浄心庵・長尾弘先生「作善止悪」

「作善止悪」
三世の諸仏、過去の仏も未来の仏も現在の仏も
悉くこの法門を説き給う
良き事を行い悪しき事を止めよ

作善止悪

2020-07-31 00:08:01 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


         第二話

17.子供達は物事を本能的に知る。
      子供の知りたいと思う多くの無理からぬ疑問が、
      その子供達を導くべき筈の大人の無智のために、
      答えられないままに放置されている。
      これらの疑問は改めて尋ね直されることもなく、
      恐らく一生答えをえないままに終わってしまうであろう。
      真理を求める魂こそが門戸を開くことができるのである。
      なぜなら、『見よ、われ戸の外に立ちて戸を叩かんに、
      戸を開くる者何人なりとも、われ彼とともに入りて晩餐を偕にせん。
      彼われとともに在』からである。
      わたしと父とは一体である。
      ―――このことは生ける神の偉大にして強力なる真理である。

18. この真理を悟れば、
      常に実在しているところのものをあなたたちの生活に実現させることができる。
      あなたたちの裡にあって、又あなたたちを通じて働く創造力の大いなる力がある。
      ―――しかしあなたたちはそれに気付いていない。
      この力は元来外に顕現するものであり、
      しかもあなたたちを通じて顕現しなければならないのである。
      何故ならば、その為にこそあなたたちは特別に創造(つく)られているからである。

19. わたしがこれまで語ってきたことについて、
      よくよく思いを致して欲しい。
      そうすれば、人間の我の心では説明のしようもない言詮不及の真理が悟れるのである。
      説き得ざるものはただ悟るしかない。
      なぜならば、説き得ざるものそれ自体こそ真理であり、
      それを悟って始めてそれは完全に顕現するからである。
      『それは何か』ではなく、
      端的に『それはこの通りのものである』と明示する底のものである。


作善止悪

2020-07-30 00:17:42 | 日記

    ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


            第二話

14. わたしは生命である。
      わたしは自分が生命であることを直覚知している。
      直覚知するが故にわたしは生命そのものである。
      およそ造られてあるものはわたしを通じてわたしによって造られたのである。
      わたしと父なる神とはひとつである。
      なぜならば、その他に生命といってはないからである。

15. わたしの見るものや知っていることを
      コトバであなたたちに伝えることはできない。
      しかしあなたたちの裡に霊があり、
      それが永遠の今現に存続している栄光をあなたたちに啓明するであろう。

16. このみ霊の力に関する理解がペテロの信仰の基礎でいあり、
      又わたしの弟子たちに奇蹟を演ずることを可能にしたのである。
      しかし法則がわかってしまえば奇蹟は奇蹟でなくなる。
      自分の裡なる強大な力をあなたたちも又把握しきったとき、
      創造原理が他ならぬ自分自身の意識の中に実存し、
      自分の意識こそが創造原理の顕現される手段であることを知るであろう。
      一切が自分の意識を通じて自分自身の生活に現れてくる、
      なぜなら意識こそが自分の中にまします父なる神ご自身であるからである。
      これがわたしの常に自覚していることである。
      これが又あなたたちも自覚しなければならないことなのである。


作善止悪

2020-07-29 00:28:26 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


         第二話

11.人は非常に美しい景色を観ればそれを画布(キャンバス)に
   描き度くなるものであるが、
   その結果はただの写しでしかなく実物とは全く比較にならない。
   あなたたちの場合もそれと同じである。

12. 本ものは霊の界層にあるのであって、
    そこにこそあなたたちは真我として実存するのみである。
    外側のものは写しにしかすぎず、
    五官を通じて外界に反応する心の技巧のために
    真我がボヤけさせられているのである。

13. 裡なる実相を、その驚くべき愛と平安との力を、
    外に顕現せしめよ。
    全宇宙を貫いて存する創造原理は人間の目には見えず、
    天使達の目にも見えないが、ありとあらゆるものの中に在る実相として、
    形成過程として、創造原理として実存し、
    それによって一切の目に見えるものが現れるのである。
    故に、無智と恐怖(おそれ)とで裡なるものを曇らしてはならぬ。


