ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2023/06/17 「ザ・フラッシュ」

2023-06-17 00:00:02 | 日記
「ザ・フラッシュ」(2023年米)

 フラッシュと言うのはDC系ヒーローの一員。
アメコミのヒーローは、大枠としてマーベル系とDC系に大別される。
アメコミ自体はDCが先行してて、マーベルがそれに続いた形だが
映画に関しては。マーベル系が先行して、
アベンジャーズと言うヒーロー大集合のシリーズを製作。
これがヒットした事も影響してか、DC系も同様のシリーズに挑戦する事に。
「マン・オブ・スティール」でスーパーマンを復活させ、
バットマンやワンダーウーマンが加わり、ジャスティスリーグとして広げる事に。
今回のフラッシュは、ここで仲間になった、とにかく速く動くヒーロー。
ワンダーウーマン以降の連中(アクアマンやサイボーグ)の
単独作を劇場で観る事はないかなと思っていたが、
フラッシュは観ても良いかなと感じていた。
ところが、肝心の「ジャスティスリーグ」がヒットしなかった。
さらに、監督と製作陣がケンカしたとわかり、後に監督バージョンが公開される始末。
サイボーグ役の人がこの流れに便乗して、製作陣を批判して外される。
あげくにバットマン役のベン・アフレックが降板を表明し
ロバート・パティンソン主演のバットマン単独作が作られた。
さらに、スーパーマン役のヘンリー・カビルと
ワンダーウーマン役のガル・ガドットの降板が報じられる。
フラッシュ役のエズラ・ミラーも、私生活で逮捕されたりして
単独作は難しいかと思われた。
TV版「フラッシュ」にゲストとして出演して、
TV版の人と、2人のフラッシュが対面したりもしたが、
ようやく映画版のフラッシュ単独作が作られたと言う訳。
(他の連中も出てくるけど)
 早い段階で、バットマン役としてマイケル・キートンが出演すると伝えられていて
約30年ぶりに復活したと話題に。
さらに、やめたはずのベン・アフレックも出ているとの事で
2人のバットマンが出てくると言う訳。
さらに、フラッシュ自身も2人いるスチールが公開され、
世界観が乱れた様子がうかがえる。
近年、DC系もマーベル系も、マルチバースと言うのが流行りで
いろんな作品や俳優の違う過去作とかが、
別次元に存在して、次元を行き来できれば同時に存在できると言う事に。
TV版とは違う女優さんでスーパーガールが出て
「マン・オブ・スティール」で倒したゾッド将軍が再登場するとの事。
何か面白そうなので観ます。

事前に聞いている情報は。。
 ・フラッシュことバリーが、亡き母を助けようとして歴史が変わったらしい。
 ・ベン・アフレックとマイケル・キートンの2人のバットマンが出るらしい。
 (同時には出ないかも)
 ・スーパーマンはいない世界になって、ゾッドが復活したらしい。
 ・フラッシュが2人になるらしい。
 ・ヘンリー・カベルやガル・ガドットのカメオ出演も噂される。
 ・スーパーマンの代わりと言う事か、スーパーガールが出るらしい。

バリー・アレン フラッシュ(エズラ・ミラー)
ヘンリー バリーの父
ノラ バリーの母。故人
アイリス 記者。バリーの同級生
ブルース・ウェイン バットマン。バリーの友人(ベン・アフレック)
アルフレッド ブルースの執事(ジェレミー・アイアンズ)
ダイアナ ワンダーウーマン(ガル・ガドット)
別のブルース・ウェイン 別のバットマン(マイケル・キートン)
カーラ・ゾー・エル スーパーガール
ゾッド将軍 スーパーマンの宿敵(マイケル・シャノン)
別のスーパーマン (ニコラス・ケイジ)
別のブルース・ウェイン (ジョージ・クルーニ)
アクアマンらしき男 (ジェイソン・モモア)

起:バリーは過去に戻って、母が殺された事件をなくする。
承:父母は助かるが、バリー自身がもう一人いる歴史になってしまう。
転:もう一人のバリーやスーパーガールと協力し、ゾッド将軍を倒そうとする。
結:歴史を変えるのは無理と断念し、元に戻す。

