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Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

このブログについて

たまに更新します。
最近はnoteに記事を書いていますので、Earth Spiralのnoteもご覧ください。
note Earth Spiral
星々のことば/猫の言い分/Plant Medicine/白魔術研究所ほか

葛藤をひきうける

2015-12-13 | 日記的な
ずっと、人間のことと自然界のことを探求しています。
植物や動物などは見れば見るほど合理的に出来ており、
神の采配ですべてが美しく織りなされているように思うのですが、
こと、人間に関しては、「なんですかこれは?」という、
驚嘆と嫌悪が入り混じった感覚がなかなかぬぐえない始末。
自分がセラピスト業をやっている(やっていた?)というのも、
謎であります。修業のためという考えもありますが。
先日、アントロポゾフィー医学講座に参加させていただいたとき、
鉱物、植物、動物が、何かを請け負ってくれているから、
人間は自由にいられるのだ、というようなことを言っていました。
人間は不要な物を下位王国に置いてきたために、今のようにいられると。
そうすると、下位王国といえども、そこに対する感謝やリスペクトが、
沸いて当たり前と思うわけです。そうじゃなくてもリスペクトするけど。
・・・・・・・・・・
自分が無自覚のうちの持っていた信念に最近気づきました。
「動物や植物、鉱物などはケアの必要があるけれど、
人間は自分のことは自分で出来るから、ほっといていい」
というのが、私の信念です。
だから、「癒したい」「癒されたい」という言葉を聞くと、何言ってんじゃ、
思うわけです。自力で何とかしろって。
基本、その信念は間違っていないと最近気づいてからも思いますが、
ものの言い方には気をつけないといかん、ということを、仕事を通して学ぶわけです。
しかも、ある時からコミュニティ活動みたいなこともやっていたわけです。
そんなこんなの時の、3.11。
その後の対話の活動などで出会った人々とのつながりや、
その活動をやっていた時期は、人間好きというか、
人間って興味深いという気持ちが強くなりました。
セラピーの仕事も、同様に、人間の持っている
底力を見せつけられることがある仕事です。
植物や動物とはまた違った何かがあります。
・・・・・・・・・・
最近は、めっきり対話の活動も収束して、
もっぱら、植物との対話がメインなので、また、人間めんどくさい病が発症。
それではいかんと思って、いろいろとワークをしてみています。
そこで、いくつかのことに気づくわけなのですが、
今日、ふと思ったこととしては、大事かもしれないので
メモしたいなと思ってこんな長い文章を書いています。
鉱物界~動物界があるものを請け負ってくれた代わりに、
人間は葛藤を請け負って、ここに存在するのではないかと。
もちろん、それぞれに、いろんなせめぎあいがある中で生きているけれど、
そこに調和点を見出しているのが、自然界だと思うし、
そこが神業なのだと思うのです。
人間はいつまでたっても調和点を見いだせずにいる。
・・・・・・・・・
瞑想やスピ系のワークをしていると、闇ではなく光をみなさい、
ということが、ことさら強調されているように感じることがあります。
それは、ある程度の中心軸の強さがないと闇に引っ張られるからであって、
まずは、光の部分、いいところを見ましょう、という第一ステップに過ぎない気が・・・。
でも、まずはそこを通る必要があると思うのです。
そして、そのまま光に向かって行けるかというと、たぶんそうではない。
なぜなら、人間は、鉱物・植物・動物界が請け負ってくれたものと引き換えに、
葛藤を請け負ったからではないかと思うのです。
それは、自由を手渡されていることと関係あるのかもしれません。
・・・・・・・・・
今年の出張も終わりほぼ表立った仕事も終わりなので、
ちょっと、のんびりしてから来年の準備、と思いきや、
人間なのに、人間嫌い、という最大の葛藤を自分が抱えていることに、
あらためて気づき、笑ってしまう今日この頃です。
(おしまい)

やっぱり生き返るわ

2015-06-24 | 日記的な
東京出張は、いつも、それなりに楽しいのですが、
それなりには疲れる。

美味しいものも、いろいろ食べられるのだが、
ちょっと、フレッシュなエネルギーが足りないのです。

しかし、なぜか、東京に行くと、
スーパーに売ってるカットフルーツのパインが食べたくなる。
なんでだろう…。

昨日、出張から戻り、今日は快晴。
すっかり夏です。
4日開けたら、畑は草ボーボーであると同時に、
収穫できるものがたくさん待ち受けていた!





