goo blog サービス終了のお知らせ 

Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

このブログについて

たまに更新します。
最近はnoteに記事を書いていますので、Earth Spiralのnoteもご覧ください。
note Earth Spiral
星々のことば/猫の言い分/Plant Medicine/白魔術研究所ほか

ダイヤモンド・ダスト

2012-02-13 | 裏磐梯時間
カーテンから太陽の光が透けて見え始めたので、
今日は晴れだ!と思って、東側を空けてみると、空気がキラキラしている。
ダイヤモンドダストだ、と思って、外に出てみた。



太陽が昇ってくる、はじまりの時間。
あちらこちらで、鳥達の声が聞こえる。
冴え冴えと冷えた空気、
それが、キラキラと漂っている。


(クリックすると拡大写真になります)
写真にも、キラキラが写った。






気づくと、旧家屋の屋根の雪下ろしをしていた、
もりやんも太陽を眺めているのか、何を見ているのか、
雪かきの手を止めて立っている。



東側にあるイチョウの木。
枝は樹霜となって、
凍りついたように見えるけど、
春に向けて、しっかりと準備中。

イエローフォール@磐梯山

2011-02-23 | 裏磐梯時間
いつも家から見ている磐梯山の爆裂口。
そこには、冬になると出現するというイエローフォールがあります。
お友だちの案内でイエローフォールを見に、
磐梯山の猫耳を目指していってきました
(二つのピークが猫の耳みたいなので)。

まずは裏磐梯スキー場まで行って、スキー場のリフトで昇ります。
正面に、磐梯山の猫耳が見えるの分かりますか?

リフトで1100メートルまで登れるので楽ちん。
ちなみにうちがあるところは標高820メートルです。

リフトを降りて林の中をちょっと歩くと銅沼(あかぬま)があります。

鉄分とかが多いのかな?赤いです。

銅沼の先へ進むと、噴煙が!!!
磐梯山はやっぱり、生きてるなというのをひしひしと感じます。

磐梯山の猫耳のところ、近くに行くとすごい岩がいっぱい。
後ろを振り返ると、桧原湖や遠くに月山、朝日岳、飯豊連峰なども見渡せます。

景色を見ながら雪上を歩いていくと、人がたくさん集まっている場所が!
おっ、イエローフォールだよ~ん。



この、黄色い色は硫黄かな?
落ちていた破片、なめてみると、なんだかミネラルな味がします。
岩から少しづつ染み出してくる液体がだんだん固まって、
こんな風に、滝にようになるようです。

実は、目的はこれだけではなく、雪上で爆裂宴会をしようというのが目的。
人がたくさんいるところから離れて、更に上っていきます。

おお、ここはどこの国だ?と思うような風景。
そこには、トレッキングの人たちの足跡もあるけれど、今日は誰もいません。
度物たちの足跡もついています。

そこにゴザを広げて、お弁当を取り出して、
友だちはチーズフォンデュをつくってくれました。
いや~、幸せだなぁ、と口々に言いながら、
ゆっくりとランチタイムを楽しみました。


時々、小鳥達がやってきて松の実を食べているよう。
自分達が黙れば、あたりはし~んとした空間。
空気は澄んでいて、磐梯山の猫耳の存在感。
そして、もっと大きかったという天狗岩があります。
天狗岩はいつだったかの新潟地震でくずれて、今の大きさになったとか。
その時には裏磐梯中の空がチリに覆われ、磐梯山が噴火したとみんな思ったとか。
ほんとかな?

静かな中、ゴロゴロっという音が時々聞こえます。
温度が上がって氷が解けて、固定されていた石や岩が落ちていく音だそうです。
こんな良い天気が続いたり、こんな風に岩が落ちるのは、
普通は3月になってからの現象だといいます。
2月でこんな感じって、暖かく良いお天気が続くのは嬉しい反面、
なんだか、やはり気候がおかしくなってるなと思います。

2時間ぐらいゆっくりランチをしてからは、
日が磐梯山に隠れる前に下りようということで、尻滑りをしながら降りてきました。


太陽が隠れようとしている右のほうに、噴煙が見えますか?

