「ゲティ家の身代金」
ゲイル ポールの母親(ミシェル・ウィリアムズ)
ゲティ 富豪(クリストファー・プラマー)
フレッチャー・チェイス 交渉役。元CIA(マーク・ウォールバーグ)
ポール ゲティの孫。誘拐された
ヒンジ ゲティの秘書(ティモシー・ハットン)
チンクアンタ 誘拐犯
起:ゲイルの息子ポールが誘拐される。
承:元夫の父ゲティは富豪だが、身代金を払う気はない。
転:ゲイルとゲティの駆け引きがある。
結:身代金が払われてポールは解放され、ゲティの遺産を受け取る。
1973年ローマ。
ポールと言う青年が拉致される。彼の祖父は世界一の富豪とされるゲティ氏だ。
1948年。ゲティ氏はサウジの油田を手に入れる。
さらに、タンカーを持つ為に造船会社を入手。
持っている金額を数えられるようなら、金持ちではないと豪語する。
誘拐犯は、ポールの母ゲイルに1700万ドルを要求。
義理の父であるゲティにもらえと言うのだ。
9年前。ゲティに招かれて、ゲイル一家はローマへ。
だが夫は薬物依存となって離婚。
離婚協議に際し、ゲイルは慰謝料は不要とし、子供たちの監護権だけを得た。
14人の孫がいると言うゲティは、
他の孫も誘拐されかねないと言って、身代金を払う意思がないと告げる。
交渉の為に、元CIAのチェイスを雇う。
ゲイルは屋敷に押し掛けるが、ゲティは不在だと言って会う事が出来ない。
誘拐を知ったマスコミが殺到。世界中の誘拐犯と称する連中から手紙が届く。
チェイスは誘拐犯らしき一味と接触。
ポールは身代金を狙って狂言誘拐を企んでいたが、別の連中と組んだらしいと言う。
狂言誘拐だと知ったゲティは、血縁の者さえも信用できない寄生虫だと言い放つ。
集めている美術品だけは裏切らないと考えていた。
ポールらしき遺体が見付かり、ゲイルが確認する事に。
黒焦げの死体は始末された一味とわかり、彼をきっかけにアジトを突き止める。
警察がアジトを包囲。撃ち合いで一味を倒す。
アジトにポールはおらず、組織に売られたとわかる。
ゲティは本当の誘拐だったと知るが、それでも身代金を払う気はない。
一方、組織は身代金を700万ドルに値下げしてくる。
ゲイルは、ポールがゲティからもらったミノタウロスの像を持ち出す。
身代金が作れると考えたのだが、売店で売られる土産と知ってショックを受ける。
ポールは逃走を図るが、再び捕まってしまう。
警察を買収する為に金が必要となり、組織を怒らせる。
組織はポールの耳を切り取って送りつける。
新聞社は耳の写真を報じようとし、ゲイルは金の代わりに1000部の新聞を要求。
それをゲティの屋敷に送り付ける。
次は足だと脅され、ゲティが身代金を払うと連絡してきた。
ゲイルは屋敷に呼ばれるが、ゲティの目的は節税だった。
身代金を立て替える代わりに、監護権の放棄を要求。
ゲイルはやむなく受け入れるが、節税できるのは100万ドルまでなのだ。
一味の要求は現時点で400万ドルで、まだ足らない。
ゲイルは金があるフリをして、全額払うと会見する。
これに驚いたゲティは、結局、身代金を用意。監護権もゲイルに譲ると告げる。
身代金を確認した組織はポールを解放。
怯えたポールは逃げ回るが、何とかゲイルと合流する。
騒ぎの中、ゲティは大事にする絵を抱えて息絶える。
ゲティが死に、遺産は孫たちが相続する事に。
彼らが成人するまで、ゲイルが管理する事になる。
ゲイルはチェイスの協力に感謝し、
遺されたゲティの彫像を見て物思いにふけるのだった。
と言う訳で、実際にあったと言う富豪ゲティ氏の孫ポールが誘拐された事件を描く。
母親ゲイルはゲティの息子と離婚しており、ポールの監護権は彼女が持っていた。
そんな事情もあり、ケチで知られるゲティは身代金の支払いを断る。
だがゲティに頼らなければ、高額の身代金を払うあてなどない。
ゲイルとゲティの駆け引きが面白そうだが、期待したほどは盛り上がらず。
