浄心庵・長尾弘先生「作善止悪」

「作善止悪」
三世の諸仏、過去の仏も未来の仏も現在の仏も
悉くこの法門を説き給う
良き事を行い悪しき事を止めよ

「作善止悪」~心の扉~

2019-03-31 01:13:36 | 日記

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―2

主題:喜捨と陰徳で
      天の倉に
       心の宝を貯める


先の続き・・

やがて、こうした行いや心遣いは
その女性に返ってくるでしょう。
人の為に尽くすことは、心豊かになります。

心に本当に平和が欲しかったなら、
心に安らぎが欲しかったら、
先ず、人の為に奉仕をしなさい。
そして、自分の身近に居てくれる人に尽くしなさい。
その時、必ず心に平和が訪れます。

私はキリスト教ではありませんが、
これがキリストが言う隣人愛です。
自分を愛してくれる人だけ愛するのではなく、
私たちはどんな人にも
良い気持ちを送るようにしましょう。


「作善止悪」

2019-03-30 01:23:15 | 日記

恩師のご著書「講演集」より


              講演集、三

           誤った信仰の怖ろしさ

先の続き・・・

そして生き返りまして、神の許しを頂きました。
それから四、五年経ちますが、
まだ生きていられます。(一同大笑い)。
その先生が、また講演の中でおっしゃっているそうです。
「あの人は二月十五日に死ぬという命を、
私が神に交渉して延ばしてあげました」と。
誠に口は便利なものです。
口では大阪の城も建つ」です。

あのまま放っておけば、あのお母さんは、
ものこの世の人とは違います。
完全に死を迎えていたのです。
ところが、ほんとうの神の許しを頂いたら、
その場で生き返りました。
それを今度は、「私が命を延ばしてやった」と言います。
間違った指導者の教えを信じてしまうと、
とんでもない不幸になります。
悪くいけば、命さえ失います。

誤った信仰を盲信、狂信すると、
その言葉の力をより強く受けます。
その恐ろしさを体験させてもらいました。
これと同じようなことが、
いろんな宗教で起きます。
偉い人だと信ずれば信ずるほど、
その人の言葉は力を現わします。
ほんとうの正しい教えならば、
人の命などを予言はしません。

神のみがお知りになることであって、
私たち人間が「ひとの命」を予言することは、
人の道にはずれていることですね。
或いは自分に縁ある方を取られまい、離すまいとして、
私から離れた者は罰が当たるとか、
私から離れた者は抹殺するということを、
口に出したりします。
それは自分から逃げられたら困るからです。


              ~ 感謝・合掌 ~




「作善止悪」~心の扉~

2019-03-29 00:21:39 | 日記

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―2

主題:喜捨と陰徳で
      天の倉に
       心の宝を貯める


先の続き・・

その女性が人に好かれるのは分かりますが、
もう一つ大きな理由があります。
ある時、男性の奉公人が押し入れに入れておいた
下着を洗おうとしました。

まあ、男ですから、洗濯は面倒なもので、
ひと月分ほど溜まっていたそうです。
ところが、その溜まっていた下着がありません。

探してみると、そのよく働く女性のお手伝いさんが、
洗っていてくれています。
そこで、この女性が言うには、
ああ、あんたのでしたか、
誰のか知らなかったけれど、
ついでがあったので洗っておいたのです。
と、こうなんです。

普通ならあなたの為に洗ってあげました。
と、言うところです。
この心遣いが人の気持ちを動かせ、
一番好かれる人にもなったわけです。



「作善止悪」

2019-03-28 00:30:43 | 日記

恩師のご著書「講演集」より


                講演集、三

             誤った信仰の怖ろしさ

先の続き・・・

「私は、あなた達親子さんに対して、
どれほど忙しくても週に一回は必ず
お訪ねしたはずです。そして、
私のできる限りのことをさせてもらいました。
しかし、私は何を求めましたか。
一切の求める心は無かったはずです。

びた一文言いましたか。また助兵衛根性を出しましたか。
たださせていただく
神のみ心を私が現わしただけです。
この身をもって神のみ心を具現していたのです。
その思いを仇で返すことをしてはなりません。
私は何とも思っていません。

しかし、神はそれをご存知です。だから今、
真の神様に対して、
「私たちの犯した罪をお許し下さい」と
言って祈りなさい」と言いました。
そして、「神よ、この者達の罪をお許し下さい。
神の慈悲と愛をお示し下さい」
と祈りましたら、お母さんはいっぺんに
生き返られました。
今まで見動きもできなかった方が、
側にあるティシュを引っ張り出して、
「もう、あきません、
このティシュ一枚ちぎる力がないんです」と言って、
ティシュをいっぱいちぎっているのです。
こんなにちぎっていてあんな嘘を・・・(大笑い)。