作善止悪

2020-07-28 00:55:40 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


           第二話

7.「心身の神癒」のご著書では当番号7は全文欠落しております。
   (番号の7そのものがスキップしている)

8. わたしは止むを得ずしてあなたたちの言葉や表現法を用いなければならないのであるが、
   これは霊的真理を伝えるには全く不適当である。
   しかしあなたたちは内なる霊に対して自分自身を開くことによって、
   わたしの語ることが真実であることを知るであろう。

9. そこでわたしたち、神とその子孫である人類についての大いなる真理(複数)に
   ついて共に考えてみよう。

10. あなたたち、本当のあなたたちは、外側のもの、目に見える形ではなく、
    また、現象我が本当のあなたたちでもない。
    なぜならそれはあなたたちの真我の相(すがた)とは
    遙かに距(へだた)っているからである。
    あなたたちは実在の中に住んでいる意識者、天よりの声である。
    この裡なる天よりの声を自覚するようになるがよい。
    そうすれば又わたしのことも分かるようになるであろう。


作善止悪

2020-07-27 00:15:10 | 日記

 ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


           第二話

4. 先週われわれがここに集まったとき、わたしは、無限なるもの
    ―――わたしがあなたたちに話した生命と愛と
    ―――は人間の感官の観念を遙かに超えていることを明らかにした。
    しかし又神は超大にして神秘であるとともに柔和で高ぶることをしない。
    神はあらゆる空間を満たしあらゆるものを創造(つく)り給う。
    この一切に遍満する生命を意識するようになるとき、
    それば魂のいと深き、またいと高き欣求に答え給う、
    なぜならば愛は愛自身を満たすからである。

5. この愛こそ世に存する唯一の力である。
    このことを徹底的に把握したとき、あなたたちはもはや恐怖(おそ)れることはない。
    愛は無限者のおん自らの中心の泉より流れ、
    いと低きものよりいと高きものに至る一切のものの中におん自らを表現し給う。
    それは鉱物より大宇宙に存するいと高き天使に至るまで、
    あらゆる界層の万象を貫き流れる。

6. 先ず始めに、『吾在り』そして又『永遠に在るべし』を徹底的に学ぶことである。
    あなたたちの現在の状態は霊的進歩のための機会である。
    あなたたちの今在る状態は極めて必要なものなのである。
    およそ存在するものことごとく霊であり、霊の他には何ものもありえない
    ―――という大いなる真理を学びとるようになるとき
    始めてあなたたちの目より鱗が落ちる。


作善止悪

2020-07-26 00:16:15 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

             第二話

         『・・・しかして声、天より来れり』


1. わたしの講話はありのままに記録されるので、わたしの語ることは覚えやすくなる。
   話したことを全部記憶しておくのは難しいし、言葉の背後にある意味を〔聞く人の〕
   心に伝えるのも難しい。
   しかしよく注意をすればおのづと理解のできるものである。
   わたしの語る言葉は永遠の真理に満ちているため深遠である。

2. ある説明のできないものを心に伝えうる唯一の方法は〔それを解く〕鍵を与えることであって、
   それにより〔意味を把握し〕ドアーを自分で開くことができるようになる。
   これが〔聖書にある〕『・・・声、天より来たれり』〔ダニエル書 四―三一〕という聖句の意味である。

3. 天とは何かの場所ではなくて神の意識である。
   あなたたちは何を意識しているのか。
   暫く考えてみるがよい。
   ただ自分自身のことだけを意識しているのか、外部のことを意識しているのか、
   目に見え耳に聞こえるものを意識しているのか。
   それとも内なる声を意識しているのか。
   この内なる声は自分自身の存在を啓示しようとして、
   かつ又その強大なる力をあなたたちの生活の中で啓示しようとして、待期している。




