浄心庵・長尾弘先生「作善止悪」

「作善止悪」
三世の諸仏、過去の仏も未来の仏も現在の仏も
悉くこの法門を説き給う
良き事を行い悪しき事を止めよ

作善止悪

2021-01-31 00:06:51 | 日記

 ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
             第七話

16、御自身の中に生命を有(も)ち給う父は
     その生命を子を通して現わし給うたのである。
     その故にまた子はその生命、父のご意志を現わすのである。

17、わたしの言葉は生き、
     かつ強力である、
     しかしまた蜜よりも甘い。

18、父がわたしに与え給う言葉は、
     世の人の理解を絶する父の愛の生ける言葉である。
     その言葉は生ける力である。
     何故なら父の愛が常に臨在しているからである。


作善止悪

2021-01-30 00:23:02 | 日記
 
~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
                第七話

13、従って、いわゆる聖なる書を読む際、
      あなたたちは〔聖書にある〕言葉を使用してそれを
      高めることができるのである。
      五官の目で見、五官の心を通して読むのではあるが、
      本音〔先天的に持っている〕のみ霊の力によって、
      それらの言葉を肉我の理解を絶した或る
      霊的状態に高めるようになる。

14、聖書は生命の法則を教え、
      生命の法則を正しく用いさせるために、
      み霊の導きにより天啓によって書かれたものである。

15、その故にわたしは法則を毀(ごば)つために来たのではなく、
      法則を満たし、それが人間の肉体にあらわれるのを示し、
      子の中に生き子を通して御自身を現わし給う
      無限なる父の栄光を神我が
      肉の身に顕現し得ることを証しするために来たのである。


作善止悪

2021-01-29 00:09:46 | 日記

 ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

  
                 第七話

10、実在には分離はない。
    あなたたち各人の中にいます神のみ霊とわたしの中のみ霊とは
    離れ離れなのではない、
    そのみ霊とは父のみ霊であり父のみ霊が今あなたたちに
    語りかけているのである。
    声はみ霊にのみある。

11、書物や言葉や文字など、
    すべてそれ自身としての価値はゼロである。
    み霊が〔その人の〕想念を不可視のものに繋ぎ、
    かくして五官の世界を貫き通す手段として言葉を用いた時
    始めてそれらのものに価値が生ずる。

12、かくして言葉は大いなる値の真珠を内に秘めている外側の殻にすぎない。
    あなたたちが或る言葉を自分の心の中に取り入れて、
    例えば『神我』『わたしは生命である』という言葉を口に出して云うならば、
    その言葉は一応肉体の器官を通して出るのではあるが、
    それを〔肉体、器官を使用しての単なる物理的振動現象に終わらせることなく〕
    久遠常在の霊的状態に高めることができるのである。


作善止悪

2021-01-28 00:18:18 | 日記

 ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

  
               第七話

7、わたしたちはそれを天啓の書と呼んでおり、
     これが、世におけるその大いなる価値の秘密である。

8、魂は常にその存在の本源を探し求めており、
     この欣求が天啓によって人を真理へと導く、
     魂より出でる切なる叫びにして神霊界より答えられなかったためしはない。

9、あなたたちはすべて大いなる全能の父の中に永遠に繋がっているのである。
     あなたたちと父との間には何の隔たりもない、
     又あなたたちとわたしとの間にも何の隔たりもない。
     何処にも区切りはないのである。
     区切りや分離は人間心に生じた無智よりくる観念にすぎない。


作善止悪

2021-01-27 00:49:38 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


                 第七話

4、彼らには、表現されるのを待っている智識を
    霊的本源か天啓によって発動させる力があった。

5、これらの予言者達はたいていはこの目的のために生まれた者で、
    聖書を全部読み通せば、彼らの大多数の身の上に
    起きた特殊な事柄がわかる。
    その言葉は天啓されたものではあるが、
    それを書いたのは人間である。