スナップエンドウ



クワ



イチゴ

トップの写真は、模範的なイチゴちゃんです。



今年はクワが大豊作。
クマが来ないようにせっせととって食べます。
豊作なうえに、味も甘くて酸っぱくて
とても、美味しいです!
イチゴも香りが良く美味しいです!

あー、生き返った。

「力」をとらえる

2015-01-31 | 日記的な
人生の流れやフェイズが変わるときは、
何か予感のようなものがあることを
経験している人は多いと思う。

3.11の震災は突然の出来事ではあったが、
今振り返ってみると、
自分の中の流れ「だけ」で考えれば、
裏磐梯に引っ越して1年を過ごし、
何か『満たされた」感覚があった。
それは完成であり終わりであったのだと思う。
冬の間に、春からの計画を立てても、
考えては消し、書いては破り捨てる、
というような進まない感じがあった。

もちろん、今振り返ればの話で、
その時は、起きることの予兆とは
思っていなかった。

3.11以降は何度も書いているけれど、
真っ暗なトンネルか洞窟に入ったような、
全くの手探り状態で、手に触れた何かを
頼りに、進んでいくしかなかった。

2012年にこびっとハウスをつくりはじめた。
何もできないところから、
なんではじめようと思ったのか?
あの時、自分たちの中で、
何かの力が働いていたのだと思う。
妖怪に乗り移られていたか(笑)

それから3年、こつこつと進めてきた。
持続できたのも、こびっとハウスに、
何かの力が宿っていたからだ。

こびっとハウスを創るプロセスもそうだが、
震災後、今までの自分のパターンを
手放さざるを得なくなり、
新しいやり方を学んだ気がする。

しかし、人生とは生きている限り、
同じパターンの繰り返しという、
楽な道は用意されないようで、
ここにきて、こびっとハウスを
3年創ってきたきたフェイズから、
次に行く予感を昨年末から感じはじめた。

変化の時期は、ワクワクもあるけれど、
不安定な時である。
自分のパワーアニマルが変わる移行期には、
何かにとりつかれやすくて危険な時期だというのを
聞いたことがあるが、そんな感じになる。

いろんなものがやってくる。
自分の中で、いろいろな迷いが生じたり、
いろいろな誘惑が生じたりする。

先日、次なるものは見えつつあるのに、
なんだか不安定な感じが続いた時に、
以前にも投稿した「緑の鹿」が夢に登場した。

それは次なる場所に
自分達を導いてくれる力なのだと思った。
そんな時は、夢に限らず、
自分が惹かれるものなどに注意を向けると良い。

こびっとハウスをつくりはじめるときは、
「こびっと」という言葉がポロッと生まれて、
それが、全体を進めていく力になっていたが、
今度は、そのパターンではないらしいことが、
だんだんわかってきた。