作善止悪

2020-07-25 00:16:17 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

          第一話

       「平安と愛なんじらと共に在れ」


おお、愛なる久遠の父よ、われら貴神の臨在の中にありて悦び限り無し。
われらは貴神が常にわれらと偕に在り、
われらまた貴神より離るること能わざるを知る。
われら貴神の生命と愛とを顕現しつつあり。
貴神は、来るべきことに人々を備えさせんがために吾をこの世に送り給いぬ。
しかして彼等貴神の天使となり、貴神の愛を又他の者に伝えん。
これぞ生命の悦び。この悦び恒に又恒にわが悦びなるが如く、
その如くに彼等のものとならんことを。
朝に昼に夕べにそが彼等の合言葉となり、かくて常に平安に在らんことを。
よしや無智の暗貴神の臨在の光を昏(くら)まさんとも、
彼等を助け給いて
『吾は主なり。ありとしあらゆるものを統(す)ぶる権能を与えられたり。』
ちょう聖なる真理に開眼せしめ給はんことを。
貴神の平安をわれ彼等の許に遺さん、そは貴神の平安こそは久遠なるが故なり。
彼等そを求め、そを見出さん。
アーメン
心身の神癒「第一話」は今回で終了です。
次回から第二話になります。


※ ご報告
恩師「長尾弘」先生のご生誕日(7-25)にあたり、
当ブログの開設日より現在までのトータル訪問者数、並びにトータル
閲覧回数をご報告申し上げます。
ブログ名:垂訓 URL:http://blog.goo.ne.jp/hanatenzen 
開設日:(2008-11-11)から本日現在(2020-07-23)
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トータル訪問者数:401,920名     一日平均:99名
トータル閲覧回数:1,184,618回    一日平均:292回
沢山の皆様の当ブログへの訪問ならびに閲覧ありがとうございました。
恩師「長尾弘」先生も天上界で大変喜んでおられることとご拝察致します。
これを励みとしまして尚一層、皆様に喜んで頂けますよう
当ブログの更新・管理をやっていかねばと心あらたにしております。
皆様どうか今後とも宜しくお願い致します。
ありがとうございました。



作善止悪

2020-07-24 00:15:08 | 日記

 ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


               第一話

117、  かつてパリサイ人たちは〔わたしに〕云った、
     「あなたは自分で自分を証しようとしている。あなたの証拠は無効だ」と。
     それは今でも同じことではないか。

118、  わたしは彼らに答えた、「わたしは自分自身を証ししてはいるが、
     わたしの出した証拠は有効である。
     何故ならわたしは自分の出て来た根源(もと)また行く先を知っているが、
     あなたたちはそれを知らない。
     あなたたちは外側で判断するが、わたしは何人をも裁かない。
     裁いてもわたしの裁きは正しい。
     なぜならわたしは一人ではないからである。
     わたしとわたしを造り給うた父なる神がおられるからである。


作善止悪

2020-07-23 01:48:33 | 日記

 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


            第一話

114、  われわれの胸(ハート)が真理を理解し愛に満たされるようになれば、
     みんな、神の所有(もの)である一切の共同の相続人となるのである。
      『子よ汝は常に吾と偕にあり、わがものはすべてこれ汝のものなり

115、  わたしの唇を通してまだ目覚めぬ地上に真理のトランペットは鳴る。
     主たる汝の神はただ一柱の主にましまし、
     人類一切の裡なる無限のみ霊である。

116、 わたしは世の光である。
    わたしに従う者は決して闇の中を歩むことがない。
    彼は生命(いのち)の光りを享け楽しむであろう。


作善止悪

2020-07-22 00:16:50 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


               第一話

117、  かつてパリサイ人たちは〔わたしに〕云った、
     「あなたは自分で自分を証しようとしている。あなたの証拠は無効だ」と。
     それは今でも同じことではないか。

118、  わたしは彼らに答えた、「わたしは自分自身を証ししてはいるが、
     わたしの出した証拠は有効である。
     何故ならわたしは自分の出て来た根源(もと)また行く先を知っているが、
     あなたたちはそれを知らない。
     あなたたちは外側で判断するが、わたしは何人をも裁かない。
     裁いてもわたしの裁きは正しい。
     なぜならわたしは一人ではないからである。
     わたしとわたしを造り給うた父なる神がおられるからである。


作善止悪

2020-07-21 00:12:30 | 日記

 ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


            第一話

114、  われわれの胸(ハート)が真理を理解し愛に満たされるようになれば、
      みんな、神の所有(もの)である一切の共同の相続人となるのである。
      『子よ汝は常に吾と偕にあり、わがものはすべてこれ汝のものなり

