(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

本を読む、のを教わる

2014年04月30日 | 日々雑感
小3の時に級友になったまこっちゃんには
「本を読む」ことを教わった。
それまでは絵本とか図鑑止まりで
読書とは言えない読書活動だったけども
まこっちゃんは「俺、これよんでるぞ」って
シャーロック・ホームズのハードカヴァーを
図書館で借りたのを自慢していた。
負けずに俺も、同じシリーズのを借りては読んだけど
何せ見栄張って借りてきたものだから
正直、最初はちんぷんかんぷんだった。
尤も小3だからまだ分からんことも多かった訳で
ホームズものの面白さを知るのはその2年先
小5になってやっとこぼちぼち、だったような記憶がある。
読書週間とかで朝っぱらから本を読む時間が作られると
ネタに困って昔読んだホームズを読んでみたら、あら面白い、で
また1冊、また1冊と借りて読むのが暫く続いたりした。

まこっちゃんに出会わなかったら今頃俺はたぶん
物凄く、堅苦しくて詰まらない人間になってたかも知れない。
今でも面白いのがあれば古本屋で買ったり
区の図書館で読んだりしているが
それでネタの引き出しが出来て程々に楽しく暮らせているのは
たぶん彼との出会いがあったからじゃないかと思うのだ。
中学出てからもう30年近く経つし
俺もアレなんで、会う訳にはいかないが
何はともあれ、彼に感謝したい。


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