江戸の粋 小物細工、指物師の技法を受継ぐ細工物の小粋な世界をご覧下さい。

江戸には沢山の職人が技を競っていました。その人達が技を磨くため、細工の極致を極めたのが小物細工です。

深川製磁のお土産

2015年08月17日 | 日々の栞

おはようございます   今日は 

暑い暑いと騒いでいましたけどあっという間に秋が来そうな感じです 

雨の中、今朝もユリが咲いています

狭いところに来てくれて今年も楽しませてもらいました   感謝です

 

息子たちの九州旅行のお土産に「深川製磁」の器を貰いました

私は初めて聞いた名前でしたけど

器類が大好きで結婚前から

いろいろ集めていたS ちゃんによれば有名な窯元だそうです

 

説明書きによれば「TOSIKO FUKAGAWA」生誕100年と書いてあります

 

この方は東京の兄の下宿先で深川製磁二代目の方に一目ぼれされて

北海道から九州に嫁いでこられたそうです

 

当時としてはたいへんなモダンな方だったようで

九州では「天使が降り立ったようだった」と…

 

敏子というこの明治の女性は西洋の女性のように自由闊達で

有田焼の伝統的な家風に大きな影響を与えたそうです

 

そして3人の男の子を生んで

嫁いでからわずか十数年で亡くなられたそうです

明治時代の日本女性にもこんなにもドラマティックな

人生を歩んだ人がいたのだと知ってとても興味深く思いました

 

これはS ちゃんが「オカアサンにあげたい」と思って

別に買ってくれたそうです

とっても繊細な絵が描かれていて素敵なので

飾り皿にしようと思います

優しい気持ちをいつも本当にありがとう 

 


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