115、  わたしの唇を通してまだ目覚めぬ地上に真理のトランペットは鳴る。
      主たる汝の神はただ一柱の主にましまし、
      人類一切の裡なる無限のみ霊である。

116、 わたしは世の光である。
      わたしに従う者は決して闇の中を歩むことがない。
      彼は生命(いのち)の光りを享け楽しむであろう。


作善止悪

2020-07-20 00:13:15 | 日記

 ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より


              第一話

111、  あなたたち一人一人の中に神我を通して神の愛が宿っていなければならない。
      汝ら先ず神の国とその義を求むべし、璽余はおのづから汝らに加えらるべし。

112、  あなたたちが祈る時、求めたものを既に受けたと信ぜよ、
      そうすれば〔実際に〕それを受けるであろう。
      求める時は神の心の中において求めよ。
      そうすれば、それは神のみ霊の中に確立され、
      神のみ霊の中に確立されたものは、
      理解に基づく信仰によって自分が受け身の心になるならば、
      必ず具体化するのである。

113、 あなたたちは自分を取り巻いている闇の中でさえ自分に遺された資産を
     得ることができるのである。
     なぜならば世を照らす光があなたたち自身の中に〔もとから〕あって、
     それを消すことは決してできないからである。


作善止悪

2020-07-19 00:19:51 | 日記

  ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


          第一話

108、  聖なる想念の力によって、
     あなたたちの身体もまた肉の身より霊の身へと変えられるのである。

109、 人はみな生まれ乍にして神の息子であり娘である。
    人はみな理解(さとり)と愛とによって神の息子、娘となる。
    キリストとしての自分の本性を顕現することほど人の心情(こころ)において
    大いなるものはない。
    それ以上に大いなる力はいかなる世にもないのである。
    愛によってわたしは癒し、愛によってわたしは生きる。
 

110、 理解(さとり)によって真理、
    すなわちわれわれがみな神の息子、娘である真理が啓示される。
    このことによってのみあなたたちはこれまでよりも大いなる文明を地上に築く
     〔ことができる〕のである。



作善止悪

2020-07-18 00:13:38 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


             第一話

105、  真実なるものが愛の原理である。
      神は積極的、創造的、かつ至純なる想念によって宇宙を創造(つく)り給うた。
      宇宙は神の本性たる『愛』の表現(あらわれ)である。
      この神性エネルギー〔愛〕こそは、
      われわれを御自身に肖せて創造り給うが神にわれわれを
      固く結びつける久遠の環である。

106、 こうして人類は愛の表現の器となる。
     これこそが真の生活学である。

 
107、 われわれが愛の泉を凝視すればするほど、
     神の御性質〔すなわち神の愛〕がわれわれの性質となる。
     父神がなされるのを見れば、わたしも又同じことをなす。
     〔こうして〕
     わたしの想いが、病と死とのエーテルを健康と生命とのエーテルに
     変えるところの癒しの力となることが、
     今やあなたたちには珍しくもなくなったのである。



作善止悪

2020-07-17 00:14:08 | 日記

 ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


            第一話

102、  神はみ霊にして、み霊は生命である。
          生命は愛にして、
          愛はありとしあらゆるものの中にある生かす力であり、
          あらゆるものの中にある調和である。
          ではわれわれが神意識に達したければ、
          愛の中にあって〔すなわち、自分が愛そのものになって〕
          礼拝しなければならない。

103、 偶像や肖像(にすがた)は心の中にある象徴にすぎない。
          そんなものより得るところは殆ど無い。
          われわれは神の愛を知り且つ現わさなくてはならないのである。
          キリストは神のみ霊であり、愛によって天と地とにおける一切の
          力を与えられているのである。

 
104、 人々は二千年前におきた「イエスの」癒しに神秘の思いを抱いているが、
          現在あなたたちの間でおきている癒しと殆ど変りはないのである。
          只ひとつ変わっていることは、「神癒の媒体として」使われているのが
          〔イエスとは」別の人物の場合もありうるという事実である。
          しかし癒すのは同一の神我(キリスト)である。