時間も、存在しないからである。

４４、各天体が地球にいろいろな程度の影響を及ぼしている。
　　　　　　　すべては宇宙の大建築主によって定められている。

４５、ダニエルの霊視像はこれらの太陽天使の表現〔の一つ〕である
　　　　　　　波長の映像である。
　　　　　　　太陽天使はこの地球そのものと地球上に生存するあらゆるものの発展と
　　　　　　　向上とのために働いている。
　　　　　　　その終局とするところのものは平安と愛である。
　　　　　　　わたしはこの教えを今こそあなたたちに伝える。
　　　　　　　まことにあなたたちに告げるが、終局とするところのものはあらゆる
　　　　　　　魂の間における平安と愛と善意である、
　　　　　　　と神は定め給うているのである。

作善止悪

～　恩師の御講演「心身の神癒」より　～
　　
　　　　　　　　　　　　第十一話

４０、わたしは扉（複数）を開いて、
　　　　　　無限の生命なる大河が流れ出で、
　　　　　　すべての国民に溢れるようにする。

４１、それはダニエルの霊視したことがあなたたちの間で
　　　　　　演じられつつあるからである。

４２、この話しの中でダニエルの霊視像を明かすのが
　　　　　　わたしの目的ではない。
　　　　　　あなたたちがダニエル書を読めば、
　　　　　　わたしの云わんとするところは分かるであろう。
　　　　　　それは来るべき事の霊象、宇宙における一切の惑星と太陽、
　　　　　　並びにそれらの中及び上に生存する一切のものを創造し給うた
　　　　　　宇宙の大建造主の未来像と目的とである。

作善止悪

～　恩師の御講演「心身の神癒」より　～
　　　
　　　　　　　　　　　　　　第十一話

３７、わたしの話を聞くすべての人の胸（ハート）の中で、
　　　　　　　わたしは黙々として働いている。
　　　　　　　外に向けていた関心を改め、自己の裡なる「唯一者」について
　　　　　　　学ぶがよい。

３８、あなたたちの静謐の中、あなたたちの意識の中、
　　　　　　　そこにわたしは宿り、あなたたちを駆り立ててわたしの話を傾聴させる。
　　　　　　　あなたたちの魂における愛の、平和の、調和の、律動は、
　　　　　　　人類全体を活かしている神の久遠の愛の律動である。

３９、わたしと父とは一体である。
　　　　　　　わたしが分割されて誰かの中に宿るということはない。
　　　　　　　あなたたちは父の中で生き、かつあなたたちの生存を保っているが、
　　　　　　　わたしはその父と一体である。
　　　　　　　故に父の中においてわたしは全体であり、かつ又、あなたたちの中でも、
　　　　　　　すべてのものの中でも又その通り〔全体〕である。
　　　　　　　わたしの平安とわたしの愛とを以ってわたしはすべてのものを祝福する。
　　　　　　　わたしは歓ぶ。

作善止悪

※お詫び
昨日突然の停電がありましてブログを更新することができませんでした。
前にもお知らせしましたように停電がありますと、比国の小生が居住している地域を管轄している
Googleがその都度修正（システムリセット）しなければ、ブログにアクセスすることができません。
ですので、一日遅れの投稿となってしまいましたことお詫びいたします。
比国では停電が時々発生しますので、今後もこのようなことがあると思います。
　
　　　　～　恩師の御講演「心身の神癒」より　～
　　　
　　　　　　　　　　　　　　第十一話

３４、ではいかにして愛なるところのものを敬慕するか。
　　　　　　　それは―――あなたたちの裡なる最高のものに達することによって、
　　　　　　　あなたたちを創造し給うた方からあなたたちに流れ来る愛を
　　　　　　　与えることによって、あなたたちの魂を通じて流れるこの生命と愛の
　　　　　　　溢れる河を自覚することによって―――である。

３５、自分自身の魂と胸（ハート）とに流れ入る生命と愛との流れを
　　　　　　　実際に表現する時、あなたたちは神の愛を実感するのである。
　　　　　　　悉皆（すべて）を愛することは神を愛することである。
　　　　　　　神はすべてを愛し給う、すべては神の被造物であるからである。
　　　　　　　だからこそわたしは、あなたたちの隣人を自分自身のように愛せよ、
　　　　　　　というのである。

３６、すべての人々への平安と善意との福音を伝える人こそ
　　　　　　　わたしは歓ぶ。

作善止悪

～　恩師の御講演「心身の神癒」より　～
　　　
　　　　　　　　　　　　第十一話

３１、しかし又わたしはあなたたちに告げるが、
　　　　　　　地上の何人も礼拝してはならない、
　　　　　　　天にまします御方のみがあなたたちの父であるからである。

