厳島神社天長祭

今日は天皇誕生日、久しぶりに宮島の天長祭の舞楽を撮りに行ってきた。広島に住んでいて日本三景の宮島の写真が案外少ないことに気が付いて、カメラ仲間と出掛けた。10時からと聞いていたので9時に到着。すでに座席は満員である。立ち見席の最前列に陣取って待つこと3時間。やっと祭典が済んで舞楽は11時半の開始となった。天気も良く空気も澄んでいて絶好のコンディションだ。いよいよ舞楽奉奏の開始だ。例年どおりの振鉾、萬歳楽、延喜楽、蘭陵王、納曾利の5曲である。







































12月31日には、18:00頃から、鎮火祭という宮島の火難除けの神事の火祭りが行なわれて新年を迎えるとのことだが、ネットやyou tubeを見ると、これまた気持ちを湧き立たされる。

異常暴風雪発生

気象予報では山陰が、波の高さ4ｍ以上、降雪ありとのことで、日御碕へウミネコ狙いに準備していたが、異常な暴風雪ということで大事をとって断念した。しばらくブログに投稿していないので入院でもしているかと電話がかかってくる。今日は、久しぶりに銀世界の朝を迎え、早速カメラを担いで外に飛び出したが、路面が凍っていて車は無理だ。歩いていつもの散歩コースを散策した。
途中の　公園で蝋梅が咲いていたのには驚いた。



赤いボケの花もベレー帽をかぶっている。

ゆずも食べごろかな？

さざんかも寒そうである

昨日までカラフルに咲いていた花屋さんの花壇

昼前になって太陽が出てくると、おなかのすいたスズメたちが、いっせいに草の実を一生懸命あさっていた。


早々に引き揚げて炬燵に潜り込んだ。

諸田船神事

毎年１２月３日に行われる美保関神社の諸田船神事に初めて行って来た。朝６時に家を出発して境港に着いたのが１０時。１４時からの予定が１６時開催（出雲時間だそうだ）。寒風の中、待つこと６時間。おまけに午後からみぞれが降ってきだした。それでも行事が始まると寒さを忘れ無我夢中にシャッターを切った。地元の人の話では、島根半島にちらほら初雪が降る頃、美保関の凍てつく海に漕ぎ出す２槽の古代船。船に乗り込んだ白装束の氏子たちは「ヤアヤア」と白い水飛沫をかけあいながら漕ぎ競う。詳しい由来は別として、五穀豊穣の奇祭には間違いない。観光バスや自家用車のカメラマンなどで溢れんばかりだった。

さあ、出港

１００ｍ先から帰港

一斉に水の掛け合い、これを３度繰り返す。

港から神社の方に向かい裏方さん狙いをしていたらナイスロケーションに出会った。


日も暮れ次に向かったのが５０ｋｍ先の出雲市の日御碕だ。年内に訪れたのは初めてだが、ちょうど、天気予報が、海が荒れるとのことだったので、今年初めての冬景色を狙った。ウミネコたちが飛来しているか心配だったが、昨日、第一陣が来たそうでラッキー。ここは波の高さが４ｍ以上がベスト。
繁殖地の経島の様子

第一陣、これから第二陣、三陣と空が暗くなるほど飛来してくる

この風景に横殴りの雪が欲しい。

朝は6ｍの波の高さだった。


荒波も、海猫も申し分無かったが、雪がまわってくれない。ならばもう一晩泊まって雪を狙うことにした。そして朝を迎えたが、大雪警報である。ひょっとしたら帰れなくなるのではないかと、慌てて帰り支度だ。案の定、帰り道の松江道は高野あたりではご覧の通り。
トンネル抜ければ雪国だった。
車の轍も消えて路肩が定かでないよ。


無事帰宅