【学び方を知ること①モチベーションの確認とクロストレーニング】
(書いていたらすごく長くなってしまいました)
私が10年以上前にトレーニングを受けた「フェルデンクライス・メソッド」というボディワーク(ソマティクスともいわれます)は、「ボディワークではなく、学び方を学ぶメソッドだ」とトレーナーはいつも言っていました。つまり体をどうこうするものというよりは、人間はいかにして新しいことを学んだらいいかということを、そのワークを通して体感することが含まれていました。
今は、ボディ系のことよりは、スピリチュアルな体系の研究をしています。アリス・ベイリーが著した「エソテリック〇〇」(神智学系)シリーズと、人智学が主な文献です。今ちまたにいろいろあるスピリチュアル系といわれるものの源がここから、ということがたくさんあることもわかります。
ボディワーク、植物療法、占星術やタロットなどの神秘体系、エネルギーヒーリングなど目につくところから学んできた動機には、「セラピストとしてひとりひとりに必要なものをいかにすれば提示できるのか?」という問いがずっとあり、セラピストとしての実践とともに、見えない世界でも何か裏付けが欲しいので、学ぶ場を見つけて通って見たりして、今はそんなことをやっているという事です。
私の場合、何かを調べたり探求していると、その細部の面白さに囚われてしまい、元のモチベーションを忘れてしまうことがあります(笑)。なので、たまに、「自分はなんでこれをやってるんだっけ?」という確認は大事。これは学びにおいてのみならず、自分に自覚的であることは生きていく上でとても大事なことです。
しかし、流れのままに、あっちにいったり、こっちにいったりすることも大事なことなのです。そういう時は流れに任せて、そのうち止まる時が来るので、その時に振り返ってみます。
あっちこっち回り道をすることは、「クロストレーニング」と言って、出来ないこと、難しいことをじわじわと身につけ自己成長につなげていくには、時間がかかるけれども重要な方法です。
最近では、例えば野球選手が野球だけではなく、ゴルフをやったり、サッカーやったり、他のことをやることで、また自分のメインの技術が向上する、というのはスポーツ界では応用されはじめているのはご存知の方も多いかと思います。
最後に、最近講座で取り上げる、神智学や人智学(シュタイナー)本の読み方について書きたいと思います。
シュタイナーは「読書は瞑想」と言っているらしく、数行読んでよく考える、熟考する、というのは大事なことかと思いますが、私自身がこれをやってきて、なかなか良いなと思っている方法をご紹介します。
それは、3冊同時読書です。やってる方もいらっしゃるかもしれません。
例えば、読みたいけど難しい本と、まあまあわかる本、簡単に読める本を織り交ぜて、読む方法。ジャンルは問いませんが、今自分が読みたいな、というのを選べばよいと思います。
何年か前には、その時に自分が読みたい本、プロセスワークの本、シュタイナー関係の本、エネルギー医学関係の本を同時に読んでいました。同時に読むと言っても、私はひとつの本をずっと最初から最後まで読み通すのが苦手で、読んでいると飽きてくるのです。
そうしたら、別な本を読みます。そうすると、なんとなく同じことを違う角度で言っている場所にでくわして、1冊だけ読むよりも立体的になり、理解が深まったりします。はじめのうちは、わかるところだけ拾い読み、ななめ読みがおススメです。これも、ひとつのクロストレーニングです。
学習スタイルが人によって違うので、皆に合うわけではないと思いますが、試してみてください。
それをずっとやっていくと、手にして開いた本に知りたかった答えにつながることが書いてあるようなシンクロニシティにだんだんとつながって行くようになります。
(次回は、ピンポイントにジャンルを絞り、シュタイナー本をどう読むかについて書いてみたいと思います。)
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【Earth Spiralについて】
磐梯朝日国立公園に位置する裏磐梯で、
パーマカルチャーにもとづいて場のデザインをしつつ暮らしています。
持続可能な暮らしや、ホリスティックな世界観にもとづく
個人セッション、ワークショップ、講座などをやっています。
2019年の講座ワークショップ案内をアップしました。
*詳細も随時アップいたします。
個人セッション・冬のリトリートは受付中。
メインウェブサイト Earth Spiral
もりとアートの学校
森の薬草使い塾/薬草占星学/ハーバルタロットなど。
