荒川線にもいよいよ昭和サウンドが終焉を迎える時期が近付いてきた。
沿線では7000系と別れを惜しむカメラマンが溢れ出る。
そして吊掛音とともに荒川線と息づいてきた沿線の昭和も徐々に減っていく。
コンクリートの味気ないビルが林立し、
新型車が行き来する沿線に両腕を突っ張るように踏ん張るトタン壁の店舗や家屋。
チンチン電車が行きかう横丁には人肌の温もりが伝わる人情の店みせが健気に商う。
現在、学習院下~大塚駅前は大規模な路盤改修工事が行われていて
それと共に急激に下町電車荒川線の風情は失われつつある。
2017年晩春
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工事区間がちょっと行かないうちに拡大していてびっくりしました。
随分前になりますが、鬼子母神近くの築堤アンダーパスが現役時代に
撮れなかったのがとても心残りです。
もう遅いのですが、開発規制を掛けてある限定されたエリアでも古い東京の町並みを残せなかったかと。
壊しまくった後で大金掛けてニセモノばかり並べ、「懐かしい町並み」などという戯画は見飽きました。
木造モルタル二階建て、これも昔は何処にでもありましたが、今はほとんど見なくなりました。
今の機材を持ってあの頃に帰りたい...
景観を残すのであれば、当然そこで生活する人間の質も求められますね。
自己欲の塊のようなペラペラな人種にはとても務まりません。
大塚の路地で、ここで都電の写真を趣味で撮らせていただきたいのですが・・・という問いに一つ返事でいいよ!と江戸っ子返事が即答。
キップウの良さというか、とても気持ちよく撮影させていただきました!
勿論、それに越したことはないのですが、
やはりあの時代のあの機材だったが故にみんな苦労して
良い写真を目指せたのでしょうね。
それで十分楽しかった佳き時代でした。