２０２１／０９／３０ ＣＳＩ：ニューヨーク８「最後の手段」

ＣＳＩ：ニューヨーク８「最後の手段」 カーティスが保釈になり、ジョーは非難される。

マック　チーフ（ゲーリー・シニーズ）
ジョー　犯罪分析のスペシャリスト
ダニー　不屈の精神
リンジー　天性のタフさ
ホークス　鋭い観察眼
フラック　熱血漢
シド　検視官
アダム　分析官

アリー　レイプされた女性
ジョン・カーティス　レイプ犯
マシューズ上院議員
セリーナ　議員の娘。カーティスの被害者
フランク　ジョーのＦＢＩ時代の相棒
アマンダ　カーティスの被害者

起：カーティスが保釈になり、ジョーは非難される。
承：アリーが何者かに殺される。
転：議員がアリーと組んで、犯行を偽装したと判明。
結：カーティスはジョーを襲い、射殺される。

　カーティスが保釈される事になり、セリーナはショックを受ける。
セリーナの父マシューズ議員は、ジョーを責める。
　ジョーは当時の資料を見ようとするが、それは禁じられていた。
書類に名前を残さない約束で、マックはジョーが資料を見る事を黙認する。
　アリーもまた、フラックに抗議する。
彼女は、世間から嘘つきと言われる事に耐えられなくなったのだ。
訴えを取り下げると言い出すが、それを出来るのは検察だけだ。
　ジョーはＦＢＩ時代の同僚フランクと再会。
彼が裁判所の前に来ているのに気付いたのだ。
フランクがＤＮＡの扱いを誤った為に、カーティスは保釈となった。
ジョーは、フランクがＤＮＡマーカーを見落とした事に気付き、報告したのだ。
フランクは、ジョーが報告した事には理解を示すが、
カーティスを自由にする事は出来ないと言う。

　公園でアリーが殺されているのが見付かる。
鈍器で頭部を殴られたようだ。
カーティスが保釈になった事から、アリーを恨む者もいるだろう。
　事情聴取でカーティスはジョーを指名。
カーティスはアリーと寝た事は認めるが、レイプについては否定。
逆に、ジョーの方がアリーを殺す動機があるのではと指摘する。

　リンジーは、アリーの顔の傷は、襲われたとする時間よりも後についたものと判断。
アリーが自分の顔を殴ったのではと疑うが、そこまでひどいあざにする事は出来ない。
共犯者に殴らせたと考えるのが妥当だ。
　アリーの服に付着したのは、サメの皮膚を利用したゼラチンカプセルと判明。
製薬会社が開発したもので、その会社にはＦＢＩを辞めたフランクが勤めていた。
フランクの部屋には、カーティスを調べていたらしき大量の資料が見付かる。
フランクからジョーに電話があり、すまなかったと言ってバスに飛び込んでしまう。
　フランクの部屋には大量の薬物もあり、まるでラボのようだ。
フランクとアリーが組んで、カーティスを陥れようとしたのではないだろうか。
アリーが警察に真相を話すと言い出した為、殴り倒したのだろうか。
　アリーの携帯には、フランクとの会話が録音されていた。
フランクは、アリーが自分の判断で薬物を飲んだ事を非難していた。
殺される１時間前だ。
　フランクが集めた薬物の容器には、カーティスの指紋が確認される。
カーティスを監視していたフランクは、廃棄した薬品を回収していたのだ。

　アリーに破片が付着していた木は珍しいもので、議員が持つ傘も同じ木だった。
議員の旅先にアリーも訪れており、２人が親しい関係だとわかる。
カーティスを逮捕する為、議員はアリーと仕組んだ事を認める。
だがウソがばれ、アリーがもうやめると言い出した為、傘と石で殴り殺したのだ。
セリーナは、父親が殺人まで犯してしまったと知ってショックを受ける。

　ジョーは、カーティスの被害者アマンダを訪ねる。
アマンダは隠していたが、
フランクが回収した毛髪とレシートから、彼女の存在が判明したのだ。
　アマンダは、カーティスと会った際の服やグラスを残してあると言う。
それは証拠になるはずだと、ジョーはアマンダの部屋を訪ねる事に。
だが、部屋に潜んでいたカーティスに襲われてしまう。
　意識が戻ったジョーは、カーティスに銃を奪われたと知る。
カーティスはジョーを挑発しつつ、弾倉を空にする。
何とか銃を取ったジョーは、薬室に残された弾でカーティスを倒すのだった。

　と言う訳で、シーズン第９話。
カーティスが保釈になり、ジョーは非難される。
このところ脇で続いていたカーティスの話がメインに。
予想通りと言うか、新たに出た疑惑は、彼を陥れようとする者の偽装と判明。
最後にカーティスは暴走して射殺されるが
彼の犯行を科学的に証明できたと言う訳ではない。