狂電関人の写真庫

狂電関人本人のこれまでの写真のストックを思うまま徒然に表現。お立ち寄りの際には一言コメントをいただけると幸いです。

本線同士の交差点 折尾駅の記憶

2012年11月25日 21時16分17秒 | 国鉄・JR 九州

日本初の立体交差駅である折尾駅。

鹿児島本線と筑豊本線が立体交差している駅で、電関人の福岡時代には撮影に、30円旅行に、
そして浪人時代には隣の黒崎駅まで予備校へ通い、帰り路には駅名物の東筑軒のかしわめしを食べにと良く利用した駅。

1階に発着する筑豊本線には、80年代まで多くの客車列車が設定されていた。



九州の冬は夜明けが遅く、香月線からの直通列車が到着する7時前でも朝焼けが残る。
木造の屋根のホームにスチームをたなびかせて進入する客車列車が良く似合う。(DE1029牽引 124レ)



朝のラッシュ時間には列車密度も高い。(かつては北九州の工業地帯と筑豊の炭田地区を結ぶ大動脈として多くの貨客列車が
行き来し、中間駅までは早くから複々線化されていた)
上り若松行きの列車からは濛々とスチームが立ち上り、下り50系列車の窓もくもる寒い朝。



時雨模様の空がようやく晴れて薄日が差しはじめた折尾駅。
かつての繁栄を物語る立派な駅舎は百数十年と長い間列車の往来を見守ってきた。

そんな立体交差の折尾駅も間もなく建て替えられる。
本屋はその歴史的価値から移築される予定だ。

そして、我が青春の味東筑軒のかしわめしを食した駅売店も去る9月30日に70年の歴史に幕を閉じた。

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荒川線秋景散歩 桜には遅く銀杏には早し(3)

2012年11月25日 14時32分07秒 | 私鉄・地方交通 関東

通らずのアンダークロスを撮ったのと同じ公園の桜からカメラを右にパンして、サンシャイン60を望む。



沿線の安全上、仕方がないのかもしれないけれどどんどん頑丈な柵などが取り付けれて、
写真が撮りづらくなってきました。さて雨もやや強くなってきたので都電雑司ヶ谷から次のポイントの
西ヶ原四丁目に電車で移動。



結局、西ヶ原四丁目から一駅歩いて滝野川一丁目まで来ました。
お目当ては、線路のバックに飛鳥山の桜の紅葉を入れるため。
雨に霞む飛鳥山は赤く染まり飛鳥山に向かう8500とやってくる7000を入れ、しっとり濡れたレールがヘッドライトで光る。



振り返って、西ヶ原と滝野川の間の小サミットに差し掛かる7024。
柿の木など、沿線の秋色を取り入れつつ都電独特の信号機をアクセントに。
雨ならではの都電風情を堪能し、さらに電車に乗って移動。
(4)に続く。

2012年11月23日 都電荒川線 都電雑司ヶ谷付近・西ヶ原四丁目~滝野川一丁目~飛鳥山



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