浄心庵・長尾弘先生「作善止悪」

「作善止悪」
三世の諸仏、過去の仏も未来の仏も現在の仏も
悉くこの法門を説き給う
良き事を行い悪しき事を止めよ

作善止悪

2021-02-28 00:30:02 | 日記

  ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

  
               第七話

94、人類が全体として、内なるものを展開するにつれて、
     大生命の中心からも又更にかずかずの展開がなされるであろう。
     大生命は止むことなく不断に展開して行く。

95、人類は前へ前へと進み、
     内なる界層(複数)は益々外なるものに展開するようになりつつある。
     真理があらゆる国民に洩れなく啓示されつつある。

96、あちらこちらで色々な集団が働いている。
     その集団とは内界のことをよく理解し得る段階まで進歩し、
     そのおかげで裡に秘められた数々の生命の神秘を天啓によって
     理解し得るようになったグループである。



作善止悪

2021-02-27 00:07:31 | 日記
 
  ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
             第七話

91、この同一の力があなたたちの中にあるのである。
      この自覚を以って、「平安」と云えば嵐も止むのである。
      深き悟りを以ってそう云うがよい。
      み霊の力を以って、
      吾、「生命なり」との神我の悟りを以って、
      云うがよい。
      「愛する父とわたしとは一体である」。

92、あなたたちはわたしと一体となり、
     疑いはなくなるであろう。
     その時あなたたちは天にましますあなたたちの父ようにさえ
     成り始めているであろう。
     天にましますあなたたちの父が完全であるように
     あなたたちも完全となるがよい。

93、世界は大生命のもろもろの神秘を展開しているが、
     わたしはあなたたちが生きている間にそれ以上の偉大なる事さえ
     為しうるようにすべての男女に霊感を与える。




作善止悪

2021-02-26 00:11:28 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
            第七話

88、あなたたちの生命、生活、生涯のあらゆる行為、
     あらゆる想念を高めて光の中に入れなければならぬ。
     そうすれば、外部のなにものも触れることのできない
     かの内在の王国の何たるかが悟れるようになるであろう。

89、かの王国の中に立てば、外に如何なる嵐が猛り狂おうと、
     王国の中は安泰である。
     王国の中に於いてはすべての力があなたたちに
     与えられているからである。

90、あなたたちがあの平安の状態、
     神の心の中にあれば、其処には「光り在れ、と云いしに、
     光りを生じぬ」創造原理がある。


作善止悪

2021-02-25 02:24:03 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
             第七話

85、わたしは天よりのパン、
     わたしを送り給うた父のパンである。
     父は愛であり、叡智であり給う。
     わたしの所有とならないのは何一つとしてない。
     わたしはただ求めるだけである。
     そうすると父はわたしに示し給う。
     父の為し給う業はわたしも同様に為すのである。

86、先ず裡なる神の国とその正しい用い方を求めよ、
     そうすれば璽余のすべてはあなたたちに加えられる。

87、慈愛深き法則があなたたちの生命の中で働いている。
     あなたたちには人を助ける力があるのである。
     神我意識にまで高まった自分自身の意識という光の中に
     彼らを入れるだけでよいのである。


作善止悪

2021-02-24 00:08:19 | 日記

     ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
             第七話

82、肉を養うために摂る食物は間もなく消えてなくなる。
      あなたたちは魂を養う食物を求めなければならない。
      それは天からのパンである。

83、それは神我である。
      わたしは、神が世に与え給うた天よりのパンである。
      その故にあなたたちはわたしを食しなければならない。

84、この天よりのパンを食し、
      生命の泉より飲む者は永遠に生き、
      力の王座に高め上げられる。




作善止悪

2021-02-23 00:02:15 | 日記

   ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
              第七話

79、再び次のことを自問するがよい、
     「何故自分は疑うのか。悟りが足りないのか。それとも、
     とかく知らないものには恐れを抱くものだが、〔自分の場合も〕
     馴染みのないものに対する恐怖なのか」。

80、父よ、貴神に感謝し奉る、
     貴神とわたしとは一体なるが故に、
     わたしたちの間には馴染みのないものとては一つもない事を
     貴神はわたしにお示し下さいました。

81、これは、あなたたちの地上における生活にもあてはまるのではないか。
     あなたたちはみ霊の力を理解していない。
     あなたたちは常ならぬものへの恐怖によって盲目にされている。


作善止悪

2021-02-22 00:10:44 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

 
                  第七話

76、その時、浪が砕け、彼は沈みだした。
      恐怖に取り憑かれたてしまっていたのである。

77、わたしは彼に云った、
     「おお、ペテロよ、何故君は疑うのか」。

78、それと同じことをわたしはあなたたちに尋ねたい。
     何故あなたたちは疑うのか。
     あなたたちも自分自身に次の質問をするがよい、
     「神のみ霊が自分の中に宿り給い、神我には天上天下のあらゆる権能(ちから)が
     備わり、すべてを支配する主権が有ることを今や、悉く悟ったというのに
     何故自分は疑うのか」と。


作善止悪

2021-02-21 06:39:40 | 日記

 ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

  
             第七話

73、ペテロが浪の上に足を踏み出してみると浪は岩のよう固く、
      〔そのまま〕彼は歩いて行った。
      その時、彼は御霊の力に満たされていたのである。
      彼の望みは、浪の上を歩いてわたしの許に行き、
      わたしの為した通りのことを為ることだったのである。

74、そういう訳で剛気なペテロは波の上を渡り出したのであるが、
      幾らも経たないうちに、こんなことなど今迄にした事もないと
      考え出したのである。
      彼にしてみればそれは新しい体験であり、
      奇妙な事だったのである。


