タンポポ花油でコールドクリームづくり

基礎化粧品類は、もう10年以上は何も買っていないと思います。
化粧水はハーブの蒸留水やチンキを薄めたり、いろいろ作れるし、
感想の時期は植物油やミツロウクリームなどをつかいます。

化粧水とローズ油（精油をホホバで希釈したもの）を
掌で混ぜて保湿に使っていました。
最近、無精して、万能油のオオバコオイルをつけていましたが、
伸びの良いクリームが欲しいと思い、
油分と水分を混ぜるコールドクリームをつくってみました。

クリームづくりは、植物油に蜜蝋をまず溶かすのですが、
薪ストーブがあると、わざわざガスなどの燃料をつかわずに、
ストーブトップにひょいと置くだけで溶けてくれます。

夏はそんなに保湿用のものが必要なわけではなく、
寒くなって乾燥してくると必要なので、
寒くなったら薪ストーブ上でクリームつくる、
っていうのは、省エネでリーズナブルです。

まずはタンポポ浸出油と蜜蝋を溶かします。
寒すぎて固まっていたので、ちょっと緩めてから。




薪ストーブで溶かしていきます。
柔らかく熱が伝わるので、とてもやりやすい。

溶けたらば、水分を足していきます。
今回はレモンバームの蒸留水を使いました。

オイルと蜜蝋が溶けたところに
蒸留水を少しづつ投入しながら、
分離しないように混ぜていきます。

すべての材料が混ざったら、
ストーブからおろして、
今度は少しづつ冷やしながら、
乳化剤を使わないので、分離しないように
気をつけながら混ぜ続けていきます。

冷やすのには、外にある雪を使いました！

雪はさらさらです～。


冷やし加減をコントロールしながら、
がんばって混ぜていきます。

グルグル混ぜているうちに、バイオダイナミック農法の
ダイナミゼーションを思い出しました。
右に混ぜて、左に混ぜて、宇宙創成のカオス状態をつくるとか。
カオスからコスモスが生まれるのです。
熱（火）エレメントと水エレメントの融合。
気を抜くと分離する。
神様は上手いこと宇宙を創ったものです。
というわけで、わたしも成功しました。


使い心地の良いクリームができました。

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