               ~ 感謝・合掌 ~


「作善止悪」~心の扉~

2019-03-27 01:46:40 | 日記

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―2

主題:喜捨と陰徳で
      天の倉に
       心の宝を貯める


先の続き・・・

そうして幸せとはこの天の蔵から
やってくるのです。
では、何故人の目につくようにするのが
悪いのか、
自分の名誉の為、地位の為、
あとの立場を良くするため、
または、人から善人に見られたいためだとしたら、
真の善い行いとは言えません。

これで天の蔵に預金できるでしょうか。
答えは簡単です。
上方の落語にこんな話があります。
大きな庄家の男の奉公人が集まって、
女性のお手伝いさんで、
誰が好きかと言う話をしていました。
そこで一番になったのは、
小町と呼ばれるべっぴんさんではなく、
健康で陰日向なく働く一人の女性でした。



「作善止悪」

2019-03-26 01:13:43 | 日記

恩師のご著書「講演集」より


             講演集、三

          誤った信仰の怖ろしさ

先の続き・・・

そいうことをしていますと、
だんだんとお母さんの身体が悪くなってきて、
十月頃になって弱りきってしまったのです。
その先生にお伺いを立てますと、
「来年二月十五日までの命です」とのこと。
偉い先生だと信じている方の予言だから、
もう皆で信じて、お母さんの枕元で、
あと四カ月先のお葬式の相談をする始末、
お母さんも落ち着いて生きていられません。
あと何日と数えながら暮らして、
ちょうどあと二週間と言う時に、その娘さんが、
「お母さんが死ぬまでに、
もう一回先生の顔を見たいと言っています」と言って、
私を呼びに来たのです。

そして私に、
「その先生は偉いのです。
私の夢の謎を全部解いてくれました」と
言いますから、「そんなに偉い先生だったら、
その先生に救うてもらいなさい。
あなたは向こうで駄目だと言っている
私の所になんか頼みにくるのはやめなさい」と
言ったのです。
「いや、あの先生は心は直してくれるけど、
肉体は治してくれないのです」
と言いますから、そこで私は、
「もう行く気がありません。行けば、また
あなたは私の悪口を言うて歩くでしょう。
行きたくないのです」と言って
断りました。

それでも、死ぬニ週間前になっているから、
何とか来てほしいと言われるので、
「では行きましょう。でも、私は行ったとは思いません。
一陣の風が吹くように、スッと行ってスッと帰りましょう。
あなたもまた来てもらったと意識してはなりません。
来てもらったと思えば、
またなんとかかんとか言わなければいけないから」と
言って訪ねたのです。
すると、もう骸骨を張ったようで、
完全な死相を現わした死人同様です。
見動きもできない有様です。


             ~ 感謝・合掌 ~




「作善止悪」~心の扉~

2019-03-25 00:25:09 | 日記

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―2

主題:喜捨と陰徳で
      天の倉に
       心の宝を貯める


先の続き・・・

早い話が銀行のキャシュカードの
暗証番号を人に喋って歩く人がないように、
良い行いもひっそりとするべきなのです。

世の中には大きな声で喋って歩くようにして
一見良い行いに思えることを
される方があります。
自分の名誉の為もあるでしょう。

社会的な地位を確保する為の
運動でもあるでしょう。
確かにそうすることで、
人に信用されたり、
名声を得たりすることもあるのです。

それならやっぱり堂々と人目に付くように
善い行いをするほうが
得だという考えもあります。

でも、それは一見善い行いであって、
本当の善い行いとはいえません。
天の蔵には何も積まれないどころか、
恐ろしいほどの赤字になっているはずです。




「作善止悪」

2019-03-24 00:30:33 | 日記

恩師のご著書「講演集」より


            講演集、三

        誤った信仰の怖ろしさ

先の続き・・・

私の指導霊は、
「夢に囚われてはいけません、現実に生きなさい」と
言いますから、頼りなかったのですね。
その方は、「高橋信次先生の夢も、
弘法大師さんの夢も、私の謎を全部解いて下さいました。
こんなに偉い先生はいない」と言って、そちらへ行きますと、
「あんな長尾先生はしょうもない」ということになって、
いっぱい悪口を言ってくれます。

又、その先生は「あなたの光は長尾先生など
足元にも寄り付けない光です」
と指導しますから、その人は今まで私のことを先生、
先生といっていたのが、
急に長尾さんと呼んでくれます。
私たちが禅定させてもらっていることについても、
「あんなことして駄目、
あれは正座と静座の間違いを犯している、
せい座というのは正しく坐ることとは違う、
静かに坐ることが静坐だ」と言われます。

