明けない夜はない

膣ガンステージ、肝臓に遠隔転移あり。只今経過観察中。そんな私の心の叫びと、乗り越えて来た事、あれこれ。

アバウト?と8クール①回目

2006-10-12 15:59:01 | 病気の経緯と治療とか
まだまだ、過去日記8/25の日記より


昨日は、通院+診察DAY

テンション↓↓で、前日まで凹んでいて、 当日になって、もっともっと、緊張しちゃったよー(/□≦、)
行きたく無い!でも、行かなきゃ。"(/へ\*)"))

先週も、通院DAYだったけど、主治医が急遽、 休診だったので、内診は、翌週送りに・・・。(つまり昨日)
ですから、今回は内診決定です。Σ(|||▽||| )
数え切れないくらい、内診したけど、やっぱり慣れない。 あの雰囲気ー・・・。( ´△`)アァ-

私は、先生の手元と顔が、見えないのが、とても不安なので、
いつも、腰上に引いてある、カーテンを、開けて、内診してもらってます。
(普通は、カーテンを引いて、内診して、もらうらしいが)
だから、先生といつも目が合います。(笑) ある意味、それは、私にとって、安心出来るので。(ノ∀`♥)

昨日は、1ヵ月ぶりの、内診だったので、かなり丁寧に、 診てもらった。
ま、特に変化無しだったので、 とりあえずは、OK。
次回の内診では、恐怖の検査が待っているー(≡д≡)

内診が終わり、診察室で、先生と昨日は、沢山話しをした。
(内診室と、診察室が、別々にあるから)
まずは、採血の結果から。
先週の木曜日に、採血して、日が経ってる割には、 思うように、白血球が上がってくれなくて、
先生、悔やんでた。
値は、1900
血小板は、15万らしく、こちらは、まずは安心の値。
白血球の底値は、過ぎたからと、ノイトロジンは、打たずに、 自然に上昇するのを、待つと言う事に。

来週から、8クール目投与が、決定した。
なんだか、嫌なような、でも前進出来て、嬉しいような。

私は、6月に退院してから、お寿司が食べたくて、 食べたくて。
でも、なまもの禁止だろうと、思っていたので、 我慢してた。(/_<)白血球も、低いし。
周りの、お友達も、禁止されてるって言ってるし。
ずっと、自分の中で、「なまものは、禁止なんだ!」 って思っていたけど、
バカにされてもいい!今日は、 主治医に聞いてみよう!ってな事で、恐る恐る聞きました。

「えーと、お寿司って、食べても、良いでしょうか?

すると、主治医N先生、

「良いんじゃない?」

と、あっさり。
この人、(主治医N)いつも、大抵なんでも、

「良いんじゃない?」

って言うんです。(笑)
でも、それは、一見アバウトに思えるけど、 最低ラインの、我慢で済むようにとの、配慮。
治療に規制は、つきもの。
でも、それを、ストレス溜めずに、受けられるようにと、 かなり、私は大きな範囲の、規制です。
それに加え、私は調子に乗って、聞いてみました。

「でも、お酒なんて、飲んじゃダメですよねー?」

と聞きましたら、

「良いんじゃない?それに、毎晩飲んでるんじゃ無いの?
 ほら、お酒好きって言ってたし。」

と、返答が・・・^_^;ハイ、ソーデス、オサケ、ダイスキデース! でも、ずっと我慢してたんだからー!(これ本当!)

自分さえ、飲みたい気分であれば、飲んでもOKとの、 お許しが出ました。
ちょっと嬉しい
もちろん、適量をわきまえ、休肝日を設けると言う、 規則付き。
それぐらいは、守れます!(ホンマか?)

そして、もう1つ。抗がん剤投与中にも、 お酒は、飲んでもエエのか?と、
疑問に思ったので、それも聞いてみました。
するとー、

「抗がん剤自体、アルコール入ってるやん。口からお酒、
 入れても、問題無いよ。」

なーるほどっね。
なんか、ここだけ読んだら、お前は、そこまでして、 お酒が飲みたいんかー!
とかって、思われそうだけど、 実際、そうかも。(笑)
ちゃんと、主治医のOKが出れば、もっと美味しく、 飲めると、思ったから。

そんな、アバウト?(いや、違うけどー)な主治医N先生が、 唯一、いけないって私に言ったのは、

「喫煙」

でした。
私の癌とは因果関係は、直接的には無いけど、 百害あって、一利なし!だそーです。

昨日は、昼からの予約だったので、空いてて、 沢山主治医と、話す事が出来、
精神的にも、ホッって 出来ましたー(*´∇`*)

