(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

仕事

2014年02月19日 | とある貨レ撮りの世迷い言
此度の大雪で貨物はしっちゃかめっちゃかになった訳だが
その様子は名古屋タから札幌タの間に
同じ列車で未着のが3本も4本も在線したことでも伺える。
日本海側ならさもありなん
那須颪、蔵王颪で風抑止大会でも何とか解る。
だが関東甲信の大雪で東海道に2本
さらに東北に1本とまだ札幌に着いてない
いや青函を潜ってもいない同じ列車がいるなんて
これは聞いたことがない。

ソレほどでもないけれど、EF66 27が
関東を股に掛けての三角運用をこなした。
蘇我からタンク貨レ牽いて高崎(線)に行ったと聞き
正直俺も驚き自分の耳目を疑ったが
目撃者がいるんじゃ、そうなのであろう。
だが、その後のことを考えなくてはいけない。
肝心なのは、蘇我と新鶴見のどっちに向かうのか
それを見極めて、次にどこへ行けばいいか。
不取敢、2089レを撮ったら急いで機材を畳んで
勝手知ったるあすこに行こうと考えた。
8877レに入ったのだから、8876レで蘇我に戻るだろう
14時までに大宮にいれば、まあ何とか間に合うか。そう思った。
所がテキは8876レには入らずに、配6794レに入ったという。
それなら黙ってでもこっち、ニシコクに来るじゃないか。
動く手間が省けた。


後から何でこんなことになったのか考えてみた。
所属区所に戻す場合は、定められた方向にエンドを向け直して
つまり吹田の66なら大阪方に1エンドを向けなおして
「借りたカマ」を返すことが決められている。

(因みにA32、33仕業をなぞってみれば、エンドはひっくり返るが元に戻る)

今回は恐らく自区のEF65PFの遣り繰りで都合が合わないのがあり
東北太平洋側の大雪で北からの貨レが多数運休してたことも手伝い
吹田区から1両、EF66 27を借りることにしたようだ。
ただしそのまま蘇我から大阪方面に向かわせれば
貸してくれた吹田区に迷惑をかけるので
担当者は一生懸命関係各所に電話、電報(fax)をかけたり打ったり
これこれ斯々然々と根回ししてから走らせたのだろう。
でなければ綺麗に変運用が決まる筈がない。
あーだこーだ言う人間が多すぎて現場がゴタゴタしていれば
船頭多くして舟、山に登るとあるように
某地下鉄が開業当時にやらかしたようなことになる。
ダイヤがメチャメチャでも、動かす方は冷静沈着。
ヲタなら私情挟みまくりで居るだけじゃまになってしまう。
俺はさすが「コレで飯食ってる」人だなあと思った。

改めて今回の行路をなぞってみる
ヲタならこんな筋書きあんのか!?っていう仕業変更ばかりだ。
それをシレッと施行するからプロは凄い。
浮かれまくってた俺もそれを想ったら黙るしかなかった。

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