私の所では、一時間坐って反省しますが、
私は正座のほうが楽だから、正座して坐ります。
皆さん、坐るのは自由です。
しかし、この場所を見ずに、ただ非難中傷をされて、
それをまたいちいち私に報告してくれるのです。


            ~ 感謝・合掌 ~


「作善止悪」~心の扉~

2019-03-23 00:45:39 | 日記

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―2

主題:喜捨と陰徳で
      天の倉に
       心の宝を貯める


先の続き・・・

お分かりだと思いますが、
良い行いは常に隠れて積むことです。
表に出したらもう天の蔵には入らないのです。

隠れた徳、つまり陰徳を積み重ねることです。
その時、見えない世界の天の蔵には
宝物がいっぱい積まっていきます。

そして私たちのその時、
その時の必要に応じて天の蔵から
また出てくるのです。

そして喜捨した何十倍の物を
自然から報酬として与えて戴けます。
つまり、預金をしているようなものですね。



「作善止悪」

2019-03-22 01:11:29 | 日記

 恩師のご著書「講演集」より


                講演集、三

            誤った信仰の怖ろしさ

先の続き・・・

ある時、そこの研修会だと言って、
動けないリューマチのお母さんを一人放って、
娘さんと息子さんが三泊四日の研修会に行ったのですが、
私には何とも言ってくれないので、私が訪ねると、
お母さんは一人で食事もできないでいますから、
私は朝、昼とお弁当を買いにいって食事を運んだのです。
私は無精で自分のご飯だったら、
一度や二度は食べないのですが、
人の食事でしたらそういうわけにもいかないから、
お弁当を買ってきて運んでいました。

そうしているうちに、その方は完全に私のところから離れました。
というのは、その方は、夢の話をよくされるのです。
高橋信次先生が夢の中に出てくれて、
こうこうおっしゃいましたとか、
私は弘法大師さんが出てこられてこうおっしゃいましたとか、
いろいろ言われるのです。
私は、「また夢のことを言っているのですか。
人間は目覚めて活動する日々の生活の中で
魂の修行をしているのであって、
夢の中で修行はできません。

ちゃんと目覚め、この五官をもって魂の修行をしているのですから、
夢に囚われるよりも、起きている時にしっかり法を行じなさい」と、
そういう指導しかしませんでした。
ところが、そちらの先生の所へ行って、
「夢の中に高橋信次先生が出てくれました」と言うと、
その先生が、「ちょと待っていなさい。
それはいつのことですか」と聞かれるので、
「何月何日」と答えると、
「ちょっと天上界へ行ってしらべてきましょう」と言って、
その先生が天上界へ行ってこられたそうです。
そして、ポッと戻ってきて言うことに、

「あなたたの夢は本当ですよ。
その日は天上界で高橋信次先生は留守でした(大笑い)。
だから、あなたの所に来ていただいたのは本当です」。
すると、まあその方が喜んでしまったのです。
そこで、私が「それでは弘法大師さんが
来て下さったのはどういうことですか」と尋ねましたら、
その方の腰巾着のようについて歩いていたKという方があって、
もう五、六年前からその方は離れているのですが、
「K先生はお大師様の生まれ変わりです。
だから、あなたをここに導く為にK先生の霊が
導きにいっていたのです」と言われたというのです。


                   ~ 感謝・合掌 ~



「作善止悪」~心の扉~

2019-03-21 01:14:12 | 日記

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―2

主題:喜捨と陰徳で
      天の倉に
       心の宝を貯める


先の続き・・

私は三十年間ほど毛布の生産を
しておりました。
二十歳代からずっと私よりも
恵まれない方の為に毎月、
あるいは貯めて置いて、
年に一回喜捨をさせてもらってきました。

毛布をトラックに積んで、
施設に配らせてもらうことを
ずっと続けきました。

今も年末の助け合いの折などには、
心ばかりの喜捨をさせて戴いております。
こういうことを自分で話してしまうと
自慢たらしく聞こえます。

たった一つ良い行いをして、
それを一人の人に喋るだけで
帳消しになるのですから、
百人に喋ると九十九の赤字です。

ここでこうしてお話すれば大きな赤字です。
私が損をするというのはこのことです。
しかし皆さんに心豊かになって戴ければと、
天の蔵から放出するつもりで、
そのコツをお話させて戴きましょう。



「作善止悪」

2019-03-20 00:21:47 | 日記

恩師のご著書「講演集」より


             講演集、三

         誤った信仰の怖ろしさ

先の続き・・・

ある方が「長尾先生の光の近くに寄せてほしい」と言って、
家を売り払ってこの忠岡に引っ越してこられたのです。
私は「来たらいけません。
光は近くの者にも遠くの者にも関係ないのです。
心さえこちらに向けてもらったら、それでいいのです。
来るのは止めなさい」と言っているうちに、
とうとう引っ越して来られました。

