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実家から見たスカイツリーです。
つい先日、最愛の婆さんが95歳で亡くなりました。
大正3年、第一次世界大戦開戦の年に生まれ、関東大震災や第二次世界大戦を生
き抜き、9歳で実母を看取った(しかも震災の年に)のを皮切りに、実父、継母、旦那
さん(私の爺さん)、弟、長男、妹と自分の肉親を次々と看取ったあと、最後の最後に
婆さんは天国に行きました。
そんな沢山の悲しみや苦労を背負っていたにもかかわらず、婆さんはいつも笑顔で
人懐っこくて、婆さんの周りにはいつも人が集まり私も婆さんの傍にいるだけで暖か
い気持ちになったものです。
蕎麦が好きで、柴又帝釈天を愛し、そして何より私を可愛がってくれました。
もう婆さんに会えないと思うと寂しくて悲しくて、何とも云えない気持ちになります。。。
40になろうかという男が情けないですね。
婆さんのことですから、そんな私を天国から笑い飛ばしているでしょう。
そして
「順番だから仕方ない、私は幸せだったよ。」って絶対言っているはずです。
いつも口癖のように言ってましたから・・・・。
好奇心旺盛な婆さんはこうも言っていると思います。
「でも、スカイツリーの完成が見れなかったのは残念だったよ。」って。
婆さん、長い間お疲れ様でした。婆さんに愛され婆さんの笑顔に包まれて育った俺
は、本当に幸せでした。寂しいけどこればっかりは順番だもんね。
俺もいつか婆さんみたいな暖かい人間になれるよう頑張って生きてみますね。
合掌