３２、父はあなたたちの中にある生ける気息（いき）、
　　　　　　　あなたたちの中において個別化した神の分霊である。

３３、神我はすべての人類の中にある神の霊である。
　　　　　　　わたしは神の愛である。
　　　　　　　この霊を知るためには、愛である神を敬慕しなければならない。

作善止悪

～　恩師の御講演「心身の神癒」より　～
　　
　　　　　　　　　　　第十一話

２８、無智なる者は生命なきものを崇拝（あが）め、
　　　　　　　賢明なる者は神の中に生きる。

２９、たとえ偶像が象徴として維持されているにせよ、
　　　　　　　意識は象徴の背後にあるものに気付かねばならない。
　　　　　　　何も知らずに偶像を拝むのは無益である。
　　　　　　　父の中に生きること、父は自分の中に生きてい給うことを
　　　　　　　知ることが本当の崇拝である。

３０、故にわれわれ自体は自分達が何を崇拝しているのかを
　　　　　　　よく知ってはいるが、一般大衆は自分の崇拝しているものが
　　　　　　　何なのかが分かっていない。
　　　　　　　故にわたしはあなたたちに云うが、み霊であり実在である神を崇拝せよ、
　　　　　　　神はみ霊であり、唯一無二の生ける実在であるからである。
　　　　　　　わたしと父とは一体である。

作善止悪

　
～　恩師の御講演「心身の神癒」より　～
　　　　
　　　　　　　　　　　　　第十一話

２５、偶像は人の手によって造られたただの金、銀にすぎない。

２６、口はあるが語ることは絶えてなく、
　　　　　　目はあっても視ることはできない。

２７、耳はあっても聞くことはできない。
　　　　　　その中には生命の息ひとつない。

作善止悪

～　恩師の御講演「心身の神癒」より　～
　　　　
　　　　　　　　　　　　第十一話

２２、すべてのものと一体となれ。
　　　　　　　互いに神において尊く結ばれた大いなる同胞関係となれ―――
　　　　　　　これこそが、わたしがあなたたちを導いて行く道である。

２３、それが実の相（すがた）なのであるが、
　　　　　　　それが各人一人ひとりにとっても又実の相であるためには、
　　　　　　　それが各人の意識の中に今定着しなければならない。

２４、あなたたちが自分の生活で今意識していることが外に
　　　　　　　現れつつあるのである。
　　　　　　　み霊が展開するにつれて意識が拡張していくのはそのためである。
　　　　　　　あなたたちの意識がすべてのものに及ぶにつれ、〔そのような意識の〕
　　　　　　　発達によって、「全体」に関する真理についての理解が益々大きくなる。
　　　　　　　神の意識があなたちを維持してい給うように、あなたたちも又自分の
　　　　　　　中にいます神の意識を維持していなければならない、
　　　　　　　あなたたちは一体だからである。

作善止悪

　～　恩師の御講演「心身の神癒」より　～
　　　
　　　　　　　　　　第十一話

１９、あなたたちが裡なる視力で凝視する物事は
　　　　　　あなたたちの生活の中に現れてくる。

２０、このことには何の秘密もないのであって、
　　　　　　あらゆる予言者達によって語られてきたのに、
　　　　　　理解しうるのは極く僅かばかりであった。
　　　　　　それは答えを自分自身の外に求めたからである。

２１、今日また多くの人々が同じことをやっている。
　　　　　　〔相変わらず〕大衆は答えを外に求めている。
　　　　　　しかしあなたたち〔の場合〕は自分自身の外には
　　　　　　答えを求めないことを学びつつある。
　　　　　　答えは自分自身の中にのみ見い出しうるのである。
　　　　　　―――わたしは生命である！

作善止悪

～　恩師の御講演「心身の神癒」より　～
　　　
　　　　　　　　　　　　第十一話

１６、あなたたちの中には、
　　　　　　感情が激するといろいろな厄介なことを惹き起す人もいる。
　　　　　　そういう念波は感状体に或る波動を惹き起し、
　　　　　　それがこの感情体を経て肉体に影響を及ぼし、
　　　　　　そのためにいろいろな結果を嘗めさせられることになる。
　　　　　　しかし此処はもちろんその他何処でも、
　　　　　　何ものもあなたたちを害することはできない、
　　　　　　わたしが常にあなたたちとともにいるからである。

１７、神のみ霊が個別化してあなたたちの裡なる神の分霊となって
　　　　　　いるのである。
　　　　　　故に自分自身がキリストと一体であると悟ることが真理への道である。
　　　　　　自分自身がキリストと一体であると悟ること、物質界にある自分丈でなく、
　　　　　　物質界を越え移ってからの自分自身も依然としてキリストと一体であると
　　　　　　悟り、かつ認めることである。