① フラッシュことバリーは、バットマンらの活躍の陰で活動していた。

 冒頭はフラッシュの普段の活躍を見せる形に。
彼の登場は映画では「ジャスティスリーグ」だけで、あれもちょっと出ただけ。
TVシリーズは見てない者としては、なんでそんな能力を身に付けたかとか、
何が弱点かとかはわからないので、この紹介シーンは有難い。
 街で大事件が発生。ウイルスをばらまこうとする一味が現れ、
それを阻止しようとバットマンが奮戦している。
このバットマンは、バットマンを辞めたはずのベン・アフレックです。
バリーは何か忘れたけど仕事していて、
バットマンの執事アルフレッドに呼び出されて出動。
スーパーマンは連絡が取れないと言う。
バットマンがどこかで戦っている中、高層ビルが崩壊しそうな事態に。
バリーは食事をとりたがるが、そんな余裕はなそう。
フラッシュは凄くエネルギーを消費して、やたら腹が減ると言う事のようだ。
 フラッシュにもファンがいて声をかけられたりして
何か食べ物をもらおうとするが、時間がなくて、食べられないまま急行する事に。
崩壊しそうな高層ビルは、上の方の階に託児室があり
窓が割れて複数の赤ちゃんと保育士が落下してしまう。
素早いだけのフラッシュが、なぜ空中にたどり着けるのか知らんけど
落ちていく赤ちゃんを1人ずつ助け、途中で何か食べてエネルギー補給。
最後には保育士も助けて、赤ちゃんたちを引き渡す。
 一方、バットマンはマットモービルで一味を追跡。
一味を次々蹴散らし、最後の一人がウイルスを持ったまま高架から落ちそうに。
バットマンが引き上げようとするが、今にもウイルスが下へ落ちそうだ。
これはやばいと言う時に、現れたワンダーウーマンが2人を引き上げる。
ワンダーウーマンに扮するガル・ガドットも降板したと聞いていたので
カメオ出演と言うべき登場シーン。
この調子で、ヘンリー・カビルもどこかで出てくるのかなと思わせるが、
ネタバレすると彼は出てこない。
遅れてバリーもかけつけるが、肝心な所には活躍できなかったと感じる。(たぶん)

② バリーの母は強盗に殺され、父はその容疑で逮捕された。
  それを正す為、バリーは過去に戻る。

 バリーには、母ノラを強盗に殺される過去があった。
さらに、父ヘンリーは犯人と疑われ逮捕され、無実を訴えるが、容疑は全く晴れない。
事件当日、ノラはトマトソースを買い忘れて、ヘンリーに買いに行かせていた。
スーパーの監視カメラにはヘンリーらしき人物も映っているのだが
画像が鮮明でなく、無実の証拠にはならないとされる。
バリーの同級生アイリスがバリーに接近するが、彼女は記者で
ヘンリーの裁判が近付いており、取材目的だったと感じて失望する。
 バリーは、フラッシュとして活動する際、
次元のはざまみたいな空間に入り込む時があって、そこから外へ顔を出すと
過去の様子が見られる事に気付く。
つまり、その能力を使えば、彼は過去へ戻れるのだ。
それで、母の事故がなかった事に出来るのではないか。
 バリーは友人であるバットマンことブルース・ウェインに相談。
だが、それはバタフライ効果を生む危険な行為だと反対される。
一度は説得されたバリーだが、再び現実を見て実行を決断。
過去へ行って、ノラが買い忘れたトマトソースを
こっそりカートに入れて退散する。

③ 父母は無事の歴史になるが、その時代にもバリーがいると判明。
  彼に能力を与えるが、自分の能力が失われてしまう。

 バリーは元の時代に戻り、父母が健在であるのを目撃する。
どうやら狙い通りに行ったようだ。
あまりに感激するバリーに両親は困惑気味だが、有難がられる事に悪い気はしない。
だが、バリーは誰かが家に戻ってきた事に気付いて、慌ててごまかす。
それは、もう1人のバリー(以後バリー②)だったのだ。
 実はこの歴史にもバリーがいて、バリーが2人存在するようになってしまったのだ。
バリー②は若干若い事から、バリーはちょっと前に戻ったと言う事か。
普通、出発地点に戻りそうだけどね。
バリー②はお茶らけた若造で、同じ顔のバリーに特殊能力があると知ってはしゃぐ。
バリーは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(以下BTTF)
みたいな事が起きていると説明。
バリー②は、あのエリック・ストルツの映画ねと言うので、バリーが驚く。
実はBTTFはストルツ主演で撮影が始まって、数日後に役者が変えられたのだ。
。。と言う事を知らない人にはピンと来ない話。
バリーが、BTTFの主演はマイケル・J・フォックスだと言うと
バリー②は、彼は「フットルース」だと言う。
バリーは、それはケビン・ベーコンだろうと言うと
バリー②は、彼は「トップガン」だと言う。
だいぶ歴史が変わった事がうかがえるが、この時点ではまだバリーは慌てていない。
 実は、その日は落雷がある日だと気付き、
バリーは、自分が能力を身に着けた日だと慌てる。
(BTTFを連想させる感じ)
その場面を再現し、バリー②にも能力を与えなくてはならない。
(なぜ「ならない」のか、その理屈はわからんけど)
2人は研究所に忍び込み、薬品の前で待機。
そこで落雷を受けた薬品を浴び、バリー②は素早くなる能力を身に着ける。
一方で、その衝撃に巻き込まれたバリーの方は、能力がなくなってしまう。
バリーはショックを受けるが、バリー②は能力を身に着けて大喜び。
素早く走り回るが、早すぎて体が火を吹き、服が燃えてしまう騒ぎに。
バリーはその対策として、燃えない素材のスーツを用意していて
腕時計のボタンを押すと、小さく圧縮されていたスーツが広がり
それを素早く切ると言う寸法だったのだ。この時計をバリー②に譲る。
さらにバリーには、体を素早く振動させ、壁などをすり抜ける能力もあった。
バリー②も挑戦し、すり抜けに成功する。