75、歩いて行くうちに、
      もし浪が足許で崩れてしまったらどうなるだろうか。
      自分は沈んでしまうだろう、
      と心の中で考えたのである。




作善止悪

2021-02-19 01:07:43 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
               第七話

70、始めて泳いでみようとする時は自信がなく、
     パタパタしだすものである。
     しかし次第に自信が増してくると、
     水面に自分自身を支えることができるようになる。
     水上を歩行するには大いなる信念と悟りとを必要とするものであるが、
     それは可能なのである。

71、浪の上を歩くわたしの姿に最初に気付いたのはヨハネであった。

72、群衆の中に立っていた気性の烈しいペテロが叫んだ、
     「主よ、主よ、本当にあなた様ならわたしに浪の上を渡ってあなた様の
     処へ来いとお云いつけ下さい」。
     わたしは〔頼まれた通り〕渡ってこいと命じた。



作善止悪

2021-02-18 00:29:46 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
            第七話

67、ペテロが波浪の上で自分自身を支えるのに失敗したのは
      この最後の瞬間に於いてであった。

68、この話しは幾つもの言語に幾つもの方法で記録されているが、
      事実は次の通りである。

69、水上を歩行する力は、
      それを成就するだけの悟りと信念とがあれば、
      すべての人々に本来備わっているのである。


作善止悪

2021-02-16 00:34:24 | 日記
  
~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
            第七話

64、当時顕現したこの同一のみ霊が今あなたたちの中に
      顕現しつつあるのである。

65、またあなたたちがその事を信じさえするならば
      この同じみ霊があなたたちに仕えるであろう。

66、わたしは今言っていることの意味、すなわち、
      あなたたちの意識の中に移入しているわたしの想念の力が真理を
      啓示するのであるということ、があなたたちには解っているだろうか。
      本当にあなたたちに言うておくが、信念によって支えられている時の
      〔人間の〕最後の瞬間こそは最も大いなるものである。
      なぜならばその中にみ霊の栄光輝く力が見られるからである。


作善止悪

2021-02-15 00:39:27 | 日記

 ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
              第七話

61、聖書に、神のみ霊が鳩のように下り、
      次のような神告を下し給うたと書かれている、
      即、「この者はわたしが喜んでいる、非常に気にいった、
      愛する息子である」。

62、見えざる者より直接み声を聞くのはこれまでも、
      度々あったものであり、わたしがかつて地上に居た時でも、
      律法を理解する人々の間では知られていないわけではなかった。
      それ〔霊聴覚〕は今よりも当時の方が、多く、
      用いられていたのである。

63、あなたたちの多くが天からの直接のみ声には
      まだ慣れていないことはわたしも知っている。
      このみ声が聞けるのは沈黙の中にひたっている心の
      あの特殊の静謐の中においてである。
      それは心のヒマヤラ山脈の中に於いて極めて効果的に得られるのである。


作善止悪

2021-02-14 00:14:39 | 日記

 ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
             第七話

58、神我はあらゆる物事における征服者である。
     神我はあなたたちの中で個別化した神のみ霊だからである。
     言葉の背後にあるみ霊を求めよ、そうすればそれがあなたたちの
     生命・生活・生涯の中に顕現するであろう。

59、あなたたちが聖書その他何であれ天啓を受けた書、
     特にあなたたちの瞑想に資するためにわたしが
     与えてきたこれまでの法語(複数)
     を読む時、言葉の背後にみ霊を求めるがよい。
     求めなければならないのは文字や言葉ではなく、
     眼光紙背に徹することである。
     そうすればわたしはあなたたちに霊感を与え、
     文字や言葉の真理をあなたたちの中に現わす。

60、この方法によってそれはあなたたちの自家薬籠中のものとなるであろう。
     しかもこの方法によってのみ真理はあなたたちの中で
     啓示されうるのである。
     それは中から来るべきであって外からではない。
     これらの言葉はあなたたちの意識を、
     一切が知解されるあの〔高級〕
     霊界へ高めるであろう。


作善止悪

2021-02-13 00:16:42 | 日記
 
 ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

    
            第七話

55、神のこの引き離すことのできない、
      分割することのできない御心の中で一切のものが創造されるのであって、
      神より離れているものは何ひとつとしてないのである。
      故に、真理に於いては、実在においては、一切は完全なのである。

56、わたしのこれらの言葉はあなたたちを悟りの状態にまで高める、
      従ってあなたたちの人生における体験すべてがこの悟りによって高められるのである。

57、この鍵をわたしはあなたたちの手中に委ねる。
      文字ではなく、御霊をこそ求めよ。
      そして焦らずに待っておればわたしがあなたたちの中に真理を展開しよう。



作善止悪

2021-02-12 00:03:38 | 日記

      ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

  
              第七話

52、わたしの法話中、あなたたちの上に何が起きているか考えてみるがよい。
     あなたたちが自分の人生において嘗めてきたあらゆる
     体験が最高のものへ高められ、
     かくてまた浄められているのである。

53、わたしがあなたたちに法話をすると、これまであなたたちの
     人生で起きたことが
     すべて浄化の状態へと高められている。
     滓はすべて溶け去るのである。
     それはみ霊だけが〔純粋なる〕質料を保持し給うからである。
     完全なる創造力すなわち神のみ霊はご自身の
     分割されることなき久遠の質料の中で
     創造を為し給う。

54、み霊は意識である。
     意識はその智慧の働きによってこの質料に働きかける。
     神の意識と智慧とがすべての生命を通して生命を通して
     顕現するのである。