やっぱり同じパターンではいかないってことだ。
でも、だんだんと楽しめてきた。
自分に必要な力となるものを、狩りに行くような、
そんな心持である。

あ、そうだ、狩りは猫に学べ、だ。

わたしの中のハカイダーだ

2014-12-31 | 日記的な
2012年から、こびっとハウスを作りはじめ、

3年目が終わろうとしています。

発想から形になるまでの作業は、

コツコツと積み重ねてきたもの。



思ったことを形にするとは、

こういう作業なのだということを

体験することが出来て良かった。

そして、この感覚はとても新鮮。



良く考えてみると、自分のやり方は、

壊して、また創る。

というのがパターンの中にあります。

ちょっとカッコよく言ってみると、

破壊と創造です。



それが自分のいつものパターンで、

そのパターンは、自分が「子供のころに見ていた夢」にも

あらわれているということも気づきました。



今年1年やってきたこびっと道場では、

自分の「子供のころに繰り返し見た夢」を

読み解いていき、それを現実の人間関係や、

社会での自分のあり方を考える機会となりました。



最近、自分の中で起きている、

ちょっとした困りごとの中にも、

このパターンが潜んでいることに気づきました。



今年やったことを踏まえてブラッシュアップして

来年また同じことをやるのではなく、

自分の中で新たにインプットされたものを

反映し、よりよくしたいのですが、

それをするには一度壊す必要がある。



破壊して新たに創造せよ



と、自分の中の声は言っているのだけれど、

いやいや、やぱり、積み重ねていくのが大事でしょ、

という、もう一つの声があります。



こびっとハウスをつくる過程で、

コツコツ積み重ねていくことは、

「ゆるぎない力」になることを実感しているので、

そうあらねばという自分がいます。



しかし、自分に影響している「夢」からは、

「破壊して新たに創造せよ」という声。



今年のこびっと道場の夢のワークでは、

自分の子供のころの夢には抗いがたい、

ということを感じました。



つまりは、わたしの中で、

破壊と創造の力を抑圧してはならぬのです。



一方で、こびっとハウスづくりで学んだ

「コツコツやれば想いを形にできる」

は、わたしにとって、とても新鮮で、

大事な感覚なのです。



この、対極にある二つを、うまく統合させていくことが、

来年の自分の中での課題なのかもしれません。



いくら、丸くなろうと思っても、

体型は丸くなれども、

意識の中のハカイダーは、

消えることはないということに、

気づいた、良き年末となりました。

見えないものに向き合う季節の到来

2014-11-04 | 日記的な

今年はどうかな…と思っていた紅葉は、
寒くなったと思ったら、しばらく暖かい気候が続き、
思いのほか、長く楽しむことができた。
紅葉の美しさはもちろんなのだが、
ずっとここに住んでいるものの視点としては、
太陽が昇るときに沼から立ち上る靄や、
そこに陽がさしてくるときの美しさのほうが、
よほど価値があるものに感じる。









朝陽があたって結露した水滴がまとわりつく猫じゃらしの様子や、



太陽が昇ったら一瞬にして消える、葉っぱに降りた霜などは、



その瞬間にしか見ることが出来ず、
紅葉を見ることができる時間に比べたら、
その時に出会わないと体認できないことだから、
そう感じるのかもしれない。

おとといは、この季節にしては暖かかった。
冬支度や庭や畑を来年に向けて整えようと、
外に出てみたのだけれど、
枯れた植物たちの形の美しさに目を奪われ、
作業がさっぱり進まなくなってしまった。









冬支度の時に、こいうことに目が行くということは、
こびっとハウスの作業にもだいぶ余裕が出てきたということ。



今朝、顔を出した磐梯山は、きれいに雪化粧されていた。
春から秋までの様々な営みを見守ってきてくれたことに
感謝の気持ちを捧げようと、窓を開けて磐梯山に向かって祈ってみた。



ルドルフ・シュタイナーは、
魂は夏に眠りこけ、冬に覚醒するといっているが、
目の前に生命力があふれて、何かが常の動いている夏に比べて、
確かに、この時期になると、だんだん、自然界が静かになると同時に、
目には見えない何かがやって来る、もしくは目覚め始めた感じがする。

今朝はちょっと風が強く、
紅葉したカラマツ林がゴーゴーと音を立て、
枯れた草たちがサワサワと音を立て、
向こう側には雪を頂いた磐梯山がそびえ、
こちらに何か話しかけてきているような感じがした。

見えないものに向き合う楽しみを感じる季節がやってきました。












教科書のない世界

2014-05-18 | 日記的な
3.11の震災前は、先人が提示してくれている、
世界観や考え方に共感し、指針にできるものがあったけれど、
2011年の3月11日以降、私たちは、教科書のない世界に生きて、
自分で確かめるしかない世界にいるのだと、つくづく思います。

3.11以降、それまで自分が自然と共生する暮らしをめざし、
拠り所としていたものが崩れ去った時に、
苦し紛れに「わからないからはじめよう」と思ったことが、
結果的に、自分にとっては良かったと4年目にしてやっと思えています。

放射能の問題にしても、命にかかわることであるにもかかわらず、
これだけ、ひとりひとりの中での真実が食い違っている、
そんな事態は、今まであったのだろうかと思います。
(まあ、あったのかもしれないけど…)

私の目も、あなたの目も、この世界の姿を見つめていて、
私の耳も、あなたの耳も、この世界の姿を聴いている。

世界をホリスティックに感じようと思ったら、
私の目も耳も、あなたの目も耳も必要なんだ。

それがわかったことが、困難な時を経験した中での、
ギフトの一つではないかなと思っています。

教科書のない世界を、生きて、自分で確かめていく、
そして、新しい世界をつくっていく、
それを、この道場で、みんなでやりたいなと思います。

こびっと もりのくらし道場
参加者募集中!


