エコヴィレッジ鶴川は一日にしてならず

鶴川某地にて展開する自然志向のコーポラティブハウス「エコヴィレッジ鶴川」。
住民の手で心地よい暮らし、現在進行形。

【第0回】パーマカルチャー講座

2005年06月19日 | パーマカルチャー公開講座
パーマカルチャーとは
パーマカルチャーとは、身の回りの自然環境と調和した人間の生活圏を作り出すためのデザインの体系のこと。
デザインの要素には、
(1) 土地に関すること
(2) エネルギー・物質循環に関すること
(3) 社会的なこと(どのくらい関われるかなど)
(4) 抽象的なこと(お金のことなど)
の4つがある。(1)、(2)だけでなく、全ての要素の関わりをイメージしていくことが大切。

食生活のデザインについて
人間の歯の割合からみて理想的な割合は5:2:1(穀物:野菜:嗜好品)。
肉を穀物と同量食べるためには、4倍の穀類が飼料として必要で、さらに大変な手間が必要。穀物をそのまま食べたほうが、簡単で、恵まれたとおりに食べていれば、楽に自給できる。このような食生活を選べば、健康になれるし、環境にも不可をかけなくてすむ。強制ではないが、皆さんの暮らしもこの5:2:1を基本にデザインしていくことも考えられる。デビットフォルムの「受動的な生活から一歩踏み出そう」の言葉どおり、皆さんもどのような生活ができるかイメージを膨らませてほしい。

デザインの基本原則
今後、デザインの基本原則(別紙)をもとにデザインしていく。基本原則の意図するところが上手くまとまっていると思っていて、よく使わせてもらう言葉。
「もったいない。せっかくですから。おかげさまです。」
どうせ植えるのだったら、(植物に)いろんな仕事をしてもらうように考えていこう。

次回は、皆さんと土地を回って、どういう利用価値があるか、様々な要素の関わりを考えていく。

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