エコヴィレッジ鶴川は一日にしてならず

鶴川某地にて展開する自然志向のコーポラティブハウス「エコヴィレッジ鶴川」。
住民の手で心地よい暮らし、現在進行形。

【第7回総会】

2005年07月24日 | 建設組合の様子
小雨の中の蒸し暑い総会となった。季節柄、蚊が多く、子供たちがぷくぷくと蚊にやられていた。

議題は
1.新メンバー紹介
2.理事会報告
3.前回総会の議事録解説、事業スケジュールの確認
4.近隣説明経過報告
5.専用使用権等について
6.防犯設備に関する検討
7.温水ソーラーの説明
食事
8.近隣の方のご挨拶
9.共用部分に関する検討
10.部会報告
11.その他

■温水ソーラー
午前の終わりに、ソーラー温熱器の説明が会社の方からあった。
協伸サンテック
http://www.kyoushin-suntech.co.jp/

製品がガラスとステンレスだけでできており(プラスチック等がなく)、施工の腕も信頼できるので、アンビエックスでも採用しているとのこと。設備の説明は以下のサイトでも。
http://www.kyoushin-suntech.co.jp/taiyounetsuonsuiki.htm

以前普及した古い形とは変わってきているが、太陽熱を利用しているという点は同じ。
違いは、屋根の上にタンクを載せていないので、集中的な荷重はかからない点。
また、水が空気に触れることがないので、菌の発生がない。
ソーラーの温水器は90度近くまで上がる。
スカイブレンダーを設置して、給湯器につなぐ。
温度が高すぎれば水を混ぜてくれるので、自動湯はりなどの機能も使える。
冬場でも温度があがる。それは太陽の熱ではなく、光を利用しているから。
お湯を作るガス代の70%をまかなえる。
CO2削減効率が一番高い。82%を熱変換している。
かける費用に対して、効果が高く、8年くらいで償却できる。
ガラスとステンレス以外使っていないので、腐るものがない。20年以上使うことが可能。
メンテナンス費用は、2~4年に一回12,000~15,000円かかる。
初期投資については、つけていただける方が多ければ多いほど、値段も下がってくる。
10件以上なら半額近くになる可能性もある。
国からの補助が出る。25,665円×2の補助金が出る。
欠点は、初期コストがかかること。(2パネルで50~70万円程度)
現状、鶴川では数戸のみが希望しており、価格は80万円前後となりそうだが、もし10戸以上など注文がまとまれば、半額近くまでディスカウントされる!!!
何世帯かの方が熱心に質問されていたが、それ以外にも心が動いた人もいるのではないか。私はその一人だ。誰か、この指とまれをやってくれないだろうか。。

■共用部分
今回の総会で時間をとったのは、防犯設備、また共用部分である。

防犯設備については、前回の議論を踏まえて、防犯カメラをどうするかについて、みなで意見を出し合った。実際の決定は今後改めて行うこととなっている。

また共用部分については、集会室の機能についてもう一度議論し、コンロやコンポストトイレの是非について話し合った。

防犯も集会室も、要は機能は充実させたいが、それが各戸の負担に跳ね返るという部分を同考えるか、がポイントなのですね。

それから、、とうとう建物外観図や通路のイメージ図がでてきた!さらにアンビエックスより外壁材料に予定している焼き杉とガルバリウム鋼板を持ってきていただいて、これが外壁になるのか・・・と拝見した次第。ガルバリウム鋼板はシルバーの波型の板で、「味気ない」という意見も出た。

それからそれから、「近隣の方」として町内会の方の代表がお見えになった。こちらに越してきた頃のことから話し始められた。このあたりは昔はもっと自然にあふれていて、子供を育てるには最高の環境だと思っていたとのこと。

エコヴィレッジの私たちはいわば開発して入ってくる新住民なのですが、鶴川のそういう条件は大事にしていきたいなと思いました。

と今回も盛りだくさんの内容だったが、まだまだ大事なことがあったかもしれない。みなさんよろしく。というのも、私はまた縁側で子供を見ていまして、かつ蚊を叩きながらの参加で不十分な理解なのです。(じゅん)