ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/04/03 「スタンドアップ」

2014-04-03 00:00:00 | 日記
「スタンドアップ」

ジョージー・エイムズ (シャーリーズ・セロン)
アリス ジョージーの母(シシー・スペーシク)
ハンク ジョージーの父
サミー ジョージーの息子
カレン ジョージーの娘
ボビー ジョージーの同僚。高校時代の恋人(ジェレミー・レナー)
ビル 弁護士(ウディ・ハレルソン)
グローリー ジョージーの同僚だが難病に
その夫 (ショーン・ビーン)
ピアーソン氏 社長

 89年。暴力亭主と離婚したジョージーは実家に戻る。
故郷は鉱山の町で、ジョージーも鉱山で働く事に。
女性労働者もわずかにいるが、歓迎されておらず、嫌がらせは日常的だ。
監督官は元恋人のボビーで、強引に迫られる。
ボビーの妻には夫をそそのかしたと非難され、息子サミーもショックを受ける。
ジョージーはセクハラだと騒ぐが、
女性の同僚は波風を立てるのに消極的で、会社には辞職を勧められる。
嫌がらせは続き、ジョージーは弁護士のビルに裁判を起こすよう求める。
引き受けたビルは、原告を増やして集団訴訟にすべきだと言う。
だが、女性の同僚は、負ければ嫌がらせはエスカレートすると、関わろうとしない。
同じ職場で働く父ハンクさえ、ジョージーの行動に批判的だ。
だが、組合の集会で娘が侮辱されるのを見て、彼女に味方する事を決意。
裁判で弁護士は、ジョージーが学生時代に教師と関係したと指摘。
彼女はレイプだったと言うが、サミーはショックを受ける。
ジョージーは私だけの子供と思う事にしたと言い、サミーも母の気持ちを知る。
裁判ではボビーがレイプではなかったと証言し、さらに不利になるが
難病になった同僚グローリーが原告に参加する事を表明。
すると、他の女性たちや両親、さらには男性従業員も原告に加わる。
こうしてジョージーは裁判に勝利。
彼女のおかげで、女性労働者は賠償金と迫害から守る規定を得る事が出来た。

 と言うわけで、シャーリーズによる社会派ドラマ。実話もの。
彼女は離婚し、子供を連れて故郷の町に戻る。
ここは鉱山の町で、わずかながら女性の作業員もいて、シャーリーズも仲間入り。
だが女性を快く思わない連中から受ける待遇は最悪。
さらに元恋人も同僚で、強引に迫られ拒絶すると、
アバズレと呼ばれ、息子もショックを受ける。
シャーリーズは会社に訴えるが助けにならず、
女性の同僚も波風立てたくないと非協力的。ついに裁判を起こすと言う訳。
同じ鉱山の男である父は、最初娘の行動に反対するが、
娘を侮辱するのは許せないと味方に。
数少ない仲間である友人ショーン・ビーンや弁護士ウディ・ハレルソンは、
いずれも凶悪な悪役をやった人だが、本作では心やさしいタイプ。
シャーリーズの頑張りで、ついに同僚たちが原告に参加する事を決意。
集団訴訟にすれば、勝利は間違いないと言われた裁判なので、
ここが感動シーンのはずなんだけど、個人的には盛り上げ方が物足りなかったかな。
コメント
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