１８、この認識の中にこそ、あなたたちは自分の裡なる神の分霊として
　　　　　　個別化している無限のみ霊の救いと力と栄光とを見出すのである。

作善止悪

　　　　　　～　恩師の御講演「心身の神癒」より　～
　　
　　　　　　　　　　　　　　第十一話

１３、あなたたちの中にも、〔わたしから出る〕力が自分の肉体には
　　　　　大きすぎ、強すぎるのに気付き、まるで自分が自分の肉体より脱け出て
　　　　　行くような感じのしている人もいる。
　　　　　それを防ぐには、
　　　　　肉体のことを思い煩って何とかしようと足掻かないことである。
　　　　　そうすればそのような感じは消え、
　　　　　わたしの臨在が完全に意識されるであろう。


１４、人によっては、力が余りにも強くなると肉体の中に自分自身を
　　　　　保つことが非常に難しく感じられる人もいることが、
　　　　　わたしにはよく分かっているので、このような忠告を与えているのである。
　　　　　わたしの霊力があなたたちに害を為すことはありえないのである。

１５、現在あなたたちは霊的存在者達の巨大なる力によって
　　　　　取り巻かれている。
　　　　　この人達は今あなたたちの中に交わっているが、
　　　　　あらゆる意識の界層からやって来ている。
　　　　　彼らはあなたたちと全く同様であって、唯ひとつの違いは、
　　　　　彼らがあなたちよりも高い波動で現れることである。
　　　　　彼らの往く所〔常に〕巨大なる力をもたらす。
　　　　　彼らは聴講のためにやってきており、彼らの愛はあなたたちをも
　　　　　取り巻いている。

作善止悪

　
～　恩師の御講演「心身の神癒」より　～
　　
　　　　　　　　　　　　　　　第十一話

１０、現象我の彼方を観よ。
　　　　　　現象我は外的現れにしかずぎない。
　　　　　　自分自身の外部に真理を見出すことはできないのである。
　　　　　　自分の現象我や、自分の周囲にある多くの現象我の彼方を観なければならない。
　　　　　　現象我の中に真理を見出すことは決してできないのである。
　　　　　　現象我とはもろもろの状態に対する個人の反動の結果〔出来あがったもの〕
　　　　　　である。

１１、意識の中に保持されているさまざまの考えや観念は現象我を
　　　　　　通して現れつつあるが、それは実在ではない。
　　　　　　実在はそれ自身だけで完全であり、それは純粋かつ完全にそれ自身を現わす。
　　　　　　それが神の分霊である。
　　　　　　故に現象我の彼方を観ることである。

１２、わたしの思想をあなたたちに伝える手段として今用いている
　　　　　　この同胞〔原著者〕をあなたたちがどんなに愛しているか、
　　　　　　わたしにはそれがよく分かる。
　　　　　　あなたたちの中には、〔わたしから彼の中に流れていく〕力が彼の身体には
　　　　　　堪え難い程に強すぎて、彼の健康に悪いのではないかと心配している人もいる。
　　　　　　しかし、わたしはまことにあなたたちに云うが、われわれはあなたたちと
　　　　　　同じ様に彼を愛しており、従って、
　　　　　　いかなる害も彼には近づけないようにしている。
　　　　　　故に安心し、すべてがうまく行っていることを知るがよい。
　　　　　　実在とわたしは一つである。
　　　　　　これが、あらゆることが可能である神我意識の認識である。

作善止悪

～　恩師の御講演「心身の神癒」より　～
　　　
　　　　　　　　　　　　第十一話

７、その時始めて世界は時間と空間との制約から
　　　　　　脱出してその本来の霊的自由を得る。

８、時間と空間とは、常に無限なるものの完全体、
　　　　　　完全性を理解する妨げとなっている。
　　　　　　無限を認知するには時間と空間〔という誤った考え〕は
　　　　　　あってはいけないのである。

９、実在には始めがなく、終わりもない。
　　　　　　実在は人間が創造しうるものではなく、時間、空間は
　　　　　　人間が勝手に自分自身の意識の中で造りあげたものである。
　　　　　　それは幻覚であり、〔宇宙の〕渾一性への無理解である。
　　　　　　それは幻覚であり、時間、空間なき、始めなく、終わりなき
　　　　　　渾一性への無理解である。
　　　　　　〔宇宙には〕渾一があるのみであり、この渾一が今の今、
　　　　　　自己自身を表現しつつあるのである。
　　　　　　これが実在である。
　　　　　　わたしは実在と一体である。
　　　　　　実在とわたしは一つである。
　　　　　　これが、あらゆることが可能である神我意識の認識である。