くだりの風景も楽しみながら歩いているともう16時ちかく。
太陽が傾くと光の感じも変わってきて、さらに美しく山が光っています。


リフトでまた下って下界に戻ります~。
また来るよ~猫耳さん。













桧原湖@裏磐梯のワカサギ釣り

2011-01-17 | 裏磐梯時間
昨年12月に、裏磐梯で一番大きな湖、桧原湖でワカサギ釣りをしてきました。
今日、グーテンのオンエアーで紹介されたのをみたら、
また、ワカサギが食べたくなったので、ブログ書くことに。

前回の冬は、初めての冬だったので、釣りに行く余裕もなく、
ずっと、家にこもりっぱなしで下が、今回はテレビ取材という機会があって、
近所のペンション、風来坊さんの案内で体験することが出来ました。



桧原湖近くまで車で行って、そこからは船に乗って、ワカサギ釣りのドームまで行きます。
湖が結氷したらスノーモービルで行くのかな?
そこまで行くのも、初体験なので、なんか楽しいです。
漁船に乗った気分。

しかし、この日は東風。裏磐梯は通常、西から風が吹くことが多いのですが…。
東風の日は魚がつれないといいます。
釣りをするところは、ドームになっていて、中にはストーブもトイレもあり、
外は寒くても快適。

まずは、釣竿にエサをつけます。
全くド素人の私たち。
鈴木さんがとても丁寧に教えてくださいます。

ほんとに、東風の時って釣れないんですね。
あと、時間帯もあるらしい。
お昼近くになってきたら、魚群探知機に魚の群れが…。



ちょっと、場所を変えてやってみたら、
おお~~~~!



釣れた! もりやんは、これはワカサギですか?というぐらい大きいのをつりました。



なかなか、つれなかった私も、ビギナーズラックで2匹かかってきました。

この日は、7~8名の常連さんと思しきおじ様たちと、風来坊の奥様・由利子さんが船の中にいて、
みんなでワイワイ。みなさんお昼も持参で、朝早くから15時ぐらいまでやってるんですね。
ぺちゃくちゃおしゃべりしたり、お茶飲んだりつまんだりしながらのコミュニケーションも楽しみの一つ。
私たちはお昼過ぎに上がってしまったのですが、
一日がかりで行くのが正解だなと思いました。

戻ってからは、風来坊さんのペンションを見学させてもらい(うちの数件隣なんです)、
その後、家に戻って、頂いた一夜干しとつりたてのワカサギを天ぷらにして食しました。
うううう、美味い。

晩御飯にまた、天ぷらしようとおもったら、
ワカサギちゃんたち、硬直してたので、あの、釣りたてのワカサギは、
めったに食べられるものではないことに改めて気づきました。
裏磐梯に住んでてよかった。

そして、あまり釣る事が出来なかった私たちに、ワカサギを分けてくださったおじ様たち、ありがとうございました!

条件がよければ、初心者でも結構つれるらしいので、
裏磐梯においでの際は、1日はワカサギ釣りやってみてください!





中瀬沼探勝路@裏磐梯でスノーシュー

2011-01-14 | 裏磐梯時間
うちの周囲は国立公園なので、景観のいい散歩道がたくさんあります。
今日は、日差しがあって、暖かく良い天気で、
週末は荒れた天気になるというので、
このタイミングでスノーシュー+温泉に行こうということに。
グリーンシーズンは植物観察に良く行く中瀬沼のコースに行ってみました。

ここは、湿地なので、普段は木道を散歩します。
雪が積もると、一体どこなのかさっぱり分からなくなりますが、
すでに、道が切ってあって、初めての人も、迷わずに歩けるようになってました。



動物たちの足跡は、うさぎはたくさんみられます。
あとは、キツネ、テンやイタチ、カモシカかなと思われるものがあちこちに。
時々、キツツキ(アカゲラかな?)が鳴きながら飛んでました。
その他、野鳥もいろいろいましたが、双眼鏡わすれたorz

このコースは普通に歩いて1時間ですが、草花のある時期だと、
ぶらぶら寄り道しながら観察しながら歩くので、2時間はかかります。
今は、そういうことがないので、さくさく歩いて、
中瀬沼と磐梯山を臨む東屋に到着。



