今後の存廃が気になる只見線最深部。
その六十里越を終えて旧田子倉駅に差し掛かる只見沢で国鉄急行型を撮る。
浅草岳は残念ながら雲を被っていたけれど、
残雪を抱く荒々しい山肌を僅かにのぞかせていた。
もう一度この場所で、今度はキハ40を浅草岳バックで撮ってみたいもの。
2007年5月 キハ58+28 SL只見リレー号
全国でも数少なくなったスイッチバック駅の姨捨。
返空ながら列車交換のためにスイッチバックする坂城貨物を狙ってみた。
この日は、昼間だというのに雷鳴が轟く薄暗い構内にEH2007号機が牽く2086レが進入して引き上げ線へ。
レールと架線が、ハイビームを反射する好きな構図で一枚。
一旦停止後、切り替わったポイントを今度は駅線へ後退。
機関士は目視しながら慎重にノッチ操作する。
そして最後は、なかなか見ることができないH型機関車がくの字に身をくねらせる瞬間を。
駅線に停車して暫くすると、長野行きのしなのが通過して2086レも発車。
積み荷は無いものの一連のスイッチバックシーンは迫力モノである。
2011年4月 篠ノ井線姨捨駅 EH2007 2086レ
もうすぐ大型連休。
北陸新幹線開業後初のGWで北陸エリアはごった返すことだろう。
せっかくの長い連休なので、混むのを避けてどこか遠くへ出かけたいものである。
3年前のGW明けに出かけた北陸で、出会った美しい落日。
別に落日のスノラビと洒落た訳ではなかったが、ちょうど9両編成のスノラビ正調がやってきた。
2012年5月 北陸本線 西入善~生地 1018M
これまでやたらと雨が多い4月。
桜の満開タイミングも逸した今年だったし、そろそろ気持ちは早や五月へ。
五月晴れと水田が織りなす鉄道風景をイメージしながらシーズン到来を待つ。
2010年5月 東北本線 東鷲宮~栗橋 EH50024 列番不明
今年の1000系の導入に当たりひっそりと引退したばたでん3008F。
南海色を纏ったばたでん3008の思い出のカットをちょっと。
年季の入った標識灯回り。
旧南海ズームカーとしての出自の説明。
そして、ばたでんの証、社紋。
お疲れさんでした、ばたでん3008F。
2014年5月 電鉄出雲市駅