そんな今日の、ご褒美は、京都三条の、

「京はやしや」

の、雪山をオーダー。めちゃ、でかいです。抹茶味と、ミルクティー味の2種。



9/1の過去日記より

今朝起きると、シトシト雨が降っていた。細く、細かい雨。とっても、静かに。

昨日と、今日では1日しか、違わないのに、 9/1と、認識しているのか、とっても涼しい。そんな朝。

私は、早起きして、通院+点滴DAY今日から、8クール目が始まる日。前進しましょ。

病院に着いて、採血の結果待ちー。かなり待たされる。 結果は、白血球2200。うち、好中球は、1000以上。
先週白血球1900だったので、今週日が経った割には、 成績悪いね。落ちこぼれーな私

思うように、上がってくれない。
でも、好中球が1000以上あるとの事で、 最低ラインの薬量で、投与決定。'`ィ(´∀`∩

本日、1回目に付き、タキソールパラプラチンの、 ブレンドでの、投与。

タキソール=105mg
パラプラチン=450mg


今日は、金曜日なので、いつもとスタッフのメンバーが、 微妙に違った。(私は、大抵月曜日か、木曜なので)
いつもは、忙しくしてる、主治医N先生、 珍しく、病棟に居たし。
そー言えば、金曜日は、病棟当番(なんじゃそれ?)だって、 言ってたな。
点滴中、暇だし、後で世間話の相手でも、してもらおかな。


今回、4人部屋での、1日入院だったけど、金曜日との事もあり、 私以外の患者さんは、外泊していた
だから、広い4人部屋に、私一人っきり。(ノ△・。)ポツネンー!

針刺しは、信頼おける、担当医M女医に、刺してもらった。
先生、なんだか、今日は体が、傾いて立って居たから、

「どーしたの?」 と聞いたら、

「ぎっくり腰」 ですってー

「若いのに大変ね」(私よりも3つも若い)

って私が言ったら、どーも彼女は、人生において、 今回が3度目の、ぎっくり腰なんだそうだ。
ぎっくり腰デビューは、18歳らしい。w( ▼o▼ )w オオォォ!!

M女医曰く、ぎっくり腰に、年齢は、関係無いらしい。 とっても、落ちた物を、拾うのが、大変そーだった。
体、くねって曲がってたし。お大事にね。M先生

点滴中、とても暇暇なので、そんなM女医に、

「どうして、医者になったの?」と、聞いてみた。

M女医は、

「人の為になる仕事をしたかった。産科を希望したのは、
 命が生まれる瞬間を、何度も見たいから」

だそうだ。因みに、M女医の兄も、医者らしい。脳外科。 ちょっと、レアな、医者兄弟。ふーん。すごいな。

丁度1本目の点滴が、終わる頃、主治医N先生、登場。 粘着タキソールを見て、

「まだ、終わってなかったの?これじゃ、帰るのも、
 遅くなるね。速度速めるでー」

と主治医N先生。

「まぢー?大丈夫なんでしょうか?責任取ってよー」

と私が、言ったら、

「良いんじゃない?」

出ました。主治医Nの口癖『良いんじゃない?』 ま、主治医の判断なんだから、良いんだろうね。
終わった後も、なんともなかったし

主治医N先生に、さっきと同じ質問をしてみた。

「先生、どうして、医者になろうと、思ったの?」

と、聞いてみました。N先生は、

「小6の時、隣で一緒に寝てた、ばぁーちゃんが、急に体調
 悪くなって、近くの病院へ、運ばれた。その時治してくれた
 先生見て、かっこいいって思ったから。自分もそう、
 なりたいって思った。」

だそーだ。人は見掛けによらないなぁー。
クールでかつ、エリート街道まっしぐらって感じの、 見た目だから、てっきり、医者家族だと、思ってた。
ふーん。割りと、情があるんだねー。 又、見直してしまったよ。

主治医N先生、偉くなっても、こうやって、患者サイドの、
立場、ちゃんと見れる、心も優しい医者で、ずっと居てね

今日も、7時間近く、管につながれたよ。
途中爆睡してて、時間がワープしたけど、 なんにも、しなくても、疲れるモンだな。
バイタルチェック、異常無し!抜針! 無事終了ー
8クール②回目は、又来週・・・?の予定
しかし、予定は未定か

次へ続く