Earth Spiralリトリートルーム
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blog Earth Spiral
(書いていたらすごく長くなってしまいました)
私が10年以上前にトレーニングを受けた「フェルデンクライス・メソッド」というボディワーク(ソマティクスともいわれます)は、「ボディワークではなく、学び方を学ぶメソッドだ」とトレーナーはいつも言っていました。つまり体をどうこうするものというよりは、人間はいかにして新しいことを学んだらいいかということを、そのワークを通して体感することが含まれていました。
今は、ボディ系のことよりは、スピリチュアルな体系の研究をしています。アリス・ベイリーが著した「エソテリック〇〇」(神智学系)シリーズと、人智学が主な文献です。今ちまたにいろいろあるスピリチュアル系といわれるものの源がここから、ということがたくさんあることもわかります。
ボディワーク、植物療法、占星術やタロットなどの神秘体系、エネルギーヒーリングなど目につくところから学んできた動機には、「セラピストとしてひとりひとりに必要なものをいかにすれば提示できるのか?」という問いがずっとあり、セラピストとしての実践とともに、見えない世界でも何か裏付けが欲しいので、学ぶ場を見つけて通って見たりして、今はそんなことをやっているという事です。
私の場合、何かを調べたり探求していると、その細部の面白さに囚われてしまい、元のモチベーションを忘れてしまうことがあります(笑)。なので、たまに、「自分はなんでこれをやってるんだっけ?」という確認は大事。これは学びにおいてのみならず、自分に自覚的であることは生きていく上でとても大事なことです。
しかし、流れのままに、あっちにいったり、こっちにいったりすることも大事なことなのです。そういう時は流れに任せて、そのうち止まる時が来るので、その時に振り返ってみます。
あっちこっち回り道をすることは、「クロストレーニング」と言って、出来ないこと、難しいことをじわじわと身につけ自己成長につなげていくには、時間がかかるけれども重要な方法です。
最近では、例えば野球選手が野球だけではなく、ゴルフをやったり、サッカーやったり、他のことをやることで、また自分のメインの技術が向上する、というのはスポーツ界では応用されはじめているのはご存知の方も多いかと思います。
最後に、最近講座で取り上げる、神智学や人智学(シュタイナー)本の読み方について書きたいと思います。
シュタイナーは「読書は瞑想」と言っているらしく、数行読んでよく考える、熟考する、というのは大事なことかと思いますが、私自身がこれをやってきて、なかなか良いなと思っている方法をご紹介します。
それは、3冊同時読書です。やってる方もいらっしゃるかもしれません。
例えば、読みたいけど難しい本と、まあまあわかる本、簡単に読める本を織り交ぜて、読む方法。ジャンルは問いませんが、今自分が読みたいな、というのを選べばよいと思います。
何年か前には、その時に自分が読みたい本、プロセスワークの本、シュタイナー関係の本、エネルギー医学関係の本を同時に読んでいました。同時に読むと言っても、私はひとつの本をずっと最初から最後まで読み通すのが苦手で、読んでいると飽きてくるのです。
そうしたら、別な本を読みます。そうすると、なんとなく同じことを違う角度で言っている場所にでくわして、1冊だけ読むよりも立体的になり、理解が深まったりします。はじめのうちは、わかるところだけ拾い読み、ななめ読みがおススメです。これも、ひとつのクロストレーニングです。
学習スタイルが人によって違うので、皆に合うわけではないと思いますが、試してみてください。
それをずっとやっていくと、手にして開いた本に知りたかった答えにつながることが書いてあるようなシンクロニシティにだんだんとつながって行くようになります。
(次回は、ピンポイントにジャンルを絞り、シュタイナー本をどう読むかについて書いてみたいと思います。)
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磐梯朝日国立公園に位置する裏磐梯で、
パーマカルチャーにもとづいて場のデザインをしつつ暮らしています。
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2019年の講座ワークショップ案内をアップしました。
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