場のエネルギーを整える

2014-05-05 | 日記的な
5月の後半から6月が畑仕事のピークですが、
今年は、その頃に、こびっと道場が始まったり、
色々予定があるので、畑仕事はちょい前倒し。
天気も良く暖かい日が続くので助かります。

●パーマカルチャー

パーマカルチャーの基本は、まずは観察です。
状況を把握して、問題を抽出して、
それに対する戦略を立てて、デザインをする。

数年間ここで実践してみて分かったことがたくさんあるので、
その経験と観察をもとに、デザインしていけたらと思います。

なかなか、やって失敗して実感しないと学ばないタイプなので、
最初から綿密にデザインするっていうのは、私には無理でしたorz
やってみると、あ~、人の言うこと聞いておけばよかった…
という結論に達するのですが、ま、良いのですそれで。

敷地全体の大きな変更は冬にデザインをして来年からと考えています。
全面的にデザインを変える可能性もあったのですが、
畑作業をしていて、なんとなく、今までつくってきたものも残しつつ、
そのつながりを考えていくのがいいのではないかなと思いはじめています。

●co-creativeな敷地デザイン

自然界との協働する場づくりも意識しています。
パーマカルチャーも、よく観察してそれに基づいてやっていくので、
同じことかもしれませんが、自分の中でパーマカルチャーでは
明示的に学んでいない要素として加えているのが、
ネイチャースピリットとか精霊とかなんとかかんとか、
というのを意識することです。

なんとなく、そうしたいな~というのもあり、
なんとなく、やっていたのですが、今年からはもう少し
明確に意識的にやっていくことにしました。

そう感じるようになってきたのは、
こびっとハウスの存在感の影響が大きいかも。

ここで、今、意識されるのは、デザインしていくうえで、
エネルギーセンターをどこに作るかです。
既に、ここの場で自分たちが暮らし始めて5年目なので、
これからつくるというよりも、すでにエネルギーが生み出される場や、
その流れはできているので、
そこに気づきながらやっていくということかなと思います。

そんなこんなを意識しながら、ぼちぼち作業をしています。

【5月4日の作業】



スナップエンドウの種まきをしました。
去年、自家採取したものです。





トマトさんを、育苗トレイからポットに移しました。
プチトマト、アイコ、ゴールデンクィーン、グリーンゼブラ、モモタロウ
いずれも自家採取したもの。
モモタロウは昨年は苗で買ったもので、おそらくF1種だから、
そこからとった種なので、だんだん、先祖返りするだろうと思います。
でも、別に、甘いトマトを欲しているわけじゃないので。
トマトらしいトマトが出来ればいいかな~と思います。
トマトの魅力は甘いとかなんとかじゃなくて、
火を通した時に出てくるあの旨味です。
そういう意味ではグリーンゼブラなんかはとても美味しかった。



それから、ハーブ類をいくつか移植しました。
丸くつくった畑の真ん中は手が届きにくいので、
花かハーブを植えようと思っていて、
既に庭に生えているもので、緑肥にもなるということで、
マメ科のものを選びました。
あまり広がってしまっても困るので、
わりと、コントロールしやすいものということで、
ルピナスとアルファルファを移植することに。

移植するのに、小さい苗を探していたら、
写真のルピナスを見つけました。
これ、去年倒れたルピナスの茎の間から出ていたのです。
種だけじゃなく、こうやって増えるのね、と思いましたわ。

今日は雨が降るらしいので、畑作業はお休みです。

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こびっと もりのくらし道場
パーマカルチャーのことや、暮らしの空間デザインのことなどやります。
具体的に暮らしをつくる知識・技術と、
自分の内的なものの捉え方、そして、外の世界と自分の内側のつながりに、
気づいていくことをやっていきます。






ボディ・マインド・スピリットについてのブログ

2014-03-01 | 日記的な

Earth Spiralのホームページに、
不定期に、カラダとココロと魂に関するブログを描きます。
今までに書いてきたアーカイブの紹介や、
その他、情報リソースの紹介など、
思いついた時に書きます。

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(写真は、くるみがフェルデンクライスメソッドのワークをしているところ…
っていうのはウソですが、床でゴロゴロ、こんな感じのことをやります)

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