6、天啓はみ霊から来る一種の力である。
    それは独自の経路を通して自己を表現するのであるが、
    その際、器〔となる媒体〕の特殊の性質に応じて
    その型に嵌め直される場合が屡々ある。
    〔しかし、あなたたちの面前で〕今この瞬間に
    起きつつあるような霊的本源から〔直接〕
    来る純粋な形の天啓もある。
    この場合〔天啓は〕内界に宿る霊的力
    〔すなわち神の分霊、神我〕の意識が使用している
    器〔媒体〕の内なる意識を通して現れているのである。
    この方法は場合によっては聖書に出て来る
    予言者達によって用いられることもあった。


作善止悪

2021-01-26 00:12:56 | 日記
   
~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

                  第七話

       吾が言葉は天より来る

       わたしはわたしの平安とわたしの愛とをあなたたちにもたらす


1、聖書の価値をいっしょに考えてみよう。

2、『聖書』は地上界の律法と天界の律法とを述べたものである。

3、多くの書かれている言葉はイズラエル人の予言者達の天啓に基づく言葉である。
    これの予言者達は天啓を受けた者であり、
    霊的なことすべてについて非常に深い研鑽を積んでいた。


作善止悪

2021-01-25 00:08:57 | 日記

 ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

  
                第六話

123、生命は決して中断も、破壊も、干渉されることはない。
      わたしが弟子達に極めて明瞭に示したのはこのことだったのである。
      それをあなたたちにも又示しているのである。

124、生命に死はない、神我はいわゆる死という体験によって変わることはない。
      そのようにみ霊、あなたたちの裡なる生命、は永恒不変ある。
      あなたたちは常に存在し続けて来たし、これからも死することはありえず、
      わたしがそうであるようにあなたたちもそう成るのである。
      わたしを死より挙げ給うた父のみ霊があなたたちの中にも宿ってい給うからである。

わたしの平安と愛とをあなたたちの許に残す。

沈黙

書記のことば

一条の光が同胞〔著者〕を包み込み、その形容を絶する輝きは講堂を満たす程であった。


作善止悪

2021-01-24 00:28:33 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
               第六話

120、何であれ貴神がわたしに与え給うたものは
       すべて貴神より出たものであることを彼らは知っております。

121、わたしのものはすべて貴神のものであり、
       貴神のものは〔すべて〕わたしのものです。
       そしてわたしは貴神によって栄光を与えられているのです。

122、わたしは死という体験によっても変化は受けていなし、
       生命は区切られるものではないからである。
       生命に区切りはなく、生命にいわゆる死による中断はない。


作善止悪

2021-01-22 00:33:16 | 日記
 
 ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

    
               第六話

118、父がわたしと偕でなければわたしは存在に入ることはできなかった。
       常にわたしの中に留まり給うのは父であり、
       父がわたしに代わって語ってい給うのである。

119、愛深き久遠の父よ、
       此の世の中から貴神がわたしに与え給うた人達にわたしは貴神の御名を知らせました。
       彼らは貴神のものであり、貴神が彼らをわたしにお与え下さったのでした。
       彼らは貴神のみ言葉、彼らの裡に住む神我の言葉を守るでありましょう。
       彼らはそれを開き、それを知ったからであり、
       今やそれは彼らの魂の中に宿ったからであります。

書記のことば

物音ひとつせぬ沈黙が会衆一同の上に拡がり、明光燦然と輝き、 
同胞〔著者〕の顔に代わって主の御顔が完全に出現し給うた。



作善止悪

2021-01-21 00:39:52 | 日記
 
~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
                第六話

115、この故にわたしは命ずる、互いに愛し合え、
      互いに愛し合って初めてわたしはあなたたちの中に留まることができるのである。
      わたしの居るところに父もまた在(い)ますからである。
      それは又わたしが父を人格化し、父がわたしの中において人格化されているからである。

116、あなたたちはわたしと再会するであろう。
      〔その時〕あなたたちの胸(ハート)は歓び、
      その歓びは何人も奪うことはできない。
      わたしがあなたたちに与えたものはあなたたちの許に留まるであろう。