④ ゾッド将軍が現れるが、スーパーマンがいない歴史だと知る。
  ジャスティスリーグの他の面々もいないが、バットマンはいるとわかる。

 そんな中、宇宙人が襲来したと報じられる。
バリーは、それが「マン・オブ・スティール」の悪役ゾッド将軍だと気付く。
元の歴史でゾッドが現れた際、バリーは能力を持つようになった直後で
親子を助けようとして、子供は助けたが、父親を助けられなかった事を悔やんでいた。
今度こそ人々を助けたいと言う気持ちに。
だが、ゾッド将軍を倒したスーパーマンは現れない。
ネットで検索すると、
この歴史にはサイボーグやワンダーウーマンやアクアマンもいない。
ワンダーウーマンで検索すると、びっくりおばさんみたいな女性が出てくるだけ。
どうやらそこも変わってしまったようだ。
だが、バットマンについては、バリー②やその友人らもキメ台詞を知っていて
知られた存在だとわかる。
この歴史にもバットマンがいるとわかり、バリーは彼に助けを求める事にする。

⑤ ブルースの屋敷に押しかけるが、彼はバリーの知るブルースではなかった。
  歴史を変えると、過去も変わってしまうと言う。

 バリーとバリー②は、ブルース・ウェインの屋敷を見付け出して訪ねる事に。
だが、この歴史のブルースは引退していて、頑固爺さんみたいになっていた。
このブルースがマイケル・キートン。
マイケル・ブルースは、バリーが歴史を変えたという事情を理解。
バリーは、自分の知るベン・ブルースに比べて、
マイケル・ブルースが歳を取っていると困惑。
マイケル・ブルースは、歴史を変えると、交差したパスタのように
過去も変わるんだと謎説明をする。
何にせよ、マイケル・ブルースは非協力的に感じられて、バリーはあきらめ気味。
 しかし、屋敷を探ってバットマンの秘密基地を発見する。
そこにあるシステムで、世界中の情報にアクセス。
その結果、クリプトン星から何かが飛来した事はあって
その飛来物体は、ロシアの基地に保管されているとわかる。
それが、この世界のスーパーマンに違いない。
マイケル・ブルースも協力する事を決断し、
かつてのスーツを持ち出してバットマンの姿に。
一緒にロシアの基地へ向かう事となる。

⑥ スーパーマンを探して、ロシアの基地へ向かう事に。
  そこに囚われたいたのは、スーパーガールだった。

 コウモリ型の飛行機(バットウイング)に、2人のバリーも乗って出動。
途中でダイビングして雪原へ。
そしてロシアの基地にたどり着く。
一同は見張りを蹴散らし、保管されていた宇宙船を発見。
だが、そこにいたのはスーパーマンことカル・エルではなく
手術着みたいなのを着せられた女の子だった。
ここにスーパーマンはいなかったと、一同は退散する事に。
だが、バリーは女の子が気になって彼女を連れ出す。
表へ出ると、ロシア軍に包囲されるが、女の子がすごい力を発揮して倒す。
彼女は、カル・エルのいとこカーラ・ゾー・エルだったのだ。
バリー②は、つまりスーパーガールだと言い当てる。正解です。
スーパーガールは、スーパーマンを助ける為に来たのだが、
スーパーマンはこの歴史では地球にたどり着けなかったと言う。
スーパーガールは、自分たちをこんな扱いにした地球人を許せないと怒る。
て言うか、なぜパワーを発揮せずに囚われちゃったんすかね。
クリプトナイトでもあったのかしら。