ゲイル ポールの母親(ミシェル・ウィリアムズ)
ゲティ 富豪(クリストファー・プラマー)
フレッチャー・チェイス 交渉役。元CIA(マーク・ウォールバーグ)
ポール ゲティの孫。誘拐された
ヒンジ ゲティの秘書(ティモシー・ハットン)
チンクアンタ 誘拐犯
起:ゲイルの息子ポールが誘拐される。
承:元夫の父ゲティは富豪だが、身代金を払う気はない。
転:ゲイルとゲティの駆け引きがある。
結:身代金が払われてポールは解放され、ゲティの遺産を受け取る。
1973年ローマ。
ポールと言う青年が拉致される。彼の祖父は世界一の富豪とされるゲティ氏だ。
1948年。ゲティ氏はサウジの油田を手に入れる。
さらに、タンカーを持つ為に造船会社を入手。
持っている金額を数えられるようなら、金持ちではないと豪語する。
誘拐犯は、ポールの母ゲイルに1700万ドルを要求。
義理の父であるゲティにもらえと言うのだ。
9年前。ゲティに招かれて、ゲイル一家はローマへ。
だが夫は薬物依存となって離婚。
離婚協議に際し、ゲイルは慰謝料は不要とし、子供たちの監護権だけを得た。
14人の孫がいると言うゲティは、
他の孫も誘拐されかねないと言って、身代金を払う意思がないと告げる。
交渉の為に、元CIAのチェイスを雇う。
ゲイルは屋敷に押し掛けるが、ゲティは不在だと言って会う事が出来ない。
誘拐を知ったマスコミが殺到。世界中の誘拐犯と称する連中から手紙が届く。
チェイスは誘拐犯らしき一味と接触。
ポールは身代金を狙って狂言誘拐を企んでいたが、別の連中と組んだらしいと言う。
狂言誘拐だと知ったゲティは、血縁の者さえも信用できない寄生虫だと言い放つ。
集めている美術品だけは裏切らないと考えていた。
ポールらしき遺体が見付かり、ゲイルが確認する事に。
黒焦げの死体は始末された一味とわかり、彼をきっかけにアジトを突き止める。
警察がアジトを包囲。撃ち合いで一味を倒す。
アジトにポールはおらず、組織に売られたとわかる。
ゲティは本当の誘拐だったと知るが、それでも身代金を払う気はない。
一方、組織は身代金を700万ドルに値下げしてくる。
ゲイルは、ポールがゲティからもらったミノタウロスの像を持ち出す。
身代金が作れると考えたのだが、売店で売られる土産と知ってショックを受ける。
ポールは逃走を図るが、再び捕まってしまう。
警察を買収する為に金が必要となり、組織を怒らせる。
組織はポールの耳を切り取って送りつける。
新聞社は耳の写真を報じようとし、ゲイルは金の代わりに1000部の新聞を要求。
それをゲティの屋敷に送り付ける。
次は足だと脅され、ゲティが身代金を払うと連絡してきた。
ゲイルは屋敷に呼ばれるが、ゲティの目的は節税だった。
身代金を立て替える代わりに、監護権の放棄を要求。
ゲイルはやむなく受け入れるが、節税できるのは100万ドルまでなのだ。
一味の要求は現時点で400万ドルで、まだ足らない。
ゲイルは金があるフリをして、全額払うと会見する。
これに驚いたゲティは、結局、身代金を用意。監護権もゲイルに譲ると告げる。
身代金を確認した組織はポールを解放。
怯えたポールは逃げ回るが、何とかゲイルと合流する。
騒ぎの中、ゲティは大事にする絵を抱えて息絶える。
ゲティが死に、遺産は孫たちが相続する事に。
彼らが成人するまで、ゲイルが管理する事になる。
ゲイルはチェイスの協力に感謝し、
遺されたゲティの彫像を見て物思いにふけるのだった。
と言う訳で、実際にあったと言う富豪ゲティ氏の孫ポールが誘拐された事件を描く。
母親ゲイルはゲティの息子と離婚しており、ポールの監護権は彼女が持っていた。
そんな事情もあり、ケチで知られるゲティは身代金の支払いを断る。
だがゲティに頼らなければ、高額の身代金を払うあてなどない。
ゲイルとゲティの駆け引きが面白そうだが、期待したほどは盛り上がらず。