それで私も放っておけないので、
どんなに忙しくても一週間に一度は必ず
お訪ねしていました。
というのは、
その方のお母さんはリューマチで娘さんが
お世話なさっているのです。
こちらに移ってくると聞きました時、私は周囲の者に、
「あの方はこちらに来ても、
どれだけ私が尽くしても、
必ず私の悪口をそこらじゅう言って歩くから見ていなさい」と
言っておいたのです。

それが私は分かるから、
その方の為にできるだけのことをさせて
もらって尽くしました。
一週間に一度は必ず行って光を入れたり、
治療をさせてもらったりして、
その方の為に尽くさせてもらっていたのです。
こちらに越してきてしばらくしてから、
その方はさほどお話した大阪の自称
イエス・キリスト様に縁ができたのです。
そして、私の所からそちらへ替わっていきました。
そうしますと、私の悪口をいっぱい言ってくれるのですね。
前もって私が予測していた通りにしてくれます。


             ~ 感謝・合掌 ~




「作善止悪」~心の扉~

2019-03-19 00:35:30 | 日記

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―2

主題:喜捨と陰徳で天の倉に
        心の宝を貯める


お早うございます。
長尾弘です。
爽やかな朝のひととき
ご一緒に心の夜明けを迎えましょう。

今朝は心の平和について
お話させて戴きます。
これを話すと私は損をするのです。
と、言ってもお金の損得ではありません。
皆さんの心が豊かになる為ですから
損をしてお話させて戴きます。



「作善止悪」

2019-03-18 00:51:42 | 日記

~ 恩師のご著書「講演集」より ~


               講演集、三

            誤った信仰の怖ろしさ

或る時、大阪でやはり正法の神理を
伝えている方があるのを知りました。
この方は、過去世の言葉をペラペラと喋り、
そのグループの方も過去世の
言葉を喋ります。

「高橋信次先生が亡くなられた後、
また、こういう方が現れて下さって
有難いことだとなあ」と思って、
一度お話を聞きに行ったのです。
初めてお会いしますと、
私のことはよく知っておられて、
「よく来てくれました」
と合掌して迎えてくれ、
「まあどうぞ前に坐って下さい」と言って、
私のことを褒めてくれるのです。

「私は神に祈ります。私は何の力もありません。
しかし、祈ることによって
神はその御業を現わして下さいます」と
いうお話をさせてもらったのです。
すると、その先生が、
「長尾先生は祈るという言葉を
よく使われますなあ、
生年月日はいつですか」と聞かれるので、
それを言いますと、「アガシャ系ですなあ、
アガシャ系の方が祈るというのは
おかしいですなあ」とおっしゃるのです。
「先生はどうされるのですか」と聞きますと、
「私は神と一体です」と言われるから、
「こりゃ偉い人だなあ」と
思ってびっくりしました。

その後、二回目にお会いしました時に、
ある方に光を入れておられたのです。
「大宇宙、大神霊、仏よ、当体の骨髄を通し、
当体の意識に光をお与え下さい。
天上界の諸如来諸菩薩、光の天使よ、
どうぞ光をお与え下さい」と、一生懸命
祈っておられるのです。
「一つも祈らないと言われたのに、
私よりもたくさん祈っていられるなあ」と
思ったのです。

私は「神よ、光をお与え下さい。
どうぞ神の御意志を、
調和と安らぎをお示し下さい」と
お祈りするだけですのに、
その先生はそれを三回も五回も祈られるのです。
それでも、病気はちっとも治らないのですね。
それで、そういうところから疑問を抱き、
「これはおかしいのではないか」と
思ったのわけです。
おん自ら、イエスを名乗っておられました。
その他にも、いろいろ面白いエピソードがあるのです。


              ~ 感謝・合掌 ~



「作善止悪」~心の扉~

2019-03-17 06:07:18 | 日記

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―2

主題:自然の法則に従う


先の続き・・・

自分の中に取り込むばかりだったら、
もう入って来ません。
これは尾籠(びろう)な話ですが、
食べ物が好きだかと言って、

食べたままで出さなければ、
もう次の食べ物を体内に
入れることは出来ません。
心もお金も同じです。

喜んで世の為、人の為に心を開いて
周りに与えれば、
その作用が反作用を生みます。
エネルギーは不滅ですから必ず
自分に返ってきます。

常に心のバランスシート、つまり、
家計簿に美しい利益が記入できるように
努力すること、それが大自然の
法則に生きることです。