117、わたしは孤独ではない、父がわたしとともにましますからである。
      あなたたちがわたしを見た時あなたたちは父を見たのである。
      この強大なる真理があなたたちに解って貰えるだろうか。
      わたしを見た時は父を見たのである。
      父はわたしを創造(つく)り給い、わたしの中に留まり給まい、
      わたしは父の中に留まる。



作善止悪

2021-01-20 00:10:29 | 日記
 
恩師の御講演「心身の神癒」より 


              第六話

112、父はご自身を栄化されるであろう。
      御自身を子の中において顕現されるであろう。
      天において為されている神のご意志が地においても為されるであろう。

113、天にましますわれらの父よ、御名の崇められんことを、
      天国の来らんことを、御意(みこころ)の天になるが如くに
      地にもならんことを。

114、あなたたちはわたしの友人である、
      わたしが父より拝聴したものはすべてあなたたちに知らせるからである。
      あなたたちを行かせ、果実を結ばせ、その実りを永続させるために、
      こうしてわたしはあなたたちを撰んだのである。



作善止悪

2021-01-19 00:10:27 | 日記

  ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
              第六話

109、わたしがあなたたちの中に生きていること、
       人間が神の久遠の子であることを知るがよい。
       羊は自分達の羊飼いの声を知る。

110、そして人類は何時の日にかは『事成れり』というであろう。
       そして彼らは一体となるであろう、
       わたしが彼らの中にあるからである。
       父はその子の中において御自身を栄化し、
       全人類がわたしを知るようになるであろう。

111、この事の意味するもの、即、全人類が神我の愛、叡智、仁慈、
       力を知るようになること、を思いしるがよい。



作善止悪

2021-01-18 00:03:44 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
                 第六話

106、わたしがこのような話し方をするのもその為である。
      従ってあなたたちはあなたたち自身の内部においてわたしの
      言葉(複数)の意味を実感するようになる。
      あなたたちはわたしの話を説明することはできない、
      なぜなら真理を説明することはできないからである。

107、或る人々は、「あの人は何の話をしたのか」、
      「どんな話し方をしたのか」と聞くであろう。
      しかし、わたしの話した事柄やわたしの話し方をあなたたちは
      説明できるであろうか。
      真理を説明しうるであろうか。
      そもそも説明しうるもおのは真理ではないのである。
      あなたたちがわたしの話しを傾聴するにつれてあなたたちは
      真理を実感するのである。
      傾聴する者にだけ真理は啓示されうるのである。
      あなたたちはわたしを実感し、わたしを知るであろう。
      『わたしは真理である』からである。

108、知性で理屈立てをしてはならない。
      知性はその性質上限られたものであり、外面から判断するだけである。
      み霊は神来(インスピレーション)によってすべての物事を啓示する。



作善止悪

2021-01-17 00:12:10 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

 
               第六話

103、これがあなたたちの裡なる、豊かに満てる、
      栄光輝く生命であり、この生命によってあなたたちの中に
      生き給う神の久遠なる分霊であることを知っているからである。

104、わたしは外なる神から生命を引き出したのではない。
      なぜなら、わたしは自分がすべての魂の中に生き給う神の久遠なる
      分霊であることを知っているからである。

105、わたしの言葉(複数)の意味は、
      あなたたち自身の外からではなく、
      裡からのみ認め知ることができる。 


作善止悪

2021-01-16 00:06:51 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

 
             第六話

100、あなたたちも真理の中で安らげるようにと、
      わたしは父、隠れたる泉、豊かにして溢れる不尽の生命を、
      あなたたちに十分に啓示してきたではないか。
      それならわたしの足跡に従うがよい、
      わたしは道を知っているからである。

101、このことには何の神秘めかしさもない。
      これまでに神を見た者は誰一人としてないのであるが、
      父のみ胸の中にいる神の嫡出子が神〔が自分の父なること〕を
      言明してきた。

102、この言葉を理解しない人達は戸迷いを感ずるが、 
      あなたたちは、父御自身が御自身の肖像である神我という子を
      生み給うたのであることを認識するにつれ、
      また神我が自分自身を知るにつれて、
      父の栄光と力と叡智と愛とをすべて開顕するようになる。