Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

羽なしてんとう虫?

2009-07-21 | 日記的な
羽なしてんとう虫が誕生

てんとう虫はかわいいヤツです。
てんとう虫には、草食と肉食と2種類いて、
草食は野菜など食べちゃうので、人間にとっては害があります。
ナス科につくから、夏野菜のナス、トマト、ジャガイモなんかは、
草食のニジュウヤホシテントウにやられます。
一方、肉食のてんとう虫っていうと、だいたい虫を食べます。
ナミテントウ、ナナホシテントウなどは、アブラムシを食べるので、
その性質を利用しようっていうのが、羽なしてんとう虫に結びついています。

庭にアブラムシが大発生して、その辺の原っぱでてんとう虫を見つけてきて、
自分の庭においても、環境が気に入らなかったら、飛んで逃げてしまうんですね。
それを、なんとか解消しようという発想だと思うのですが…。

アブラムシとアリがまた、共生関係にあるので、
てんとう虫を一匹置いたところで、アリに攻撃される場合もあります。

あ、そういえば、他に「菌」を食べるやつもいるのね。
それは、キイロテントウ。キュウリなどのうどん粉病の菌を食べます。

生態系が整っていれば、ワザワザそんなてんとう虫を作らなくても、
アブラムシやうどん粉病が大発生すると、てんとう虫は自然にやってきます。
それが、農「業」となるとそんな悠長なことも言っていられないのはわかりますが。

こういうのって、研究している人たちは、
凄いことができたと思っているのかもしれないけれど、
自然界にしてみれば、ひどい侵害だと思うのです。

ちゃんと、てんとう虫に相談してれば別ですが。

そして、一方では、新型インフルエンザとか、
タミフル耐性のができたとか騒いでいますが、
そういうことって人間の身勝手とつながってると思うので、
なんだか嫌になっちゃうなぁ。

天道虫と自然のシステム
てんとう虫とローズマリー

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