⑦ バリーは落雷を利用して能力が復活。
  スーパーガールも協力する事になる。

 スーパーマンがいないと知ったバリーは、自分の能力を回復させようとする。
バットマン基地に戻り、落雷を利用して能力を回復させようと奮戦。
落雷で体がボロボロになり、バリー②も見てられないが
改心してかけつけたスーパーガールの協力を得て、再び能力を持つ事に成功。
バリー②はフラッシュスーツをバリーに返し
自身はバットマンスーツのお古に色を塗って、フラッシュぽくする。
これで2人のフラッシュと、バットマン、そしてスーパーガールが揃ったのだ。

⑧ 2人のバリー、バットマン、スーパーガールがゾッド将軍に立ち向かう。
  苦戦するが、バリーらは何度も歴史をやり直す。

 ゾッド将軍は、なぜか都市を攻撃せずに、砂漠みたいな人のいない所で暴れていた。
そこへバットマンウイングとスーパーガールが飛来。
手下たちをバッタバッタと倒したい所だが、
よくよく考えると彼らもクリプトン人なのでそんなに簡単にはいかない。
「スーパーマン2」のアーサとノンみたいなのもいる。名前は違うけど。
バットマンはバットウイングが故障し、もはやこれまでと敵の乗り物に特攻。
スーパーガールはゾッドに捕らわれ、
エル家のこれがクリプトン再建に必要だと、
体内のエキスみたいなのを取られて死んでしまう。
それまで、スピードにものを言わせて、何人か倒していた2人のバリーだが
これはいかんと、協力して歴史をちょっとさかのぼる事に。
砂漠へ駆けつけた所からやり直すが、
また別のタイミングでバットマンとスーパーガールはやられてしまう。

⑨ 次元のはざまには、いろんなスーパーマン、バットマン、フラッシュらがいた。
  バリーは何度やっても、狙った歴史にはならないと悟る。

 2人のバリーはさらにやり直し続け、
いろんな歴史が見える次元のはざまみたいな所に入り込む。
そこでは、ヒーローたちのいろんな可能性が見える。
最初のTV版スーパーマンのジョージ・リーブス。
彼は番組打ち切り後に自殺した事で知られ、
それを描いた映画「ハリウッドランド」では、ベン・アフレックが彼を演じた。
続いて、映画版のスーパーマンであるクリストファー・リーブと、
スーパーガールであるヘレン・スレイターが並んでる絵が見える。
リーブは故人だし、2人が共演する映画はないので、これは合成すね。
さらに、別のスーパーマンが現れそうになり
これがヘンリー・カベルなんかなと思ったら、何とニコラス・ケイジ。
ニコラスがスーパーマンを演じる企画があって、それは流れたんだけど
そんな事知ってる人はそんなにはいないので、ちょっとピンと来ないかも。
このニコラスのシーンは新撮したらしくて、ちょっと長め。
さらにTV版のバットマン(コメディタッチのやつね)や
昔のフラッシュ風のヒーローも登場。こんなのもいたんすかね。
そこがこの映画の弱い所で、
バットマンやスーパーマンらメジャーどころの登場シーンに頼って、
肝心のフラッシュが狂言回し的な扱いになってる。
 次元のはざまにいると、何か岩の塊にくるまれたような悪い奴が出てきて
バリー②と戦ったりする。
悪い奴の腕にあるカッター部分がバリー②の方に付いてしまい、
現実に戻った時に武器に使えたりするが、
バリーは、バリー②が次第に悪い奴に近付いている事に気付く。
この悪い奴は、バリー②のなれの果てなのだ。
バリーは、何度やり直しても、狙った歴史にはならないと悟る。
バリー②を諦めさせようとするが、もはや彼は取り憑かれたようになっていた。

⑩ バリーは再び過去に戻り、母を助けた行為をなかった事にする。

 やむなくバリーは、歴史を元に戻す事を決断。
その結果、バリー②も、マイケル・ブルースも、スーパーガールも
「これが最後の登場シーンだ」と言うはっきりしたシーンもないまま退場する。
 バリーは、かつて自身がスーパーで母ノラのカートにトマトソースを入れた直後へ。
無事な姿の母を見るのはこれが最後だと思わず涙ぐみ、気付いたノラに心配され
る。
自分の息子とは知らず、大丈夫よなんて言われてハグされたりして励まされたバリーは
こっそりトマトソースの缶をカートから取り、棚に戻すのだった。

