浄心庵・長尾弘先生「作善止悪」

「作善止悪」
三世の諸仏、過去の仏も未来の仏も現在の仏も
悉くこの法門を説き給う
良き事を行い悪しき事を止めよ

「作善止悪」

2018-11-17 00:47:12 | 日記

恩師のご著書「講演集」より


         講演集、 三

     自分の為に祈ってはならない

私はその行いによっていろいろなことを
体験させいただき、
その中から正法、
神理を体得させていただきます。
お釈迦様或いはイエス様がお説きになり、
今生、高橋信次先生が
お説き下さいましたその法を、
自ら行った時に必ず結果が出ます。

自分自身が心を正すことなく、
どれほど祈りましても、
お参りしましても、
功徳は一切ありません。
「祈り」というのは、
自分の為に祈ってはなりません。
祈って許されるのは、
「光をお与え下さい」
「未熟な私をどうぞ間違いなく
ご指導下さい」そして、
あとは「感謝」です。
これは祈りとして許されます。

しかし、金儲けさせて下さい、
商売繁盛させて下さい、
病気を治して下さい、という祈りは、
無理というものです。
理に合いません。
こういう無理は、
神様はお聞き届けにならないのです。
他の方の幸せを願う祈りは
聞き入れられます。

「心行」に書かれているように、
「祈りとは神仏の心と己の心との
対話であると同時に、
感謝の心が祈りでもある」のです。
「神理に叶うた祈りの心で実践に移る時、
神仏の光はわが心身に燦然と輝き、
安らぎと調和を与えずにはおかない」―――
これは正に神理だと思います。
そして行った時、
これは間違いなく神理だということを
自ら納得させてもらいます。


        ~ 感謝・合掌 ~



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