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狂電関人の写真庫

狂電関人本人のこれまでの写真のストックを思うまま徒然に表現。お立ち寄りの際には一言コメントをいただけると幸いです。

花の信号所 東塩尻

2016年05月16日 19時45分39秒 | 国鉄・JR 東海/中部/北陸

スイッチバック。
かつては峠越えの隘路には必ずと言っていいほど全国に存在したものであったが、
その後、トンネルを穿ち難所をなくすことによってその数は大きく減って行った。
中央本線にも沢山のスイッチバックが存在したが、中でも大学在学中に塩嶺トンネルの完成によって
消えた小さな信号所の記録。



おそらく最晩年の82年だと記憶するがその小さな信号所である東塩尻を訪れた。
ホームとは名ばかりの盛り土があり辛うじて駅名標とともに駅の体裁をとっていた。
信号を取り扱う職員によって丹精された花壇に満開の花が今も印象に残る。

電関人がカメラに収めることができた数少ない原色のロクヨン基本番台である20号機。
20号機とはその後因縁の対面を果たしている。
信州方面に撮影旅行に出た09年早春に篠ノ井派出の片隅で無動のまま余生を送る彼の機に出会ったのだった。



JR化後も原色のまま長きにわたる生涯を送った20号機とともに記憶に刻まれる花の信号所、東塩尻。

上)1982年撮影(?)、下)2009年2月8日 篠ノ井派出

コメント (6)
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