⑪ 歴史は元に戻ったかに思えたが、ブルースは別人になっていた。

 今度はスタート地点に戻ったバリーは、歴史が元に戻ったらしいと知り、
父ヘンリーの裁判にかけつける。
そこで弁護士は、スーパーの監視カメラの映像を最新技術で鮮明化したと発言。
それにより、ヘンリーが本人の証言通りスーパーにいたとわかり、彼は無罪となる。
この思いがけない展開にバリーは感激。
記者アイリスは気遣ってくれて、これからいい関係になりそうな予感。
さらに友人であるブルース・ウェインからも、祝福の電話がかかる。
そして、裁判所前にブルースの車が到着。
ははーん、ブルースはマイケル・キートンになっていた(そこは変わってた)
。。と言う落ちかな?と思ったが
現れたのは、何とジョージ・クルーニのブルース・ウェインだった。
彼は、知名度の低い頃にマイケル・キートンの次の次のバットマンを演じたのだ。
それならバル・キルマーやクリスチャン・ベイルも出ても良さそうだが
バルは大病で難しそうだし、ベイルは実際オファーがあったが断り、
クルーニがその代役らしい。

⑫ バリーはアクアマンらしき男を見付ける。

 エンドロールの途中で、仲間を探していたバリーは、
アーサーそっくりの男を見付ける。
飲んだくれていてだらしないが、
バリーはアクアマンに違いないと信じるのだった。

 と言う訳で、冒頭でフラッシュの活躍が描かれる。
ただし、彼は早く動けるだけなので、バットマンの後片付けみたいな役割。
ちょっと暗雲が立ち込めます。
その後、フラッシュに扮するバリーは、
母が強盗に殺され、父が犯人として逮捕された事を嘆き、
自身の能力で過去に遡り、この事件をなかった事に出来るのではと考える。
ベン・アフレックのブルース・ウェインは、バタフライ効果を恐れて反対するが
バリーは結局やってしまい、無事な両親と再会。
うまく行ったと喜ぶが、この世界にもバリーがいると知る。
(この世界のバリーの方が、ちょっと若い)
バリーが能力を持つに至った落雷を再現し、
もう一人のバリーは能力を持つが、元々のバリーは能力を失ってしまう。
一方で、ゾッド将軍が襲来するが、スーパーマンが現れない事に困惑。
どうやらスーパーマンがいない世界になってしまったようだ。
他のジャスティスリーグの面々も存在しないが
バットマンはいたと知り、ウェインに会いに行く事に。
マイケル・キートン扮するこの世界のウェインは、アフレックよりも年上なので困惑。
歴史が変わると、過去も変わるんだと言う理論を説明する。
キートン・ウェインの協力で、スーパーマンを探す事になり
ロシアに囚われているクリプトン人を救出。
それはスーパーマンことカル・エルではなく、カーラ・ゾー・エルと言う娘だった。
つまりスーパーガールです。
落雷を起こして、元々のバリーの能力も復活し、4人でゾッドに立ち向かう事に。
例によってバリーは早く動けるだけなので、
主にバットマンとスーパーガールが戦う形に。
ただし、ゾッドの部下もクリプトン人なので、簡単にはいかずやられてしまう。
これはいかんと、2人のフラッシュは歴史を戻し、やり直す事に。
何度やってもうまく行かず、
歴史のはざまみたいな空間に、いろんなシリーズの過去のヒーローたちが登場。
ここがこの映画の最大の見せ場と言える。
クリストファー・リーブとヘレン・スレイターなんて
オリジナル作品では共演してない2人が並んでる姿を見せる。(合成で)
ただしインパクト最大なのは、そこではなくて某有名俳優がスーパーマン役で登場。
そんな作品なかったやんと思わせる。
結局、バリーは歴史を直すのを断念し、元に戻す事に。
おかげで、マイケル・キートンもスーパーガールもゾッド将軍も
これでこの人の登場は終わり。。と感じさせるシーンはないまま降板。
元の歴史に戻っても、完全に元通りと言う訳ではなかったりして
カメオ出演と言うべき登場シーンが二発ある。
ヒーロー映画と言うよりは、タイムトラベルものと言う印象。
見せ場も、本来のフラッシュの能力を発揮するのは冒頭シーンだけと言う感じで
カメオ出演シーンばかりが印象に残る。
まあ、これはこれで面白かったけど、なんか違う気はするよね。



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