エコヴィレッジ鶴川は一日にしてならず

鶴川某地にて展開する自然志向のコーポラティブハウス「エコヴィレッジ鶴川」。
住民の手で心地よい暮らし、現在進行形。

苗木移植作業

2005年10月23日 | 建設組合の様子
■苗木移植作業
できるだけ現地の緑を再生しようという試みで、伐採予定の場所から苗木を採取し移植する作業を、10月22日と23日に行いました。採取した苗木は「離れ庭」に保管し、建物が完成したら、植えなおす予定です。

工事で伐採される樹木の量からすればほんのわずかではありますが、2日間で、9種類の苗木(スギ、サンショウ、ケヤキ、ツワブキ、マンリョウ、アオキ、ネムノキ、シラカシ、シュロ)を無事移植することができました。1年後まで元気に育ち、新しい場所で無事に根をはってくれることを祈っています。

保管した以外にも、個々の家用にいくつか採取しました。私は、サンショウとマンリョウを家で育てるために持ち帰りました。こちらもエコビレッジが完成した時に移植する予定です。また、サンショウの枝をノコギリで切って頂いて1本持ち帰りました。とても良いすりこぎが出来るとのことなので楽しみです。移植作業とは関係ありませんが、思わぬ御土産ができてラッキーでした。

今日はとても天気も良く、まさに秋晴れだったせいもあり、樹木の中の心地の良い空気をよりいっそう感じることができました。私たちの住み家がこれらの樹木を伐採して建てられるということをあらためて心に刻んだ一日でもありました。

(YU-JI)

【第9回総会】

2005年10月16日 | 建設組合の様子
・小雨の中、総会があった。民家の座敷を会議場、ほり炬燵スペースを子供のスペースにして、熱気ホカホカの総会だった。外で遊ぶには天気がもうひとつのこの日、0歳から小学生までの子供たちがコタツの周りをぐるぐるまわり、お菓子をほおばり、大きな声を上げては「静かに!」と言われ、エネルギーが有り余っている感じでした。私は午後からの出席なので、地鎮祭、パーマカルチャー講座第1回の報告、集会室仕様の決議などがあった午前中については、どなたか補足していただきたいと思います。

・午後、マンション管理のテーマについて、ライターの福崎さん、エコビレッジ日野の阿部さんを講師にお話をいただいた。福崎さんのお話は、ご自身のマンション管理の経験を踏まえて、修繕費や管理会社へ委託する場合の管理費を鵜呑みにしてはいけないこと(よく明細を確認し、無駄を省くこと)、自主管理を行うなりのノウハウが必要であること、などであった。阿部さんには、日野で月額800円/各戸の管理費を実現し、かつ繰越を生み出して駐車場代なども値下げしている実態をお話いただいた。日野の実際の年間収支の資料も示しながらだったので、これならできるのかも、と思う内容でした。

・この日、私は実家の母と話す機会があったのですが、「戸数の少ないマンションは管理費高くなるのよね」と言い放っていました。みなさまのお話とは逆なのですが、世間の常識はこんなものなのかもしれません。

・それから、この日はインフィルの契約日であり、夕刻は西部警察ならぬ背広姿の西武建設みなさまのご挨拶があり、いよいよ建設が近いなあと実感が沸きました。(地鎮祭を欠席したもので)組合みなさんも設計見積もり大詰めで、インフィルの契約を少々延期した世帯が多いようでした。かく言う私のところも、一点引っかかっており、契約できませんでした。