かわいらしい、ツララが。



でも、雪庇がこんななので、暖かい日は時に東屋下は注意。
なぜか、雪庇の下に足跡いっぱい。どさっと落ちてきたら危ないよ。




下に見える中瀬沼はこんな。磐梯山はちょっと隠れ気味。

近くにあった、プレスリーダケカンバ



雪がもこもこ枝の上にのってます。

1時間ぐらいで一回り。
夕方のレンゲ沼。



アップダウンもほどほどにあり、
確実に大丈夫と思うところだけコースアウトしてみたりして、
なかなかよい運動になりました。
このコースのあと、休暇村の温泉に行くってのは正解。















森の仲間たち

2010-07-31 | 裏磐梯時間
5月に引き続き、ワイルドチームがこたかもりでキャンプをしにやってきました。
今回は2泊3日でゆったりモード。

到着後、うちの前の林にクマのうんちを確認に。
そのまま湿地に入り、やぶこぎしながら裏磐梯の自然とチューニング。
近所の人が、ススキでのばった作りを教えてくれたので、
一緒に作ってみるけれど、意外に難しかった!

途中から、諦めて、ススキの葉っぱをよって腕輪にしたりして。



アカソという植物からの繊維のとり方を教えてもらって、やってみたら意外に楽しく、
それでも腕輪を作ってみたりしました。
草木染に続き、ちょっとはまりそう。



さて、森にテントを張った後は、初日はうちの庭で晩御飯。
メンバーの1人が、弓切り式で火起こしをやってくれた。
何も無いところから火が生まれる瞬間、これはやっぱり感動的。
おかげで楽しい夜の宴が過ごせました。
ネイティブアメリカンの話や妖精の話で盛り上がり、
ほぼ、満月の下で、太鼓たたきながら踊ったりして。

次も日は、朝から、こたか森で森遊び。
もう一組のファミリーも加わって、一緒にジャンベをしたり、
近所の人から提供してもらった「クマ肉」で
クマ汁を作り、お昼をみんなで食べたり、野生をすっかり満喫しました。

ワイルドチームはパーマカルチャー仲間でもありますが、
自然に対する感性がとてもとても近いので、
みんなと時間を過ごしたのは2回目だけれど、
なんとなくファミリーな感じがしてほっとする仲間たちです。

次回は火起こしを是非、マスターしたいです!
あとは、ジャンベもね。ジャンベ買うぞ!



その他の写真はこちら

裏磐梯にしかいない

2010-06-22 | 裏磐梯時間
一匹



二匹



三匹

よく飛んでいるのですが、裏磐梯にしかいないトンボ、
アマゴイルリイトトンボかな、と思ったら、エゾイトトンボかな。
トンボに詳しい人、教えてください。

いつもふわふわしているので、写真難しいなと思っていましたが、
森の中にいっぱいいたので、ちょっととらせてくださいな、
といって、カメラを向けていたら、ポーズをとってくれた感じ。



これは、よくいるね。オオミズアオです。
庭の囲いの木に止まっていました。
でも、なんか模様がないんだよね。なんでだ?



そして、庭仕事をしているとよく見かける毛虫。
クロと茶色で毛がふさふさ。くるみちゃんみたいです。
歩くのが思いのほか早くて写真撮るの大変。
これは何の幼虫だろう?



わさび失踪事件以来、また仲良しになったニャンコ姉妹。
これも裏磐梯にしかいません。





宇宙的風景

2010-01-24 | 裏磐梯時間
10年以上前に、ネロリの精油の蒸留を見るために、
北アフリカのチュニジアに行った。
そのとき、地中海のカルタゴから徐々に南下した。
南下するにつれて、青と白の地中海の風景から、
茶色の風景に変化していった。
最後は砂漠にたどり着いた。
もちろん、らくだにも乗った。

砂漠は、植物がなく、果てしなく続く砂と空だけ。
なんだか、宇宙っぽい感じがして、意外に好きだった。
植物も生えていない、生命の立ち入る隙を許さない場所。
あるいみ、冬の裏磐梯、毎日白くて白い砂漠っぽい。
別世界な感じがするのは、そういう宇宙的な感じなのかもしれない。

しかし、こんなに寒くても植物はちゃんと生きていて、
野生の動物達も生きているんだよな。